今年の春、趣味の会でこんなことがありました。SNS経由で5人で集まるはずだったのが、現れたのは主催者の方とわたしだけ。

他の方々はすべて、申し込みして最後まで連絡なしのノーショーでした。

主催者のAさんもわたしも、二人で話すのはハッピー、まったく問題ないのです。(←楽しかった)

ふたりとも、来られない人達が無事ならよし、という気持ちでした。

人数分のテーブルを予約していたAさんはお店に気をつかって気の毒でしたが、たまにはそういうこともあるから仕方ないです。

 

こういうときわたしは、来られなかった方々が後ろめたい気持ちになって、ご縁がなくなるのはつまらないなあ、と思うのです。

来られなかった方々に、大丈夫でしたか?とひとこと声をかけておこうかな、でもわたしは主催者じゃないからやめとこう。と思っていたら、

Aさんは、来なかった方々が誰かわからないように(かどうか確認はしていませんが、そんな気がします)その回の記録を削除していました。思慮深い。

 

あるお客様から、メールに添付で機密保持契約書が送られて来たことがあります。

さっそく読んだら、名前が違う。他の請負業者に宛てたものが、わたしのメールアドレスに間違って送信されていました。

でもこれ、わたしが自作して、このお客様と交わした契約書と一言一句おなじもの。

受け取れないと困る方がいるので、すぐに窓口担当者の方に電話で知らせました。

「あっっ……!!すいませんすいませんほんとにすいません」

と電話を切られ、それっきりでした。

あーあ。わたしは怒ってないのに。わたしが勝手に書いた機密保持契約書を、法務部もある企業で採用してもらえているなんて、むしろ光栄なのに。

窓口担当者の方はさっぱりして良い方なのに、もっといろいろ話も聞きたかったのに残念。この方が担当者のあいだはこの会社からは声はかからないなあ。

使っていいものは最初から、いいですよ、と伝え、使ってもらっていけないならば最初からダメですよ、と言っておこう(そんなこと思いもつかなかったけど)

と思ったことを久しぶりに思い出しました

 

小さな不正はたいてい、物事に大きな影響はありません。でも、後ろめたさなどという理由で人間関係がストップするのはつまらない。

個人的なお付き合いでもビジネスでも、自分が小さな不正をしないように(したらすぐ謝って相手には赦しを強要しないように)、相手には小さな不正をされないように(なるべく言葉にして質問したり、確認したり)したいです。

 

小さな不正をしても後ろめたくない、周囲にばれても平気にしている人とはどう接するか?

…すぅっと離れるのが安全かと思います。

 

自分とは24時間365日、一生いっしょですものね。なるべく良心に屈託なく過ごしたいです。健康にもカルマにも良い気がします。

 

本日のスペシャル

1日1冊: Casa BRUTUS(カ-サブル-タス) 2018年3月号 [照明上手]、Casa BRUTUS(カ-サブル-タス) 2017年 9月号 [椅子選び]、Sarah Dreher「Stoner McTavish」、いたみありさ「学校では教えてくれないアーティストのなり方」 各少々
1日1新:芍薬の湯揚げ(水切りして熱湯に10秒~1分くらい浸ける方法)

スマートフォンの壁紙に、下のような画像を使っています。ちょっとうっとり和みます。よろしければどうぞお使いください。香りはついていません。

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