コロナウィルスの感染を拡大しないために、多くのひとが外食を控えていますよね。わたしもです。

そろそろ外食が恋しくなってきましたか?わたしも恋しいです。

わたしにとって、お店で食べるたのしさ・おもしろさは、お料理だけではなくて、

いっしょに居る人との会話、お店の雰囲気やスペースデザイン、お店の方や他のお客さんとのやりとりだったりします。

それと(お店の規模や価格帯に関わらず)誰かにお料理や飲み物を作ってもらったり、テーブルまで持ってきてもらったりするのって、うれしい。これってとてもスペシャルなことではありませんか?

この記事では、遺伝性のお腹の病気でふだんから外食がままならないわたしが、家でレストラン気分をたのしんでいる工夫をいくつかご紹介します。

 

1. お皿に余白を作る

あっという間に雰囲気が変わりますよ。なんでしょうね、物語が生まれるというか!

いつものお皿+少なめのお料理でもいいし、大きめのお皿+いつもの量でも。新しいうつわを買うならば、思うより大きめのお皿がおすすめです。

お皿に余白があると心にも余裕が生まれてゆったり味わえる気がします。

 

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低脂肪ゆずのパウンドケーキ、低脂肪バナナ乗せ全粒粉のざくざくチョコレートケーキ

 

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黒いけど余白。かつおのたたき+スモーク塩

 

2. しまってあるお皿を出して使ってみる

下の写真の豆皿、もう熱烈に好きなのですが、ひところ大事にしまってあった時期があります。なぜかというとちょっと普段使いにはファンシーすぎるから。

それです!普段使いにはファンシーすぎるものを、ふだんから使うのがレストラン。

引き出物でもらったとか、なんでもいいのでしまってあるお皿を「うんせ♥」と出してきて、買ってきたお惣菜なんか盛り付けてみたら、いいことあるかもしれません。

ヘンなお皿が出てきたらそれこそお店きぶんで楽しいし、ヘンすぎたら処分する良い機会ですもの。

 

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ピラミッドみたいな形のスモーク塩を入れたり積極的に登用しています。

 

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ロイヤルコペンハーゲンのビンテージのどでかいポットとひらひらしたティーカップも使っています。(おばあちゃんぽいけど好きだからいいのだ)

 

3. 青い食材を取り入れる

ブルーの食材だけでなく、紫色や青みのある赤色の食べものも含めて、わたしは青い食材と呼んでいます。たとえば:

ブルーベリー、生のプルーン、ビーツ、紫きゃべつ、ラディキオ、紫じゃがいも、紫さつまいも、いちじく、なす、紫にんじん、紫ピーマン、ぶどう、紫のベビーリーフなどなど。

青い食材をちょこん、あるいはパラリと足すだけで、同じ料理がいきなり大人っぽくおいしそう。おしゃれになるというか、それっぽくなるというか。

(高級感が出るので、レストランやお惣菜店では価格を上げるテクニックとしても使われているそうです。たしかに)

ほかのものと合わせるなら、青の分量は少しがおすすめです。

 

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ホットクックで蒸したビーツ+ホットクックで蒸したおこわ+ブロッコリとじゃがいものハッシュ

 

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切ったバナナにジャム乗せて、冷凍のブルーベリーをぱらり

 

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蒸したラディッシュのピンクがなかったら、見た目ひさんだったかもしれないベージュのひと皿(栄養はたっぷりです=超低脂肪揚げないエビカツ+レンズ豆+セロリとかぼちゃのハッシュ)

 

4. 食卓から食事に要らないものをどける

下の写真はわたしが好きなフォーのお店です。テーブルの上には、必要な調味料と人数分のお水のグラスのみ。あとは平らなスペースです。

レストランのテーブルは公の場所なので、私物は置いてありません。

家の食卓にはいろんな「私物」が置いてあるはず。そりゃだって自分の家だもの。自分のモノがたくさんです。

家の食卓から私物をどけると、テーブルの上が公の場所になりますよ。だからレストラン気分なのだ。

(想像してみてください。レストランのテーブルになぜか店長のお財布が乗ってたり、知らないお客の化粧ポーチだのスマートフォンだのが置いてあって、そこでご飯たべないといけない状況、気持ち悪くないですか?うっ。)

 

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テーブルクロスでてきとうに場所を区切るのも、家ならまあいいか。

 

5. デザートの前にいったん食卓をリセットする

お腹の病気で内容しょぼいわたしのごはんでも、食後にお茶とデザートがあるとレストラン気分になります。

時間とエネルギーと胃袋に余裕があるときは、食後のデザート、すてきですよね。

ただ、食べ終わったお皿や食べこぼし、使ったナイフやお箸なんかが目の前にあると、もうぜんぜん気分でません。

お皿を下げてテーブルの上をまっさらにするのは数分かかるのですが、わたしはお湯を沸かしたりお茶を淹れているあいだにやっています。

 

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ちいさい苺のショートケーキ(低脂肪カステラ+なめらかにした木綿豆腐+いちご)

 

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デカフェ緑茶のティーバッグと生のミントの葉っぱでミントティー

 

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買ってきたお菓子も包装から出してお皿に乗せたいです・・なるべく。「観音寺」という四国の四角いおまんじゅう

 

6. お互いの給仕人になってあげる

わたしはお給仕してもらうのが大好き。(するのも好きだけど)

飲みものをついであげるときはソムリエのように。(←YouTubeで勉強しなくてもソムリエのフリでOK)

食べものをよそってあげるときは、どのおかず?ごはんの量は?お肉は何切れ?お魚どのへん? 相手の望みどおりに。

レストランの給仕係の方は「え?ダイエット中じゃなかったっけ?笑」とか「残っても困るから食べちゃってよ」とか絶対に言いませんよね?(←このようなBadな給仕係の人がいたらコメディになると思うけどモンティ・パイソンみたいで)

お互いにお給仕してあげると、近しい間柄でも相手の好みについて新たな発見があるかもしれません。

自分でよそりたい人にはぜひぜひ自分でさせてあげましょう。

 

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ぜひぜひ自分でよそりたい人のヴィーガン・ビュッフェ。キャンドルもいいですよね。

 

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ひとりの場合はどうするのよ?そりゃもう自分にお給仕してあげるんです。↑ビーツひと切れでお願いしました。

ボナペティ~。

 

本日のスペシャル

1日1新:電話処方(診療から決済と配送までワンストップすごい)
1日1冊:ふぞろいな合格答案プロジェクトチーム「ふぞろいな合格答案 エピソード12」、Jill Liddington「Presenting the Past: Anne Lister of Halifax」、河口慧海「チベット旅行記」つづき。

 

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