遺伝性の慢性膵炎もちの人が毎日コツコツ食べているものをご紹介します。
いつも見てくださっている読者の方へ:写真を撮るタイミングが偏りがちで、葉っぱやら肉やら魚やら、お惣菜っぽいショットがない!ですが、こまめに作って食べておりますのでご安心ください。
おやつ
逗子の和菓子店「こよみ」の苺大福
中はこんな。白あんを薄くまとわせた苺が入っています。
見たところ、ほぼ苺とお餅だけですが、白あんの味もする。いちご最高においしい。(わたしがずっと苺狩りに行きたかった農園の苺だと思う。たぶん)
豆大福とグリーンルイボスティー 別の日に、家でお茶。
いよかん
薄皮をすべて外してから食べることが多いです。柑橘は何でも好き。それぞれ違う香りと味わいがありますよね。いよかんは苦みと香りがいいな。
柑橘類はたくさん食べるとお腹にしんどいけど、1.調子が良いときに 2.空きっ腹を避けて 3.少し たのしむのが喜び。
(つかれたときに歯がしみる方や知覚過敏の方は、歯みがき粉を変えてみるとよいかも。わたしはこの歯みがき粉に助けられています)
低脂肪マンゴープリン
本物のマンゴープリンには生クリームがたっぷり入っていて、そりゃもうおいしいです。
慢性膵炎もちのわたしには食べられません(厳密には食べられますが、困った事態になります)。でも冷凍のマンゴーで気軽に作って香港気分。
どこが香港気分なのか?というと、プリン型と仕上げにかけた練乳ですな。この形のプリン型はその辺のお店には売っていないので、マーケットアプリでひとつ500円くらいでした。amazonだと1,000円ちょっと。
フルーツみっしりで食べごたえがあります。美味~。練乳は買ってきてもいいけど、家でも簡単に作れます。
低脂肪チョコレートマフィン デカフェ紅茶+無脂肪ミルク
粉砂糖をふるとなんでも魔法のように美しく、フォトジェニックになりますよね。
雷鳥の里、グリーンルイボスティー
信州に出かけていた幼なじみから差し入れが届きました。長野のお土産といえば「雷鳥の里」というウェハースのお菓子なのだそうです。
あまじょっぱい、あとをひくおやつですね。やめるの難しいかも。
膵臓をいたわる方へ:1枚あたりの脂質は2.2g。1枚味わって満足。ごちそうさまでした!
お腹が大丈夫な方へ:こんなんじゃ足りないですよね。熱いコーヒーでも淹れて、ひと箱くらいバリバリ食べるのが吉。
去年のこと。妹の誕生日に贈るものを求めてデパートの地下食品街へ行きました。コンシェルジュの方に相談して提案してもらったのがこのクッキー。ヒットでした。コンシェルジュの方ありがとう。
ということでわたしも4つに切ってひとつ食べますよ。小さく切れば、なんだって食べられるのです、わたしだって。ふふふ。
コンシェルジュの方は「中のキャラメルのとろとろ食感をたのしむために、冷やさないで召し上がるのが重要」と。おっしゃるとおりです。
わたしは冷蔵庫で冷やしたのが好み。キャラメルはねっとりかため、チョコレートはパリっと、そして味が鮮烈になるから。
このへんは人それぞれなので、これから召し上がる方はぜひ両方試してみてください。こういうことするのが楽しい。
クリームあんみつ(蜜抜き)
実は、味はふつうです。おいしいのはアイスクリームだけで、あとはまあまあ。でも楽しいしお腹に合うからいいの。(のけぞるように美味しいあんみつなんて、京都で食べればよいのです!)完食できずにけっこう残しましたが、我が人生に悔いなし。
地味な定番
ホットクック製 砂糖ざや、ロマネスコ、新じゃがいものハッシュ(加熱前の状態)
ロマネスコって房がほんとに美しい形をしていますよね。どうなってるんだろう。
ホットクック製 ブロッコリ、砂糖ざや、新じゃがいものハッシュ、肉味噌入りご飯、黒こしょう
新じゃがは皮の「えぐみ」も趣きよろしいですね!
ホットクック製野菜のハッシュ、刻んだ生の春菊をどばっとトッピング
少しずつ違う組み合わせの野菜で作ります。飽きない。
ハーブとか葉っぱみたいなものを上にドカっと乗せるだけで、どんなお料理も幸せ度アップ!と感じるのはわたしだけではないはず。(皆さまはいかがですか?)
フムス、フランスパン。トッピングはザター、黒こしょう、オリーブオイル1g
前日に冷凍庫から小分けのフムスを冷蔵庫に移し、解凍したらレモン汁に塩を溶かしたものを混ぜればできあがり。高速フムスです。
水餃子
ある日の水餃子
餃子愛の激しいわたし。日本風の焼餃子、中国風の水餃子、どちらもすばらしい~。
お腹が大丈夫な方は、中華街の素敵な店で冷凍水餃子を100個くらい買い置きしておけば完ぺきですよね。
でも低脂肪食なわたしには、レストランやお店で買う餃子は、まず食べられません。たとえば、
味の素の冷凍水餃子の脂質は1.4g/個。(水餃子って1個か2個たべるものではないですもんね)
冷凍水餃子を簡単に作るなら:低脂肪な中身を用意して、餃子の皮があるだけ包んでしまい、冷凍庫へ。
食べたいときにお湯を沸かし、凍ったままの餃子を好きなだけゆでるだけ。
中身に味がついているので、たれは中国の黒い香酢のみ。
食べていくうちに味が薄く感じたら、中国の黒いお醤油をちょっと足したりしています。
別の日の水餃子
食べたいときに好きなだけゆでて、おやつ。熱いのでひと呼吸おいてから。
この日のお肉は、皮と脂肪を取りのぞいた鶏むね肉をフードプロセッサーで細かくしたもの。はっきり言って、パサパサです。(救急車を呼ぶよりはマシだし、おいしいからゆるす!)
水餃子(皮は手作り)
水餃子の皮を久しぶりに自分で作ってみたら、こっちのほうが断然おいしい。
あたりまえです。それなりの手間がかかるんですもの。
市販の皮は、誰かがわたしの代わりにこねて伸ばして丸くカットしておいてくれたんですもの。
冷蔵庫の中で長期間スタンバイできるように材料が工夫されているのですもの。
(などとブツブツ言いながら、水餃子の皮はもっぱら自作です。おいしいから。そもそも市販の皮は焼き餃子用に作られているんですよね!)
ボナペティ~
本日のスペシャル
1日1新:ワクチン接種(3回め)
1日1冊:内田樹「サル化する世界」(「AI時代の英語教育について」の章)