ホームベーカリーの天然酵母コースって、ドライイーストがあれば(天然酵母がなくても)おいしく焼けるのです。

おいしくっていうけど、どういうおいしさなの?かというと・・ひとことでいうと「本格感」。

ドライイーストを使ってホームベーカリーの天然酵母コースで作ると、たとえば:

フランスパンならば、パリの(エリート店ではないふつうくらいの)アルチザンブレッド屋さんで売ってるパンっぽく、

食パンならば、横浜の自然食品店などで見かける半斤368円くらいの高い天然酵母パンっぽく、仕上がります。

 

breadmachine wild yeast bread (4)

 

この本格感はどこから来るのか?というと、発酵時間が長いから。天然酵母パンコースでは、焼き上がりまでに7時間かかります。

我が家のパナソニック製ホームベーカリーだと:

  • 早焼きコース→2時間
  • 食パンコース→4時間
  • フランスパンコース→5時間
  • 天然酵母パンコース→7時間

発酵時間が長いのでドライイーストの量が少なくてすみます。通常のレシピの1/4~1/5くらい。なんならそれ以下でもいけます。←実験ずみ

(ドライイーストは、たくさん入れるとジャンクな味わいになり、少しにすると本格感が出ます。それぞれ固有のおいしさ・楽しさがあるので、お好みと気分に合わせてどうぞ。)

この記事では、HBの天然酵母コースを使うときのコツ、注意点、レシピ、おすすめ書籍をご紹介します。

 

breadmachine wild yeast bread (9)

 

おいしくするコツ

  1. おいしい材料を使うこと。小麦粉にお金をかけること(とはいっても小麦粉ですので2kgで1,426円くらいです)
  2. 材料をキッチンスケールで計量すること
  3. 焼けたらワイヤーや網の上で冷ますこと

いつものレシピと違う点

  • ドライイーストの量を少なく(1/4~1/5に)
  • ドライイーストは、イースト投入口ではなく、パンケースにいっしょに入れる
  • 焼き上がりまでの時間が長い

それ以外は、いつものレシピと同じで大丈夫ですよ。

 

フランス食パン風レシピ

道具

ミトン(手袋)、ホームベーカリー、キッチンスケール

我が家のホームベーカリーは、パナソニックのベーシックモデルです。年季のはいった2012年製。3年前にいちどパーツを交換し、問題なく使えています

 

材料

  • 準強力粉 250g
  • 塩 3.6g
  • 砂糖 3.6g
  • 水 164g
  • ドライイースト 0.8g

ここでは「ラ・トラディション・フランセーズ 」というフランス・ボース地方産の準強力粉を使いました。Amazonプライムで2,268円/2.5kg。粉やの息子で1,697円/2.5kg。それらしい気分のパンになる粉です。お菓子に使ってもよし。

 

作り方

  1. パンケースに準強力粉を測り入れる。粉を片側に寄せる。
  2. 小皿などを使って、塩と砂糖を計量する。パンケースの下のほうに入れる。
  3. コップなどを使って、水を計量する。パンケースの下のほうに入れる。
  4. 小皿をなど使って、ドライイーストを計量する。小麦粉のてっぺんに指で穴をあけ、そこにドライイーストを埋める。
  5. 「天然酵母 食パン」と設定(予約するならここで)。スタートボタンを押す。
  6. 焼き上がってピーっと音がしたら取り出し、ワイヤーなどに乗せて冷ます。または(実はこちらがおすすめ)

焼き上がってピーっと音がしたら、フタを開けないで、そのまま取り出さずに25分まつ。25分したらパンを取り出してワイヤーなどに乗せて冷ます。

 

breadmachine wild yeast bread

 

ところで。ホームベーカリーのフランスパンコースで焼くと、パンの硬い皮がパンケースの羽にがっしりはまってしまい、パンケースから出しにくくて怖い、という方に朗報です。

(わたしもです。あんな猛烈に熱いものをフリフリしたりゴリゴリするなんてありえない)

天然酵母コースで焼くと、パンケースからふつうに出てくれます。味はフランスパンですが、皮は柔らかめなのです。皮バリバリのは素敵なお店で買えばよし。

 

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5ミリくらいにスライスしたパンと、冷凍してあったいちごジャムでひとやすみ。

 

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おすすめ書籍

パンを焼き始めたころ、ウェブや本でみつけたレシピをあれこれ試し、ドライイーストの量が多いような気がして、ずんずん減らしていったら・・大丈夫でした。そんなときに見つけて大喜びした本です。

個別のレシピをそのまま試すほか、材料の組み合わせや考え方を学ぶのに、長く使える本。書店で新しい本もチェックしていますが、やっぱりこの2冊がよいなと思います。

  • 高橋雅子著「少しのイーストでホームベーカリー 天然酵母コースでゆっくり発酵(少しのイーストでゆっくり発酵パン)」1,760円

処分したと思っていたら書類ボックスから発掘された~~♪

  • 志賀勝栄著「ホームベーカリーでつくるシニフィアンシニフィエの高加水パン&ドイツパン」

紙の本は絶版、Kindle版は販売中。Kindle Unlimitedなら無料で読めます。やり方は、「伝説のホームベーカリー本が、Kindle版なら手に入る・PCでも読める」という記事にあります。

 

家では全粒粉、外ではたいてい白いパン、にしているわたし。最近パン屋さんに寄る時間とエネルギーがなかったので、久々に白いパンも家で焼いたらおいしかったです。

涼しくなると焼きもの発酵ものがうまくいくので、これからの季節が楽しみですね。

 

本日のスペシャル

最近の1日1新:初めてお会いした方々、こよみ(カフェ、どら焼き、あんず大福)、古我邸(カフェ)、やけど(おかげさまで大丈夫です)、大規模めまい+耳鳴り(たぶんやけどのストレス)、初めてのクリニック、麹Style、麹のある生活ソウビ、などなど

1日1冊:Cal Newport「Digital Minimalism」デジタル・ミニマリズム読書会をしたいです。ご興味おありになる方がいらしたら、ぜひご連絡ください。