フード・プッシャーは、あなたに食べ物をしつこく勧めたり、無理やり押しつけたりする人のこと。
food を push する人だから food pusher 。そのままの意味ですね。
食べろ食べろ攻撃だけでなく、食べないあなたに嫌味を言ったり、批判したり、詰め寄ったり、足を引っ張ったりする人のことです。
この記事は、あなたに「フード・プッシャー」という言葉をお伝えしたくて書きました。
あなたが次にフード・プッシャーに遭遇したときに、
「あ、フード・プッシャーだ。フード・プッシャーがいる」
と思っていただけたら嬉しいです。
フード・プッシャーのセリフ
「お正月なんだからいいじゃないの、食べなさいよ」
「せっかく作ったから食べて❤」
「オリーブオイルを使っているから、大丈夫よ」
「お酒が飲めないなんて、つまんない人生だね」
「ダイエットなんてしなくてもいいのに」
「◯◯も食べられないなんて、かわいそう。あーーおいし。ほんとに食べないの?」
「ほーらほら、おいしいよ。ひと口くらい、いいじゃないの」
「もったいないから食べちゃって」
「食事制限なんて大げさな」
「拒食症なんじゃないの?」
「つきあい悪いわね」
「もしかして自分だけやせようとしてる?」
「ヴィーガンだのベジタリアンだの偉そうに」
「え?食べないの?なんでなんでなんで?」
「せっかく作ったのに食べてくれたっていいじゃないの」
「あと一切れだから片付けちゃって」
「出かけたときくらいつきあいなさいよ」
「小さいころ好きだったじゃない」
「ケンカ売ってんの?」
フード・プッシャーの動機
- 何も考えてない
- 愛情を表現したい
- 承認して欲しい
- 支配・征服したい
- 「共犯者」が欲しい
- やっかみ・しっと
名前を持つことは、わたし達にパワーをくれます。存在することがはっきりするからです。
「ある事象」に対するモヤモヤした思いや、ぼんやりした気持ち悪さ、生きづらさが何なのか。それは本当に存在するのか?
存在します、しますよ。あなたの気のせいではありません。フード・プッシャーという言葉を使って語ってみてください。
本日のスペシャル
1日1新:アムリターラ「ジャパニーズ・ワイルドグレープ・ローサップウォーター」←ヤマブドウの樹液の化粧水。友人が贈ってくれました(ありがとう!)
1日1冊:George Saunders「Lincoln in the Bardo」、Marc Lewis「The Biology of Desire: Why Addiction Is Not a Disease」、Ijeoma Oluo「So You Want to Talk About Race」続き。
わたしはダイエット(減量)に関する悩みを相談されることが多いです。フード・プッシャーへの対応は大きな課題。いつかブログで書きたい、むしろ書かないといかん!!と感じていました。やっと書くことができてよかった。