教科書の本文を暗記すれば高得点が可能です。学校はじまってすぐの定期テストや小テストなら、満点を取れてしまうかもしれません。

えっ。こんなブログでいきなり新中学1年生?定期テストで高得点?

なんでまたこんなことを書いているかというと、たま~にご近所でそういうことを訊かれるから。コロナウイルスの影響で学校がなくて孫の勉強が心配、というマダムのお話を耳にして、記事にしました。

教科書の本文を暗記する方法じたいはそんなに難しくありません。ざっくり説明いたしますね。

 

用意するもの

・教科書
・英語の授業のノートや単語帳
・教科書ガイドの音声データ(無料ダウンロード、CDを購入するなど)

 

やること

0.英語の授業のノートの和訳をみて、意味を確認する
1.教科書みながら音読→教科書みながら音声データ聴く→(くりかえす)
2.すらすら音読できるようになったら教科書みないで暗唱してみる
3.日本語みながら英語の本文を書く

こんな感じで工程をいったりきたりして先を覚えていくわけです。しかし、

 

壁がある

12歳くらいで、上のような作業をひとりで実行できる人は少ないです。

生まれつきひとりで動く性質で、かつ、一定の時間すわって勉強する習慣がすでに定着している12歳くらいの人、ってかなり稀な存在なのではないでしょうか。(42歳とか72歳だとしてもどうでしょうか・・)

 

では、どうしたら?

そこでおとなの出番です。そばにいて音読するのを聴いてあげればいいんです。30分でもOK。

(暗唱できるようになると、ご本人はたいてい気分がよくなって、いつでも暗唱したくなるかもしれません。なるべく聴いてあげましょう)

むかし家庭教師や講師のアルバイトをしていたのですが、こういう仕事の職務内容でいちばん重要なのは、居てあげることではないかと思うのです。(つぎに重要なのはご本人の話をきいて方法を考えてあげることかな)

わたしがあれこれ説明するよりも(もちろん必要な説明はしますけど)聴いてあげるほうがうまくいった気がします。

ただ横にいて注意をむけて聴いてあげるのって、時間もエネルギーもかかります。

現代においては、誰かが自分のためにスマートフォンを30分みないでいてくれる、ってすごいことです。

横にいてあげるというのは、監視するでもなくじいっと見つめるでもなく(←変です)、それでも他のことをしないでそこにいて注意をむけている、ということです。

それと、聴いてあげるときはぜったいに、

からかわない、笑いものにしない、怒らない、イラつかない。平常心でいきましょう。

たまにはうっとり聴き惚れるくらいでもよいかもしれません。高得点よりもずっといいことがありそうな予感。たとえばいっしょに居られることとか。誰かがそこに居てくれた思い出とか。

暗唱しながら英語の本文をすらすら書けるようにすると最強です。

 

本日のスペシャル

部屋に活けていた八重桜の葉っぱに卵がみっしりついていたので!ヒエ〜とバルコニーに出したら、次の日卵がかえって小さないもむしさんが…そこへスズメさんが来てごはん。野生の王国だわー。

1日1新:電話診療
1日1冊:マイリトルボックス編「素敵なパリスタイル」、Jill Liddington「Presenting the Past: Anne Lister of Halifax」、河口慧海「チベット旅行記」各少々。

1日1散歩:くもりの日の新緑もトーンが下がってくすんだ美しさです。今日はあちこちでモッコウバラを見かけました。まるまるしたつぼみがかわいいのなんのって。

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