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婦人科医がみつかった!
婦人科に用のある方ならば心当たりがあるかと思いますが、婦人科でヘンな医師やヘンな医療スタッフに当たるのは絶対にイヤですよね。
何事もなくても毎年の検診が必要ですし、何かあったときに安心して行けるクリニックがあるとないとでは大違いです。
ここでは、自分と気が合って安心できる婦人科ドクターのクリニックを実際にみつけたシンプルな方法と、そんなクリニックが実在します、という話をお伝えします。
(婦人科に用のない方へ: 用がないのに読んでいるあなたはすごいです。ぜひこの先も読んでみてください!)
「おかしい」「イヤだ」を書きだそう
かかりつけの婦人科ドクターが遠方になったため、人に訊いたりウェブで調べて3つのクリニックに行ってみました。良い人々にも出会いましたが、ひどいクリニックもあり、そこにはひどい婦人科ドクターやひどいスタッフがいます。
楽観的なわたしも、正直いって動揺し、不安になりました。しかし、「おかしい」「イヤだ」と思ったことを書き出して、次に行ったクリニックでひとつでもイヤなことがあればさっさと去ればいい。そう決めたら気が楽になりました。
「おかしい」「イヤだ」リストが充実すると(笑)、婦人科クリニックに求めることがすうっと明確になったのです。
クリニックを観察したらこうでした
新しくみつかった「マイ婦人科クリニック」が、わたしの求めていたイメージどおりなので、じーっと観察してしまいました。
患者が主体的
新しくみつかったクリニックの待合室にいる人々は、主体的でした。
順番を呼ばれても来ない人を受付スタッフが探しに来たら、別の患者さんが「今トイレに入ってると思う」と答えていました。
受付の方に自分のニーズをどんどん伝えている。日本語をあまり話せないのに伝えている人もいます。
皆さん自分のやりたいことをやっていて、子どもに本を読んだり、スマートフォンでゲームをしたり、体調が悪いのかぐったりとしたり、仕事をやっている風なひともいて、いい感じです。そういう人が集まるクリニックだということなのですね。
受付スタッフが質問する
わたしの質問に快く答えてくれ、わからないことはわからないと言ってくれました。
反対に、問診票に書いた内容に関して、2度も質問をして聞き書きをしてくれたのが印象的です。
帰りにエレベータを待っていたら(新たに判明した事について)付箋に手書きのメモを手渡してくれました。ありがたかったです。
ナースが堂々としている
このクリニックのナースは、堂々としていて、言いたいことを言っています。すばらしいです。
ドクターのほうばかり見ていない、ドクターの顔色をうかがっていないので、患者のほうを見る余裕がある。だから気がつく。
(このことを内科の女性医師に話したら、「その見方かわってるけど、いいとこ見てるよね、そのとおりなんだよね」と言っていました。)
内診室のカーテンがない
このクリニックには、内診用のカーテンがありません。前はあったらしいのですが、取ってしまっています。めずらしいです。
これを見て「やった!マイクリニックみつけた」と思いました。わたしは自分の身体を診察している人と顔を見ながら話がしたいからです。
想像してみてください。たとえば病院で足の指を診てもらうとき、おへそから下をカーテンで完全に遮られて、誰が何をしているかわからないなんて状況はヘンだと思いませんか?
ドクターが「気が合う」パターン
0.女性だ。(わたしは婦人科は女性がいいです。)
1.経営者ドクターだ。(1.~3.は、わたしの信頼する、婦人科以外のすべてのドクターにもあてはまっています。)
2.勉強し続けている。
3.外国で勉強したり働いたことがある。
新しい婦人科ドクターは、短い会話から、患者(=わたし)にとって何が重要かをくみとって的確な提案をしてくれます。
急を要する症状ではないのに、「紹介状、いますぐ書きますね」とその場で書いてくれました。おかげでわたしも即対処することができてハッピーです。
もったいつけずにどんどん処理する派なドクターです。
結論
自分が「おかしい」「イヤだ」と感じることをすべて大切にしましょう。
あなた様にぴったりの、安心できる婦人科ドクターがみつかりますように。
本日のスペシャル
1日1新: 「アート オブ ブルガリ」展、リニューアル後のミュージアムショップ(東京国立博物館)
ブルガリ展は、明治建築の建物に展示デザインとキラキラなジュエリーが融け合っています。入場してすぐのエントランスの天井をぜひ見上げてみてください!
画像は国立博物館の前のベンチです。メッセージが素敵で次もここに座りたくなりました。