神奈川県で緊急事態宣言が実施され、オンラインでもリアルでも、パン用の小麦粉がお店から消えてしまった頃。
近所のスーパーの棚に残っていた米粉や小麦粉をぱぱぱっと買い求め、ふだんどおりにホームベーカリーでパンを焼いていました。
小麦粉の種類だとか生産地だとかに関係なく、ありがたく買ってうれしく食べるのです。(それでいいのだ、おいしいし)
それらの粉もなくなりかけて、補充のためにいつものお店の様子をみたら、売り場に商品が戻っています。
さっそく好きな粉を2つ購入。ホームベーカリーさんにおまかせして、焼きたて冷めたてを食べてみたならば・・・
なぬ?すごくおいしい!!興奮。
そりゃそうです、粉が違うもの。(値段もコンセプトも違うもの)
写真むかって左は「サンテグラン」という、フランス産の全粒粉です。オンラインショップ「粉やの息子」で、1,426円/2kg。
バゲットやカンパーニュに使われる準強力粉ですが、我が家はホームベーカリーで問題なし。サンテグラン100%なら日本じゃないパンに、白い小麦粉とブレンドすれば茶色いつぶつぶが素敵なパンに、なりますよ。
むかって右は北海道の強力粉「はるゆたか100」。オンラインショップ「粉やの息子」で、1,452円/3kg。
希少な品種らしく、他の小麦粉と合わせた「はるゆたかブレンド」という商品をよくみます。でもこれは100%はるゆたか。人柄のよさそうな小麦粉で、わたしは大好き。仕上がりに甘みを感じる小麦粉なので、加える砂糖の量は少なめにしています。
茶色いつぶつぶが美しい
サンテグランとはるゆたかのHBパン(微量イースト+天然酵母コース)
ホームベーカリーの天然酵母コースを使い、通常レシピの1/4ほどのイーストを入れて焼く方法です。皮がむちっとした天然酵母っぽいテクスチャーが好きなので、わたしは最近こればっかり。
天然酵母コースの所要時間は7時間で、他のコースよりも時間がかかります。が、寝てる間や仕事をしている間にできてしまうので、わたしの場合は問題なし。
もちろん食パンコースやフランスパンコース、早焼きコースでも大丈夫ですよ。それぞれ違った仕上がりを自由にお楽しみください。
微量イースト+天然酵母コースのパンについて、よりくわしいことはこちらの記事をどうぞ。
道具
ミトン(手袋)、ホームベーカリー、キッチンスケール
我が家のホームベーカリーは、パナソニックのベーシックモデルです。年季のはいった2012年製。4年前にいちどパーツを交換し、問題なく使えています。
材料
- サンテグラン(準強力粉の全粒粉) 100g
- はるゆたか(強力粉) 150g
- 塩 4g
- 砂糖 12g
- オイルやバター 7g
- 水 190g
- ドライイースト 1g
作り方
- パンケースに粉を測り入れる。粉を片側に寄せる。
- 小皿などを使って、塩と砂糖を計量する。パンケースの下のほうに入れる。
- コップなどを使って、水を計量する。パンケースの下のほうに入れる。
- オイルやバターを計量し、パンケースの下のほうに入れる。
- 小皿をなど使って、ドライイーストを計量する。小麦粉のてっぺんに指で穴をあけ、そこにドライイーストを埋める。
- 「天然酵母 食パン」と設定(予約するならここで)。スタートボタンを押す。
- 焼き上がってピーっと音がしたらパンケースを取り出し、パンを出してワイヤーなどに乗せて冷ます。または(実はこちらがおすすめ↓↓)
焼き上がってピーっと音がしたら、フタを開けないで、そのまま取り出さずに5分まつ。5分したらパンを取り出してワイヤーなどに乗せ、2分まつ。パンケースからパンを取り出して、ワイヤーの上で冷ます。すると仕上がりよく、しかもパンケースからするりと簡単に取り出すことができますよ。
今日はひよこ豆のペースト「フムス」といっしょに食べました。フムス毎日のように食べていますが、まったくあきない・・レモンのおかげかな。
本日のスペシャル
最近の1日1新:排水管のそうじをしていたら、ふとした拍子にうつわが排水口に吸引されてしまい!圧力のせいでガチガチにはまっておる。救出するのにいろんな道具を使い、終始冷静な自分にびっくりしました。(どこからこんな図太さが?)
本日の1日1新:ワードプレスプラグイン「Email Subscribers & Newsletters」
1日1冊:Meghan O’Brien「Her Best Friend’s Sister」、堀正岳「リストの魔法」続き