仕事中のあなたが席にいない。今どこで何をしているのか。いったいどこにいるのか。何をしてるのか。(もう想もう想もう想)
妄想防止ツール「デスク・サイン」をご紹介します。
は?どんなものかぜんぜんわからん?そうですよね。わたしも見たことないですもん、自分の以外。
まずは写真からどうぞ。百聞は一見にしかずっていうしね!
20年ほど前に客先のオフィスで使っていたデスク・サインのレプリカです。ブログ記事のために今朝つくって撮影。懐かしいな。
3つに折ってセロテープでとめただけ。紙は厚めがおすすめ。けっこう長く使えます。
トイレとランチは固定メッセージで、3つめは状況に応じて変更していました。(たとえば、2カ所を行き来して作業していたときは「XYZ 会議室におります」)
トイレいくとかランチするとかって流行りすたれ?がありませんので、レプリカだけど今でもじゅうぶん使える。メッセージの口調は状況に合わせるのが吉。
いま愛用しているのはこれ。実物です。席を離れるときに PCカメラの前に立てておきます。
リモートワークやオンラインで人と過ごす方にはこのデザインが便利かも。
撮影のために動かしたので、実際に相手に見えるのとは景色が違いますが、雰囲気としてはこんな感じです。
本のようにパタンと閉じます。(作り方はのちほど)
メッセージを書いた付箋をぺたっと。BRB は「Be Right Back」の略語で、直訳の「すぐに戻ります」の他に、
「私は一時的に席を離れますが、あなたの存在は忘れていませんよ」という意味もありますね。
我が家のデスク・サインには BRB の付箋をつけっぱなしです。
みんながするようにチャットボックスに BRB と入力してもいいのですが、チャットのBRBと手作りデスク・サインでは、相手の反応が*ぜんぜん*違う。
良い悪いではなくて、ただ違う。デスク・サインのほうは、自分が(より)人間あつかいされて、相手も(より)人間だと思えてくる。そういう違いからくる反応。
インターネット接続に何かあればすぐ消えてしまうような、吹けば飛ぶよなはかない画面の向こうにあっても、
形あるもの・触れられるもの・意図して形づくられたものにはメッセージを伝える力があります。(と科学者もいっておる。ただいま記事のリンクを発掘中)
「リモートワーク用デスク・サイン」のレシピ
流れ
材料をそろえる
↓
スチレンボード*をテープで貼り合わせる
↓
付箋にメッセージを書く
↓
スチレンボードに貼る
材料
- スチレンボード 2枚
- 製本テープ
- 付箋
道具
はさみ(テープを切るため)、カッター(スチレンボードを自分の好きな大きさに切る場合)
材料について
スチレンボード*
スチレンボードは発泡スチロールの板に紙を貼ったもの。わたしは厚さ7mmのを使っています。たまたまお店にA3サイズがあったのでA3にしましたが、こんなに大きくなくてもよいかもしれません。
- 「スチレンボード B4パック 7mm厚 3枚入」は amazonで880円。
- 「スチレンボード 1枚 厚さ7mm 550x800mm」は amazonで1,226円。でかい。(カッターで好きな大きさに切ればいいけど少々めんどくさいです)
製本テープ
わたしはニチバンの再生紙製本テープ(白)を使っています。製本テープって、何度も手にがふれて大丈夫なように作られています。頑丈で手ざわりも良好。
- 「ニチバン 再生紙製本テープ25mm×10m白」は何年か前に文具店で350円くらいで購入。
付箋
紙の表面積の 80% に「のり」がついている、という商品。写真の「BRB」は3ヶ月くらい使用した状態です。
ふせんだけどヒラヒラして欲しくないときに使っています。面積の 80% ですからね・・安心感あります。
写真のデスク・サインは 5年くらい前に作りました。ここ数ヶ月は毎日使っています。
材料はメーカー品を使うのがおすすめです。理由は、作ったものも材料も、長持ちするから。(何度も作るのめんどくさいタイプです)
作り方
- スチレンボード2枚を並べ、ぴったりくっつける。
- くっつける辺の長さを測る。製本テープをその長さに切るx2。(←スチレンボードの両面に貼るのでテープは2切れ必要)
- スチレンボード2枚が接触しているカ所にテープを貼る。
- テープを貼った面を内側にして、スチレンボードをパタンと(本のように)折りたたむ。
- もう1切れのテープを、本の背のようになった部分に(本の背のように)貼り付ける。できあがり。
ひと混みがダメでもエンパスでもHSPでも何でもいいんですが、そういう(いろいろキャッチしやすい)方には試してみる価値があるかもしれません。
つかれないでお互い仕事に集中できるのがいちばんです。Good luck!
本日のスペシャル
「人間は一日に〇〇〇〇回以上、何かを考えている」みたいな記事を見かけると、〇〇〇〇に入る数字は、6,200回だったり9,000回だったり35,000回だったり60,000回だったり・・
何をもって「考え x 1個」とするかは、思考のまとまりをどうとらえるか、ひとつの考えと次の考えをどこで区切るか、カウント方法によって違ってきます。なので何千回でも何万回でも数字はどうでもよいのですが!
人間がつねにあれこれ考えているというのは事実です。いま目の前にないことはすべて妄想なんですよね。
1日1新:新花瓶 ちょっと冒険しすぎたかも。いろいろ試してみます。汗
1日1冊:よせだあつこ「日商簿記テキスト&問題集」、Pauline Boss「Loss, Trauma, and Resilience: Therapeutic Work With Ambiguous Loss」つづき。