数十年のつきあいの幼なじみにですら、「わかりにくいんだよ!」と憤慨されたことのあるわたし。

「あなたはすごく優しいし、人のこと否定しないからさ、このくらいは大丈夫かと思ってヘンな要求すると、さくっとふつうに断られる。

こっちはマヌケな気持ちになるんだよ。

ヽ(`Д´)ノ 」

壁によっかかったら、あったはずの壁がなくなっていて、床に転がってしまった気分なのだそうです。それ、よくない。すまぬ。

「ぼーっとしてるから英語できるのかできないのかわからない。あなたが英語わからないと思ったら相手は油断するのよ。人に恥をかかせてはいけない」

前述の幼なじみ(Mさん)は、聡明で分析好き。子どもの頃から、サラリーマン家庭の考え方は、公務員の場合は、対して自営は、世間というものは、恥の文化とは、「甘え」とは、上下関係とは・・わたしはほんとうに多くを教わりました。(幼なじみの見識、おとなになったわたしから見るとすごいと思う)

年若い両親との核家族でそういうことをまったく意識しないで育ったわたしは、生まれたときは13人の多世代・大家族だった幼なじみとの対話をとおして、社会のことを学んだ気がします。ありがとう、Mさん。我が両親の辞書には世間という言葉がなかったのよ。

わかりにくい女に戻ります。

「愚痴を言わないから、元気なのか病気なのかわからない」
「身なりや家のなかを見ても、貧乏なのかお金があるのかないのかわからない」

「ブスなのかブスじゃないのかわからない」
「パソコン使えないのか使えるのかわからない」

「悪口いわないから敵なのか味方なのかわからない。信用ならない」

「野菜と果物ばかり食べてるからベジタリアンだと思ったのに・・」
「ハンドメイド愛好家だと思ったのに・・」
「仲間だと思ったのに・・💢」

わかりにくい女なのはしかたないけれど、なるべくわかりやすくすることは、しています。ブログもそのひとつ。そうするとむしろ:

「仲間だと思わなかったのに・・仲間はっけん!」ふふふふふ。

 

mysterious

 

本日のスペシャル

旅行のSNSでわたしを見つけてくれたNさん(←知らない人)が泊まりに来ることに。おみやげを持っていきたい、文房具や雑貨や自分の作品やお菓子、どんなのがいいですか?というメッセージをもらいました。

Nさんは、小さなパーツを並べることで自分の世界を創るアーティスト。大量のモノを集め、モノを愛する人です。気が合うので、わたしも同じだと思ってくれていたのかもしれません。

ごぞんじのとおり、わたしは余白たっぷり派。家にある物は大好きで大切にするけど、たくさんあるとつかれてしまいます。

「モノ派」「サ派」(←サービスのサ)みたいな話題って、アイデンティティに直結します。「どちらかが正しくあるためには、どちらかが間違っていなければならない」というおかしな物語が(心のなかに)現れて、ネガティブな感情を引き起こしやすい話題でもある。

なので、ちょっと長くなったけど手紙を書きました。

読んでくれたNさんからは、「私もイトコさんみたいに、あゆう子さんちの余白を楽しみに行きますね」とのお返事が。(手紙に出てくるイトコの家については、「物が多いとか少ないとか関係ない 共通点を見つけるのがおもしろい」という記事に書きましたのでよろしければどうぞ)

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Hi, N,

Thank you for the kind words. I so appreciate your asking me. First of all, if you can just bring yourself, that’ll be perfect.

Yes, I love cheese and chocolate, but I have a hereditary condition that requires me to adhere to a super low-fat diet. My fat intake is about the same as that of an average 18th-century peasant in JAPAN. All the recipes I post on my blog are the pancreas-loving versions of the real stuff. My guests and I have been cool about meals; we eat and share what we fancy. And we always have a good time.

I read your message and thought a lot about gifts and things (tangible or not). It’s been illuminating. I’m so intrigued that, when you are here, I hope we can talk about this too. It has a lot to do with design, identity, and human nature. Especially human nature, and the fact that we can be so different from each other, yet we are so alike.

I’m a blank space person. I love the things I have at my home and take very good care of them. But it’s the blank walls and the unoccupied floor space and the airiness and the intentionality of all of them that brings me this sense of satisfaction about being in my home. (I’m an enoughist rather than a minimalist. I’ve never had to try to pare down. I’ve always been this way.)

One of the cousins I grew up with is a confirmed thing person. She lives in a beautiful house, where most wall surface is covered with furniture, art, and other things that she has hunted and gathered or been presented with all her life. She has a ton of energy and feels rejuvenated when surrounded by her things.

But my cousin’s and my homes have certain qualities in common. The light filtered by our flimsy curtains and the air moving through the doorways. And our signature unfinishedness! Something is always under construction. When I visit her I get to look at her stuff as if I am at a flea market, and when she comes to my place she will just sit back, relax, and breathe.

So, to go back to your question, I would love it if you would buy me a piece of fruit or some fresh mint leaves or a loaf of French bread while you are here.

Best,
Ayuko

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1日1新:morozumi「Kameli Apartment展」
1日1冊:Anne Choma「Gentleman Jack」、小枝祐基「疲れないパソコン仕事術」、Scales「果物のひと皿」各少々