卵なし、バターなし、オイルなし。小麦粉と木綿豆腐で作ったシンプルなタルト皮に、フルーツを乗せて焼きました。

生のプルーンは、青っぽい紫の皮と、マットな白のブルーム(粉のようなもの)が美しくてついつい買ってしまう!

わたしの住む神奈川県あたりでは、10月に入ってもしばらくはスーパーに出回っています。

生のプルーンをそのままタルト皮に乗せて焼いてもよし。さっと煮てからタルト皮に乗せて焼いてもよし。(わたしはお腹が弱いのでこうしています)

バターたっぷりのタルト皮とは風味が違いますが(そりゃそうです、粉と豆腐ですから)タルトな気分はたっぷり味わえますよ。ちゃんとおいしくて、低脂肪だからお腹に安心、洗い物もお湯で流すだけとラクちんなので、わたしはいつもこれです。

 

流れ(生のプルーンを乗せて焼く場合)

材料を計量しておく

タルト生地を作る

オーブンの予熱を開始

プルーンを切る

タルト生地にプルーンを乗せてオーブンで焼く

焼けたらオーブンから出して冷ます

 

流れ(煮たプルーンを乗せて焼く場合)

プルーンを切って煮て冷ます(前日に煮て冷蔵庫OK)

タルト生地を作る

オーブンの予熱を開始

タルト生地にプルーンを乗せてオーブンで焼く

焼けたらオーブンから出して冷ます

 

prune tart (2)

ここではタルト型を使っていますが、なくても大丈夫です。オーブンペーパーを敷いて、好きな形に作ってみてください。自由に。

 

道具

キッチンスケール(はかり)、ボウル、型(なくてもOK)、めん棒やローリングピン(なくてもOK)、オーブンやオーブントースター、オーブンペーパー、オリーブオイルなど(くっつき防止のため型に塗る場合)

 

材料(18cmのタルト型1個分)

タルト生地

  • 小麦粉* 125g
  • 砂糖** 小さじ1/2
  • 木綿豆腐 60g
  • 水 大さじ1

*小麦粉は、準強力粉がおすすめです。薄力粉ではパイ皮らしさが出ないし、超低脂肪なので強力粉だと硬くなってしまう。ここでは全粒粉の準強力粉「臼夢」を使っています。Amazonで1,080円/2.5kg。

**わたしは砂糖もグラニュー糖も、カソナードというフランスのつぶつぶ赤砂糖を使っています。香りが良いです。カルディコーヒーファームやAmazonで1,000円くらい/750g。

お好きな粉でいろいろ試してみてください。

 

タルトの中身

  • プルーン 1パック(切って種をとっておく)
  • グラニュー糖 小さじ2~3(好きなだけ)

プルーンは、買ってきてすぐタルトにしてもいいし、しわっぽく柔らかくなるまで追熟しても味が濃くなっておいしいです。甘みは砂糖で調整してください。

 

作り方(生のプルーンを乗せて焼く場合)

  1. 大きなボウルに小麦粉と砂糖を入れ、(ふるう代わりに)泡立て器などでぐるぐる混ぜておく。
  2. 小さいボウルに豆腐を入れ、フォークで細かくつぶす。
  3. 豆腐を粉類に加え、こねないように手で軽く大きく混ぜる。
  4. 少しずつ水を加えながら混ぜて、ひとかたまりになればできあがり。(こんなんでいいのか?と思っても、ひるまずさっさと混ぜてください。最初はモロモロですがまとまるので大丈夫です)そのまま置いておく。
  5. オーブンを210℃に予熱する。
  6. 包丁でプルーンの周りにぐるっと切り込みを入れて2つに割り、種を取る。好きな形・大きさに切る。
  7. めん棒などを使って、オーブンペーパーの上でタルト生地を直径20~22cmくらいに伸ばし、型に敷いたり、自由に成形する。(わたしは型にオイルを塗ってます。手のひらにオリーブオイルをちょっとたらし、その手で型の内側と縁をさーーっとなでるだけ)
  8. 生地の上にプルーンを並べ、端っこは折り返す。プルーンと、折り返した端っこ部分にグラニュー糖をふりかける。(プルーンは焼くと縮むので、重なり合うくらいに並べるといい感じになります)
  9. オーブンで35分ほど焼く。(我が家のオーブンは場所によって温度差があるので、焼きむら防止のために、途中2回くらい角度・位置を変えています←すごく原始的ですがカンタンで効果ばつぐん)
  10. タルトとプルーンが好みの感じに焼きあがったら、タルトをオーブンから出し、冷ます。

 

作り方(煮たプルーンを乗せて焼く場合)

    1. 包丁でプルーンの周りにぐるっと切り込みを入れて2つに割り、種を取る。好きな形・大きさに切る。
    2. 小鍋にプルーンを入れてフタをし、中火にかける。沸騰したらフタを取り、10分ほど煮たら火からおろし、冷ます。(前日に煮て、冷蔵庫に入れておいてもOK)
    3. 大きなボウルに小麦粉と砂糖を入れ、(ふるう代わりに)泡立て器などでぐるぐる混ぜておく。
    4. 小さいボウルに豆腐を入れ、フォークで細かくつぶす。
    5. 豆腐を粉類に加え、こねないように手で軽く大きく混ぜる。
    6. 少しずつ水を加えながら混ぜて、ひとかたまりになればできあがり。(こんなんでいいのか?と思っても、ひるまずさっさと混ぜてください。最初はモロモロですがまとまるので大丈夫です)そのまま置いておく。
    7. オーブンを210℃に予熱する。
    8. めん棒などを使って、オーブンペーパーの上でタルト生地を直径20~22cmくらいに伸ばし、型に敷いたり、自由に成形する。(わたしは型にオイルを塗ってます。手のひらにオリーブオイルをちょっとたらし、その手で型の内側と縁をさーーっとなでるだけ)
    9. 生地の上にプルーンを流し入れ、端っこは折り返す。プルーンと、折り返した端っこ部分にグラニュー糖をふりかける。
    10. オーブンで35分ほど焼く。(我が家のオーブンは場所によって温度差があるので、焼きむら防止のために、途中2回くらい角度・位置を変えています←すごく原始的ですがカンタンで効果ばつぐん)
    11. タルトとプルーンが好みの感じに焼きあがったら、タルトをオーブンから出し、冷ます。

 

prune tart (3)

↑夕方に焼いたときの写真
↓翌日のおやつ

prune tart (5)

砂糖の粒がカリカリした上側のはじっこも好きなのですが、ちょっと果物の味が染みた、底の部分もパイ皮っぽくて喜んでしまいます。皮はかたくてチュウイーです。

そのままでも冷蔵庫に入れておけば数日は大丈夫。切り分けてラップフィルムに包み、さらにフリーザーバッグに入れて冷凍保存をすれば、自然解凍で美味しく楽しめますよ。オーブンで温めてもおいしいです。

タルトが好きだけど外では食べられない方には、特におすすめです。ぜひお試しを。

 

本日のスペシャル

最近の1日1新:BOS非常時用トイレセット、イワタニカセット フーエコプレミアム、しらおい木炭、ドラマ「Atypical」、コード付き電球ソケットいろいろ、初めて会った方々、プラグインいろいろ、家で読書会、You’re Wrong About…(←いま最高にはまっているポッドキャスト)

最近の1日1冊:古屋悟司「『数字』が読めると年収がアップするって本当ですか?」、Yuval Harari「Homo Deus」、登記の本とデザインの本いろいろ。

 

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