
いいひと悪いひとに流動性があって、頭を使わなくてもよさそうなコメディだけど、自分の頭で考えると格段に楽しめる。音楽と踊りと不確実性と妄想がすばらしい作品を3つご紹介いたします。
どれもNetflixとHuluでは配信されていません。TSUTAYAとAmazonでDVDやブルーレイディスクを購入したり、レンタルできます。
わたしは宮藤官九郎ファンではありません。他のドラマは途中でやめたし、歌舞伎もつまんなくてびっくりしたし、映画も「GO」くらいしか覚えてない…。
でもこの3作品はおもしろかった。好きで何度か観ました。脚本家のタイミングと、出演者のタイミングと、観客(わたし)のタイミングが一致していたのですね。
ある脚本家(でも画家でも作家でも)の作品と、自分の欲しているものがぴたっと交差した時期があった、皆さまはそういうことありますか?それは誰のどんな作品でしたか?
3つのドラマを近々またまた観たいなあ、と思い、現在どこで手に入るかを調べました。
マンハッタン・ラブストーリー(2003)
マンハッタンといってもマンハッタン島ではなくて、マンハッタンという名前の喫茶店を舞台にしたドラマ。
初めてご覧になる方には、WikipediaとかGoogleとかで下調べをせずにいきなり、なに?これ?は? とブツブツ言いながら見進めるのが断然おすすめです。
AmazonでDVDボックスセットが6,500円~。TSUTAYA DISCASで宅配レンタル可能。
タイガー&ドラゴン(2005年)
落語家に弟子入りしたら噺がすごく上手いことが発覚した暴力団構成員と、裏原宿で趣味が悪い服をデザインしている落語家の跡取りの、落語を愛する友情を描くドラマ。
AmazonでDVDボックスセットが9,784円~、全5巻セットが5,980円~。TSUTAYA DISCASで宅配レンタル可能。
木更津キャッツアイ(2002年)
これも「なにこれ?」とブツブツ言いながらスタートすると楽しめますよ。
AmazonでDVDボックスセットが6,000円~。TSUTAYA DISCASで宅配レンタル可能。
本日のスペシャル
1日1新:H&Mの水着
1日1冊:Marc Lewis「The Biology of Desire: Why Addiction Is Not a Disease」、Ijeoma Oluo「So You Want to Talk About Race」、林芙美子「放浪記」 続き。