1. お酒を飲まない
  2. たばこを吸わない
  3. 低脂肪食にする
  4. 低刺激食にする
  5. カフェインはひかえめにする
  6. 少ない量を、ひんぱんに食べる
  7. よく噛んで食べる
  8. なるべく夜は寝る
  9. 自分のよいように過ごす
  10. 人間関係が変わることを承知する

 

慢性膵炎の症状を自覚しはじめてから30年、遺伝性の慢性膵炎とわかってから15年ちょっと。

10年前に状態が急に悪化し、数か月で体重が20kg減りました。月曜から金曜まで毎日点滴に通って栄養をとった時期もあります。

以来、なかば偏執的、たのしく情熱的に膵臓をいたわって暮らしたら・・

 

  • 赤ちゃんのときに輸血で感染したC型肝炎がなぜか治ってウイルスゼロ
  • アナフィラキシーショックで死にかけたこともある食物アレルギーが消え、「こんなきれいな(アレルギー検査の結果表)みたことない!」と医師にほめられ
  • 低血糖の発作で倒れることがなくなり
  • 入院しないで済んでいます。

 

もちろんクリニックのスタッフの方々や、ドクター、家族、友人の支援がありました。(ありがたいですね)

そしてこれはあくまでわたし個人の体験。身体も事情も環境も人それぞれ違います。

あなたやあなたの大切な方にぴったりあてはまるかどうかはわかりません。こんな方法もあるのだなあ、と思っていただけたらうれしいです。

 

 

1 お酒を飲まない

お酒は膵臓に悪いと知ってすぐに(やめるの簡単だった)飲まなくなりました。

難病情報センターによると、慢性膵炎の約7割がお酒の飲みすぎが原因。(数字は資料によって上下しますがおおむねこのくらいです)

たまに医療従事者の方に、慢性膵炎だと伝えると「お酒の問題があるんでしょ」身から出た錆、と冷たくされたりお説教をされることがあります。

わたしはたまたまアルコール依存ではありませんが、世の中がいかにアルコール依存を抱える人を裁くかを実感して、ひどいなぁと思います。

お酒が原因でもDNAが原因でも、同じ病気!人間としてふつうに接しましょう。

 

 

2 たばこを吸わない

たばこは吸いません。

最近気づいた不思議なことがひとつ。たばこの煙がすごいお店に行くと、体調がよくても、なにも食べなくても腹痛が起こるのです。

最初は気のせいだと思っていたのですが続くので!グーグルしてみたら専門家の意見が出てきません。次回主治医に聞いてみます。

あなたはどうですか?たばこの煙で腹痛を感じた経験はありますか。

 

 

3 低脂肪食にする

わたしの場合は「1回の食事でとる脂質は10gまで、1日合計30gまで、繰り越し不可」を目安にしています。

家で食べるとき、ひとりで出かけるときは、この数字よりもずっと少なくて脂質15g~25g。(江戸時代の人は平均20gぐらいだったそうですよ!)

会食のときは上限ギリギリまで食べることもあります。

こういう数字はお腹の状態や体格、病気の進行具合などにより人それぞれですよね。

 

お酒、たばこ、人間関係、住環境、仕事のストレス、環境・・こういうものって変えるのにけっこうエネルギーも時間もお金もかかるのです。

お酒ならアルコール外来、たばこなら禁煙外来、人間関係は相手があるし、引っ越しは片付けしなきゃだし、起業したりフリーランスになったり転職するのはそれなりの覚悟と準備が要ります。

でも食に関する行動は他よりも敷居が低い。

 

  • 今日から(なんならいますぐでも)
  • 数百円から(無脂肪ヨーグルトなら98円ですが・・)
  • 30分で(家の前のコンビニ往復なら10分)
  • 小さな覚悟でいい(まずかったら別のブランドにしよう、別の食材を試そう)

 

なのにお腹が速攻ラクになるのです!身体ってほんとうに現金。

まずは低脂肪食から始めるのはいかがでしょうか。

 

super lowfat gyoza

↑10個で脂肪4g餃子↓作り方はこちらにあります

super lowfat gyoza (2)

 

 

4 低刺激食にする

これも低脂肪食と同じで、簡単で即効性があるんです。

激辛とか唐辛子料理は食べません。でも黒こしょうはひきたてを楽しみますよ。少しですごく香りがいいからうっとり!

ちょっとジャンクな味わいのカレーが食べたいときは、ココイチ(←カレーハウスCoCo壱番屋)で食べるかわりに、レトルトカレーを買いましょう

レトルトカレーは成分表示の資質をチェックするとあんがい低脂肪なので使えます。子ども用もおすすめ。

 

 

5 カフェインはひかえめに

家ではカフェインレスの紅茶や緑茶、デカフェのコーヒーを飲んでいます。わたしは家で仕事をするのでお茶はいろいろそろえています。

 

近所のカルディコーヒーファームでは「アーマッドのアールグレイ」が、オンラインではアイハーブ iHerb.com の「デカフェTAZOチャイ」が旬のおすすめ!

decaf tea

 

外では普通の緑茶やほうじ茶を楽しみ、デカフェコーヒーのあるお店ならデカフェにします。

 

タリーズではフレンチプレスのデカフェを(わたしには濃いので)豆の量を半分にしてもらえますし、

スターバックスコーヒーではデカフェのカフェミストを無脂肪乳で作ってもらえます。

 

冬に行ったときアマン東京のレストランのデカフェが!!食後なのにごくごく飲みほしてしまうほどおいしかったので、近所でデカフェの豆を買ってきて淹れてみました。まろやかスムーズでしたよ。

decaf

 

 

6 少ない量を、ひんぱんに食べる

わたしは1日6~8回、お腹が空けば心のおもむくままに食べています。

白いごはんは100gに計量して冷凍。パンは40gにスライスして1枚ずつ冷凍。

 

そのまま食べるような食材は小さなパック、小さな包装を選ぶようにしています。

チョコレートも個包装なら安心して楽しめます。森永「カレ・ド・ショコラ」のカカオ70%は1枚4.8gで脂質2g。

半分残ったバナナでも蒸し茄子でも、ひとくち残った木綿豆腐や鮭でも・・小さなジップロックのプラスチック容器が大活躍な我が家です。

 

膵臓が弱っているとグルカゴンという血糖値を上げるホルモン(インスリンの反対)がうまく出ないことがあるので、お腹が空いたら迷わず・先延ばしせず・さっさとひとくち食べるのが安全。低血糖にならないですみます。

 

抹茶のクッキーも半分残しておきます。

half a cookie

 

 

7 よく噛んで食べる

黒柳徹子の本を読んだら「基本かまない、胃にまかせる」と書いてあったので、さすがだなあと感激したわたし。(←徹子ファン)

でもわたしをふくめ膵臓が弱い人はお腹にまかせられませんから、よく噛んだほうがよいです。

よく噛んで食べろとか言うけどそれって本当に効果はあるの?とお思いでしょうか。実はわたし実験してみました。噛まないと、ちゃんとお腹が痛くなります。ご注意ください。

外出時、血糖値が下がってガブガブ食べてしまいそうなときは、小さいブリックパックの100%ジュースをガブガブ飲むようにしています。

 

 

8 なるべく夜は寝る

夜遅くまで起きているとお腹が痛くなります。そして翌日は早朝から腹痛で目が覚めることが多いです。

つまり、夜遅くまで起きていると朝ゆっくり寝ていることすらできない。暗い部屋でアロマをたいて、夜の静かな時間を満喫するのが大好きなわたし。23時までに寝るようにしていますが、けっこうなチャレンジです。むむ。

 

膵臓が弱い方にわたしがおすすめするのは早寝早起きではなく、早寝遅起き。目が覚めたらすぐに起き上がるかわりに、目をつむっていてもスマートフォンを見ていてもよいので、ふとんのなかでしばらくゆっくりしてみてください。身体がやすまりますよ。

 

 

9 自分のよいように過ごす

なにごとも自分のよいように生きることにしたのは症状が悪化したのがきっかけでした。よかったなあ、と心から感じます。

自分のよいようにインプット&アウトプットし、身の回りを整え、仕事し、気の合う人々と会い、そうできる環境に行き、違ったら次ーーっ!

 

 

10 人間関係が変わることを承知する

小田嶋隆x中川淳一郎 アル中対談【第3回】 酒をやめると、人生はどう変わるのか」という記事があります。

断酒により生活スタイルが、そして人間関係が変わった、どのように変わったのか、それはなぜか、小田嶋氏はどう感じているのか、という話。

 

お酒だけでなく、食べ方でも住まい方でも働き方でも・・どんな行動でも、変えると人間関係が変わります。

わたしはがらっと変わりました。最も変わったのは「自分」とのつきあい方かもしれません。

 

どうぞお腹を大切に!

 

 

本日のスペシャル

ここ数日の1日1新: 二子玉川ライズ、溝口駅、小冊子作る、仕事もうひとつやめる