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やってみたら苦労なく、むしろラクだったので続けているエコ(かもしれない)事柄をご紹介します。
みつろうラップ:サランラップを買ってない
去年の10月に購入した「みつろうラップ」は毎日うれしく使っています。(みつろうラップの説明は去年11月の記事に書きました)
サランラップやクレラップは必要なかったみたいです。
8ヶ月後のみつろうラップ
やわらかくなっていますが、まだまだしっかり使えるし、ほんのり甘いはちみつっぽい香りも残っています。食品には香りはつきません。
使い終わったら水で洗って、そのへんに磁石つきクリップで干しています。(一連の作業シーケンスとしてまとめるとラク)
レモン
小さなみつろうラップで、使いかけのレモンをくるんでいるのですが、不思議なことにレモンが保つ。何日も余裕で切り口がヌルヌルしない。なので気軽にレモンを添えてます。
薬味入れすぎ ぶっかけそうめん↓
パン
100%米粉のホームベーカリーパンが入ってます。
冷蔵庫に入れておけば数日は問題なくしっとりなので、「ラップに包んで冷凍」も不要に。この写真ではスライスしていない姿ですが、スライスしてみつろうラップに包んでも大丈夫です。
季節のくだもの
食べかけのどらやき
このように包んで冷蔵庫へ。
最近のいちおしです↓小さめ、皮しっとり、つぶあんサクサク系。
ランドリーマグちゃん:洗濯洗剤を買ってない
ランドリーマグちゃんについては、去年の夏の記事で「にわかには信じがたいことですが」と書きました。
使いだして1年たった今もマグちゃんを洗濯機に入れるたびに、なんで汚れが落ちるの臭わないの?としみじみ不思議です。
マグちゃんといっしょにお風呂に入れば
マグネシウム風呂の健康効果、とあったので、入っています。実際に身体が温まるのかどうかはわかりません。
が、マグちゃんをお風呂に入れると湯船のそうじがラクになりました。そりゃそうですよね。汚れを分解してくれるのですもの。
1年後のマグちゃん
洗濯にお風呂に、1年フルに使ったので買い足し。上が古いもの、下が新しいもの。
左が古い、右が新しい。古いのはちょっとグレーになっています。
マグちゃんの何がよかったか
洗濯洗剤の年間購入量は、トップの高知県が7.98袋(1,836円)。ひと袋810gの液体合成洗剤x7.98袋=6463.8g=6.5リットルくらい。
わたしがAmazonで購入しているマグちゃんは1個なら3,888円、2個セットなら6,200円。洗剤の倍くらいだけど、まあぜんぜんOKです。というのは:
- 洗剤を買う手間がなくなる
- 洗剤を置く場所がいらない
- 洗剤を入れる手間がなくなる(測ったりタレたりめんどくさい)
- 洗濯槽にカス?がつかないから洗濯槽のおそうじラク
- お風呂に入れて湯船のそうじもラク
- 6.5リットルの洗剤を海にドバーっっ、としなくてすむ(それでなくても生きてるだけでエコじゃないのに人間は)
それとマグちゃんかわいいし。
リネンのテーブルナプキン:食卓にティッシュの箱なし
我が家は食事のときにリネンのテーブルナプキンを使っています。(←いってみればリネンのハンカチのを家の食卓で使ってるだけ)
- ティッシュを買う手間がはぶけて(我が家はお化粧コーナーにひと箱あり。もっぱらお化粧と鼻かみに使用)
- ティッシュの箱をそのへんに置いておかなくてよくて、
- そのへんにティッシュの箱がないと、そのへんにゴミ箱も置かなくていいのが好き。
カレーやビーツは別として、リネンって水で流せば不思議とたいていの汚れが落ちます。わたしは、自分の汚れならシミはそんなに気にならないタイプです。それとリネンはノーアイロンなのでラク。
来客には布のテーブルナプキンはあんまり使ってもらえないので、来客時にはペーパーナプキンを使っています。(その一方で、エコな人々にはペーパーナプキンは使ってもらえないので布のテーブルナプキンを)
写真のテーブルナプキンは、四角い布のはじを手で押さえてガーッと縫っただけ。(←まち針とかそういうものは家にないけど、リネンは紙みたいに折ればスジがつくのでOK)
イタリア製リネン100%の生地は、幅144cmが1メートル890円。1枚100円以下でできる計算。
ロゴなしミミなし、うれしいな!
乾いたふきん12枚:そのへんにティッシュの箱なし
水がこぼれたら、ふきんでふき取ってそのまま洗濯。ふだんは別の場所にありますが、撮影のために出してきました。
無印良品の「落ちワタ混ふきん12枚組 499円」。
デンタルフロス:ナイロン糸なし・プラケースなし
去年9月の記事で、竹製の歯ブラシをご紹介しました。デンタルフロスはどうかというと、
スーパーや薬局で売ってるフロスは、糸はナイロン製、ケースはプラスチック製、ぜんぶ永遠に地球上に残っていく感じ。
ちょっとエコ・コンシャスなお店のデンタルフロスにはたいてい2種類あって、
- 糸がナイロン製でケースが紙製
- 糸がシルク製でケースがプラスチック製
中身かケースのどちらかが永遠に地球上に・・。
写真のデンタルフロスは、外は金属とガラス+中はシルクなので、糸とケースの両方とも自然に分解されます。
ニュージーランドのオンラインストア「HealthPost」で 458円。リフィルも買えます。
(同じシリーズで中身が黒いタイプもあり、こちらはプラスチック製の糸を竹炭に浸したもの。”一定の条件で”分解される特別なプラスチックですが、分解されるための条件はきびしく、エコ的には白いシルクが吉)
気持ちよく使っています。デザインも好き。
お星様がラブリーすぎる、ガラス製はイヤだ、という方には、金属製のケース+シルク糸の製品があります。
下の写真の Wowe Silk Floss がそれです。リフィル付き。アイハーブで1,200円くらい。イトコに贈ってしまったので、わたしは使い心地は試していませんが、やさしいミントの香りが漂ってきました。いい感じです。
Grin の竹の歯ブラシも毎日つかっています。(詳細は前述のリンクにあります)
他の会社の竹製歯ブラシも使ってみましたが、これがいいので自分とイトコのためにまとめ買い。
エコバッグをいつもハンドバッグに:レジバッグをもらってない
ハンドバッグが27g重くなってしまうのですが、気にせずハンドバッグに入れっぱなしにしています。
魔法のようにレジバッグが要らなくなってびっくり。使い始めて4ヶ月でレジ袋のストックがなくなりました。
汚れる前に洗濯機に放り込んで、いつも気持ちよく使えています。
上のはシマウマ柄が気に入って100円均一のお店で購入しました。
下のはゲスト用で、無印良品製。使いたい人に使ってもらうシステムです。
その他こまごま
マグカップで
大好きなスターバックスコーヒーではマグカップでお願いしています。そのほうがおいしく感じるし、ちょっと座ってゆっくりすると身体もやすまってよいなと思うのです。
友人: ところでこの写真なに?ばなな?
わたし: そうよ。自分で皮をむいてお皿に乗せてシナモンとココアパウダーをふったの。すてきでしょ?
友人: はぁ~~。
店舗とタイミングによってたまにバナナを見かけるので、そのときは。
冷凍ごはんもラップ不使用
ずっとこの容器です。落とさなければ何年も(何十年も・・ぎょぎょ)保ちます。油ものではないのでお湯で流すだけでOK。食洗機もたぶんOK。
↑冷凍庫↓
保湿クリーム
買いものがめんどくさい、でも顔に何かつける必要がある、という理由で保湿クリームを自作してみたら、わたしには合いました。
使い心地も香りも見た目もハッピー。お店をうろうろする数分の一の時間で完成するし、特別な道具も不要なので、もう自家製クリームでいいことにしました。
材料のオイルはガラス瓶に入っており、クリームを入れる容器も空き瓶。意図したことではないのにプラスチックごみが出ないのでよかったです。
黄色いのは、アプリコットカーネルオイル+未精製みつろうのクリーム。緑色のは、アボカドオイルのクリーム+精製みつろうのクリーム。(作り方は前述のリンクにあります)
お皿でフタしてサランラップ要らず
この向きが安定していいみたいです。お尻が下です。
本日のスペシャル
エコの話を聞くと、わたしはいつも複雑~な気分になります。
まず、さまざまなプラスチックの行方を考えるとぎょぎょ。地図で陸地が小さくなってるのをみてはぎょぎょ。
次に、エコな生活って、元気なひとが元気なうちに適当なタイミングで人生を終えることが前提になってる気がする。
さらに、紙おむつでも掃除機でも洗濯機でもなんでもそうですが、エコじゃないものによって、過去に女性が担ってきた(はんぱない)肉体労働が軽減されてきたのが事実。女の人が家の外で働くことができるのもそれらのおかげだし。
でも今エコなことをがんばって実践して(エコ労働を負担している)のは圧倒的に女性が多い印象がある(そもそも男の人でエコ労働を負担している人は女性よりも圧倒的に少ないと思う)。
エコ労働を担うのが女性として倫理的に優れたポジション、みたいなことをメディアなんかで見ると、わたしはどよんとするのです。
とにかく!「これまでなんとなく採用してきたやり方を変えたら、エコなやり方のほうが実はラクだった」というシナリオで、変えられることはまだありそうなので続行。
1日1新:島根のぶどう(ご近所さんのご実家のぶどう) 茎と枝がぜんぶ緑色、房をふっても実が落ちない。草の香り。ごちそうさまでした!
「Fleabag(フリーバッグ)」Amazon Prime Original ドラマ。すごくいい。わたし好きです。
1日1冊:竹下隆一郎「内向的な人のためのスタンフォード流ピンポイント人脈術」、エレインアーロン「ささいなことにもすぐに『動揺』してしまうあなたへ。」、Joanna Penn「How To Make A Book」つづき