旅行は好きだけど、お腹の病気で外食が(ほぼ)ままならぬわたし。体力もひかえめ。

食餌制限のある人が、キッチンのついてるアパートホテル*で安心して旅をたのしめた』という記事を書いたり、人と会って旅行の話になったとき、そんな話をしたりしました。

(アパートホテルは、アパートのようにキッチンがあって、ホテルのようにスタッフが常駐しているホテルです。別の記事に写真で紹介しましたので、よろしければ。)

そしたら、
「Airbnb(民泊)のほうが安くておしゃれじゃない?」「バケーションレンタルのほうが広いよね?」
と言われることが。

たしかに。Airbnb やバケーションレンタルのほうが(おおむね)

  • 雰囲気おしゃれで、
  • 同じ条件なら少し金額が低く、
  • アパートや家を丸ごと借りたほうが、プライベート感ゆったり

おっしゃるとおりです。

じゃ、それなのになんでわざわざアパートホテルにするのか?

Airbnbなどの民泊やバケーションレンタルではあんまり提供されない、「体力ひかえめ・病気もちで要自炊・基本ひとりたび」な人にとって「よいところ」があるからです。

 

「換え」の部屋がある

ロンドンの Airbnb に着いたとき、合鍵を試したら、玄関の鍵が回りません。

ホストのRさんとわたし、ふたりで家から締め出されました。ぼーぜん。

Rさんは部屋着で裸足で「携帯も家のなかに置いてきちゃった・・」

猛暑で玄関ドアの木材が膨張したのが原因でした。同じ目に遭ったご近所さんが工具持参で助けてくれましたが、また家に入れなくなったら、という不安はあります。(←ふたりともです)

ホストのRさんは「別の場所に泊まるなら、私は気にしないから大丈夫よ・・」と言ってくれました。そういう場合は Airbnb も返金してくれます。

しかし、別に泊まる場所は自分で見つけるのです。手間ヒマ体力。

Rさんとは気が合うし、週末だけだし。家に入れなかったら夜になって気温が下がり木材が収縮するまで近所のスターバックスコーヒーで待てばよし。そのためのスターバックスなんだし!と、Rさんの家に泊まりました。楽しかったですよ。

ホテルでは、部屋に不具合があれば、たいてい同じ施設内に「換え」の部屋があります。民泊やバケーションレンタルの場合は、たいてい無いです。

 

*自分だけの*キッチンがある

わたしはけっこうきびしい制限事項があるので、基本的に毎食じぶんで用意します。毎食です。

外食したりお惣菜を買ってきて食べる、という選択肢のない人は、いちにちに何度もキッチンでガサゴソする必要があります。

もしも自分の家に泊まってる旅行者が(旅行中のはずなのに!)家のキッチンでいちにち何度もガサゴソしていたら、めちゃくちゃうざくないですか?

 

24時間レセプションがある・複数のスタッフがいる

困ったことがあったら周りに複数の人がいて、助けてもらえます。ひとりがダメなら別のスタッフが対応してくれる。

ホテルって、プリンタだのコピー機だのスキャナーだの、そういうものもレセプションで使わせてもらえるし、助かります。それが24時間。

Airbnbやバケーションレンタルでこういうサービスがあるところは少ないような気がする。

 

荷物を預かってもらえる

え?荷物預けるアプリあるよね?とお思いでしょうか。(←Airbnb利用者が最も困る、到着日と出発日に荷物を預かってもらえないことから始まったアプリ)

はい、あります。やってみました。アプリ入れて予約するのはカンタンです。

預け先のドロップオフポイントまでスーツケースを持って行って(場所を探して見つけるのですよ)、またまた取りに行くのは大変。つかれます。

もしもドロップオフポイントのお店が気分で閉まっていたら(食事中~とか、今日は早く帰ります~とか)、ハイそれまで。

Stash や Nannybag のドロップオフポイント(預け先)のホテルや飲食店は、セキュリティレベルもまちまちです。わたしがパリで何度か利用したコワーキングスペースにも、荷物を預けに来る人たちを見かけました。(←かなりアバウトな荷物のやりとり)

じゃ、駅の荷物預かり所は?

とりあえずパリの北駅とロンドンのパンクラス駅の荷物預かり所を見学?に行きました。ああいうところって、電車の発着とかご飯どきとか、タイミングによってカオスな大行列だったり、誰もいなかったりですよね。

あんなところで立ちっぱなしで待つのは、つかれます。しかも、ひとりたびの場合、途中でトイレに行きたくなったらそっちも対応しなきゃだし。

ふーやれ。よかったよかったホテルの荷物ルームに置かせてもらえて。体力ひかえめなわたしには、こちらが合ってます。

 

新しいトイレットペーパーやタオルをもらえる

トイレットペーパーが切れそうなことが発覚しても、買いに行かなくていい。誰かがレセプションにいるから。

たとえ夜中にトイレットペーパーにシャワーのお湯がかかって全滅しても、レセプションにお願いすればOK。(←すごいたくさん星ホテルとかじゃなくてもぜんぜん大丈夫)

 

タクシーを呼んでもらえる

スタッフの方が呼んでくれると、いつものタクシー会社のいつもの運転手の方が、時間どおりに来てくれます。

スタッフの方の判断で、前の晩から電話で予約しておいてくれることも。(ホテルの場所や曜日によってタクシー予約の混み方が異なるらしい。そりゃそうですよね) こういうことって、すごい高級ホテルじゃなくてもやってくれます。

アプリで空港からのピックアップを予約手配したとき、迎えのクルマが来なかったことがあります。連絡用の番号に電話したら「留守番電話ボックスがいっぱいでメッセージがもう入りません」とメッセージも入れられず。

アプリ側は「行かなくてすいません」と返金してくれたけど、代わりのクルマを見つけるのは自分だし、ハイそれまで感、満載です。

 

チェックイン&チェックアウトがシンプル

ホテルではチェックインとチェックアウトがシンプルです。スマートフォンに何かあったらチェックインできませんっていうのも、そういう仕組みだからまあ仕方ないのですが。

こんなこと書いていても、わたしは Airbnb のめんどくささがけっこう好き。なので、体力ひかえめ、食餌制限あり、基本ひとりたび、な(わたしみたいな)人にはアパートホテルでの宿泊をメインに、ときどきAirbnbを入れて計画したらたのしいな、と思うのです。

 

本日のスペシャル

この記事を書いていたら、「・・・アプリを使ってなにかをすると、頭がよくなった気分に(でも)なれるのかな、わたしたち人類は」な気分になってきました。

1日1新:Avonlea
1日1冊:Grace Bonney「In the Company of Women」、「小倉百人一首」各少々。

↓フランスで買った水仕事用のゴム手袋(持っていくの忘れた)

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