すこし前に訪れたすてきなカフェで、レモンのケーキを見かけました。いいなあ・・。
わたしは遺伝性の慢性膵炎もちなので食餌制限があり、脂質は1日に20gくらいだとお腹にちょうどよいのです。
脂質20gってどれくらいかというと、セブンイレブンならば:
- こだわりたまごのサンド 26.9g
- レモンケーキ 18.7g
- ミックスサンド 18g
これくらいです。
ケーキもサンドイッチも買えないわたしですが、我が小さな町のセブンイレブンでは、なんと無農薬レモンが買えるのです(しかも1個60円)。
とっと買って家で焼く、低脂肪なレモンのケーキのレシピ(脂質はホールケーキで13.9g)をご紹介いたしますね。
外側カリカリ中しっとり。バターもオイルも入ってないのと(ぎらっとしている材料は卵だけ)、全粒小麦粉を使っているので、「ふわっと口どけ!」みたいな食感ではありません。「歯ごたえしっかり、レモンの香りしっかり」食感です。
それとわたしはレモンのほんのり苦味が好き♥
焦げ茶色なのは羅漢果糖を使っているから。わたしは焼きたての温かいのも冷めたのもよろこんで食べています。
流れ
レモンの皮をむいて汁を絞る
↓
オーブンを余熱
↓
型を用意する
↓
材料をはかって混ぜて
↓
焼く
道具
ボウル、オーブン、焼き型*、キッチンスケール(はかり)、ハンディブレンダー(なければ泡立て器などで混ぜてください)、スパチュラ(や木べら)
*ここでは直径18cmの、底が取れる、ノンスティック(くっつかない)加工がしてある丸型を使っています。お好きな型でどうぞ。
材料
・レモンの皮 1個ぶん(小さければ2個でも)
・レモンの汁 1個ぶん(小さければ2個でも)
・製菓用全粒小麦粉 150g
・ベーキングパウダー 9g
・羅漢果糖* 60g(または好きなだけ)
・無脂肪牛乳** 90g
・卵 2個
*羅漢果糖は砂糖でも。お好きな甘みでどうぞ。
羅漢果糖を使うとなんでも茶色くなってしまうのですが、1.砂糖で作ったときと比べ、お腹がもたれない、2. 血糖値の上昇ゆるやか(らしい) 3.人工甘味料ではない 4.味が好み、なので焼き菓子やあんこ作りに使っています。
わたしは羅漢果工房の「羅漢果顆粒500g」2,620円を、Amazonで購入しています。
(白いパウダーの「ラカント」とは別物です。それと、羅漢果糖は少量しか入っていなくて残りはぜんぶ砂糖!みたいなひどいブレンド商品も見かけるのでご注意ください。)
**無脂肪牛乳は低脂肪でもよいし、水でも大丈夫です。
おいしく作るコツは、なるべくおいしい材料を使うこと・・いろいろな味のもとが入っていないので。
作り方
- 包丁でレモンの皮をうすくむき、ごく細く切る。次にみじん切りにする。
- 小さなボウルに茶こしを乗せ、茶こしに種が落ちるようにレモンの汁を絞る。(わたしは小さなフォークを断面に刺してぐりぐりやってます)茶こしの種を取り除き、残った果肉も汁に加える。
- オーブンを180℃に予熱する。(わたしは焼き上がりが好みなのでコンベクション機能で焼いています。お好みでどうぞ)
- 型にバターやオイルを塗るか、紙を敷く。(わたしはくっつかないノンスティック型に、バターの固まりをさーっとすべらしています)
- 大きなボウルに小麦粉とベーキングパウダーをはかり入れ、泡立て器でぐるぐるかき混ぜておく。(ふるわなくてOK))
- ハンディブレンダーの容器に、羅漢果糖と牛乳をはかり入れる。卵も加えてハンディブレンダーで撹拌する。レモン汁を加えてさらに撹拌する。
- 粉類のボウルに卵液をいちどに加え、レモンの皮も加えて、スパチュラで粉気がなくなるまで混ぜて型に流す。
- 180℃のオーブンで35分焼く。(竹串をさして何もついてこなければOK)
- オーブンから出して型から出し、ワイヤーラックの上で冷ます。
ご自分のオーブンの性格に合わせて時間や温度を調節してください。途中こげそうな部分があればアルミホイルを乗せるとよいですよ。
本日のスペシャル
ひとつめの記事にあります。