transgender awareness week

 

あなたは誰?わたしは?

今週はトランスジェンダー啓蒙週間(Transgender Awareness Week)。LGBTのT、ですよ。←Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、Tはトランスジェンダーの頭文字。

LGBは性指向(どの性別を好きになるか、つまりあなたが誰に惹かれるか、ということを

Tは性自認(自分の性別をどう感じるか)、つまりあなたが誰なのか、ということを言っています。

この記事で話しているのは、あなたは誰か、自分の性別をどう感じているのか、のほうです。

 

わたしは誰かというと、シスジェンダー(トランスジェンダーではないひと)。

シスジェンダーって何だよ!?とお思いですか。

これまであまり耳にしない言葉かもしれませんが、cisgenderはいま急激に使われるようになっている言葉です。

シスジェンダーのひとは、性自認と生物学的な性が一致しているひとです(一致の度合いはひとそれそれですが)。

トランスジェンダーのひとは、性自認と生物学的な性が一致していないひとです。

人口に占める割合は、シスジェンダーのひとのほうが圧倒的に多いですね。

 

あなたは?

 

わたしを例にとると、1.ぐうぜん自分の性別を女性だと感じていて、2.ぐうぜん生物学的な性も女性であり、3.性自認と生物学的な性が一致しているので=シスジェンダーな女性。

生まれたときに医師がちらっと下半身を見て「女の子」と決め、周囲のおとなや社会もそれに納得し、わたしはそのまま成長して、いまも自分の性別が女性だと感じて生きています。

高校を卒業するまで何も考えずに(お気に入りの)セーラー服を着て女子校へ通い、

駅やデパートでは何も考えずに猫まっしぐらで女性トイレに入り、

スーパー銭湯に行けばこれまた何も考えずに堂々とのんびり女湯につかり、

それについて文句を言われたり、からかわれたりしたことは、ただの一度だってありません。

 

シスジェンダーのわたしは、性別が女性であることに関しては、疑いの目で見られたことはないのです。

女性である証拠を出してみろ、とか、女性ならばそれを科学的に証明してみせたまえ、と人に言われたことはないし、

審査の結果あなたは女性ではないので不合格、と誰かに裁かれたこともありません。

 

おすすめブログ

でもトランスジェンダーのひとは違います。

トランスジェンダー男性(FTM)の作家・活動家・獣医師の遠藤まめた氏のブログを読めばわかります。(←コンテンツすごい、わかりやすい、おもしろい)

エッセイ 「まだの性」  http://blog.livedoor.jp/mameta69/archives/51588387.html わたしいちおし。秀逸です。

友だちにトランスと言われたら~「トランスアライ*」になる10の方法~ http://endomameta.com/page3-4.html よりちょっとだけ抜粋。10個ぜんぶ読んでみてくださいね。(*印のついている、トランスアライの「アライ=ally」は味方や支援者という意味。)

“①本人の希望する名前や代名詞(彼・彼女/それ以外)、くん・さんづけで呼ぼう

⑤本人が使っている言葉をつかおう

⑧「だれでもトイレ」を作ろう。性別を問わず使える・楽しめるものを増やそう

⑩「その人」との出会いを楽しんで!!”

 

 

本日のスペシャル

1日1新: 国立近代美術館 藤田嗣治展(←おすすめ!東西線竹橋駅1b出口すぐ、平日ゆったり見られます。ハイライトがまとめられていて親切。)

これまで藤田嗣治の絵を目にしても「フーン。そお。」で終わりで、画家に訊きたいことはなかったです。今回の展示では「なぜこうなったの?」「どうして?」「どういう経緯で?」と訊きたいことがたくさん頭にわいてきましたよ。人生の物語として興味深い。ふときた誘いに乗ってみてよかったです。