ビーツは今頃から7月にかけても旬。「も」ってどういう意味かというと、神奈川県あたりでは年に2回シーズンがあって、11月から12月も旬だからです。
市場やスーパーで見かけるとうれしくて、買います。だってきれいだから。
ほんのり土っぽい香りがして、甘みがつよく苦味はうっすら。なのに総合的にはマイルドです。
果肉がみっちりつまって歯ごたえがサクサクたのしい。
隣り合った食材ににじんだビーツのピンク色が、それはきれいなのです。たとえばホットクックさん製おこわとか、
今朝のチキンサンドイッチとか。
タテに切ったり、ヨコに切ったり、もようもおもしろい。
加熱すると、こんな感じにもようが出ます↓
ホットクックさんに来てもらう前は、ビーツは電子レンジで調理していました。(←電子レンジでもおいしくできますよ)
今はもっぱらホットクックの【無水ゆで】か【蒸し】におまかせしています。
ホットクックだと鍋や電子レンジにへばりついていなくていいので、とにかくラク。
体力と気力の消耗が少なくて・・どういう科学かわからないけど味がおいしいのです。
この記事では、ホットクックでビーツを調理する方法【無水ゆで】と【蒸し】の2種類を、ご紹介します。
【無水ゆで】レシピ
作業の流れ:ビーツを切る → 内鍋に入れて塩を加える → 【無水ゆで】
道具:ホットクック
作り方:ビーツの皮をむいて、1cm厚さにスライスし、内鍋に入れて、塩を加えまぜ、【手動で作る→無水ゆで→6分】
加熱時間は好きなように調整してください。短めにして、足りなければ追加すればよし。
歯ごたえと土の香りが欲しければ:加熱時間を短くする。厚めに切る。
やわらかさと滋味をたのしみたければ:加熱時間を長くする。薄めに切る。など、自由に。
途中でフタを開けて硬さをチェックして、加熱を再開するのも大丈夫です。(ホットクックさん怒ったりしませんので)
無水ゆでしたビーツは冷やしてもおいしくて、あとをひくので食べすぎにご注意ください。
ゆでた鶏むね肉とビーツとディジョンマスタードbetweenホームベーカリー食パン♥
塩分どれくらい?
好みの味つけや身体に合う塩分量は人それぞれなので、加減してください。
ご参考までに、
- 水島シェフ 0.8%
- 勝間和代 0.6%~0.5%
- 我が家 0.38%
正しい数字なんてないので、まずは少なめからはじめてみて、ご自分に合う塩分量をみつけていくのが吉。
塩を入れたら、わたしは手でまぜています。そのほうがゆきわたる気がするから。
【蒸し】レシピ
作業の流れ:内鍋に水を入れて蒸し板を置く → ビーツを切って入れる → 【蒸し】
道具:ホットクック+蒸し板(付属しています)
作り方:内鍋に水を200g入れて蒸し板を置き、ビーツの皮をむいて、ふたくち大に切り、蒸し板の上に乗せて【手動で作る→蒸す→13分】
加熱時間は好きなように調整してください。わたしは竹串がすぅっと入るくらいが好きです。
蒸しただけのビーツは、カマルグの塩やスモークソルトを添えたり、塩っぱいおかずに添えて箸休め風にしています。おいしい!
ドキッとすること(ビーツ編)
- ビーツをさわった手が、一時的にピンク色になります。半日もすれば自然に消えます。
- お皿や調理器具についたピンク色の汁は、水で流れます。
- 食べたあとにトイレに行くと、ぎょぎょっとするかもしれません。ビーツの色です。
ボナペティ~。
本日のスペシャル
1日1新:新しいティーカップとソーサー(わらしべ長者ふうに入手。うれしい)
1日1冊:上田淳子「フランス人は3つの調理法で野菜を食べる」、Lee Gutkind「You Can’t Make This Stuff Up」つづき