りんごとバニラと旬のデコポンで作る、低糖濃厚なコンフィチュール(=ジャム、でも響きがちょっといい)のレシピをご紹介します。加熱はホットクックさんにまかせる気楽なバージョンです。
台所の火のそばって、換気扇がまわっていたり、煮えたり焼けたりする音がしたり、熱や空気が動いて刺激的なので、わくわくするけどけっこう体力を使います。厨房で働く人ってほんとに体力がないとやっていけません。プロはすごい。(オープンキッチンのお店は見るだけでたのしい)
プロじゃないひとは、低刺激クッキングがいいときはホットクックで省体力に、刺激がほしい元気なときは小鍋で作るのがおすすめです。
今回はやわらかめな気分だったので少し煮詰めました。
軽くトーストした米粉のパンに乗せてカリポリ。柑橘とバニラとりんごの香りがまざっているのに別々にわかるって不思議です。
お!いし~。
流れ
材料を準備する
↓
ホットクックに入れる
↓房に分けたデコポンが数十秒でガガーっとジュース状態に
↓内鍋にデコポンジュース、りんご、砂糖
道具
ホットクック、ハンディブレンダー、包丁、まな板、スパチュラ
材料
- りんご 小さめ2個(皮をむいて350g)
- でこぽん 中くらい1個(皮をむいて150g)
- 砂糖 25g*
- バニラエッセンス 3滴**
*低糖レシピですので、お好きな甘さに増やしてください。お店のジャムにはたいてい、この10倍~20倍くらい入っています。ぎょぎょ。でもお店のジャムもおいしいですよね!
**わたしは香りが好きで、カソナードというフランスの赤砂糖を使っています。カルディコーヒーファームやAmazonで1,000円くらい/750g。
***「モンレニオンヴァニラ」を使っています。冷蔵庫で1年以上保管して問題なく香りよし。富澤商店で1,425円/23g(クオカやAmazonでも手に入る)
(ウィキペディアと富澤商店のサイトの説明によると、バニラで有名な、インド洋にあるフランス領のレユニオン島で取れるブルボン種バニラの100%天然濃縮原液で、この島のバニラはフランス政府の管轄。)
作り方
- でこぽんは外側の皮をむいて、房に分け、種を取る。(薄皮はむかない)
- ブレンダーででこぽんをがーっと撹拌し、ジュース状にする。
- りんごは皮をむいて、5mm角*に切る。
- かきまぜ棒(正式名称:まぜ技ウィング)を装着する。
- 内鍋にでこぽんジュースとりんごと砂糖を入れる。
- 設定【メニューを選ぶ→いちごジャム】で、スタートボタンを押す。
- 終了後、フタを開けて水分が多すぎたら煮詰める**。(ジャムは冷めるとかたくなるので、思ったよりもゆるめがおすすめ)
*わたしは雰囲気を出すために小さな角切りにしています。お好きな形、お好きな大きさでどうぞ。大きめだとりんごの歯ごたえが残ってそれもおいしいですよ。
**煮詰め方:設定【手動で作る→煮詰める→○分】で、スタートボタンを押し、スパチュラでかき混ぜながら煮る。
我が家はできあがったジャムをビンに小分けにし、冷凍保存しています。食べたくなったら冷蔵室に移動すれば数時間で解凍しますよ。安心便利。
本日のスペシャル
1日1新:はじめてのお店で写真集を購入
1日1冊:石井敦「クジラコンプレックス」、小林カツ代「小林カツ代の日常茶飯食の思想」、Jasmin Lee Cori「The Emotionally Absent Mother」続き。
↓ホットクックのジャムのレシピを書くために、念のため3回作ることにして、あと2回、なタイミングの野菜室。(野菜を入手する日だったので野菜が入ってないです)丸い容器では、こねないパンの生地が発酵中。