アイシングはケーキなどの仕上げに塗る、砂糖ペーストのことです。わたしが好きな言葉に、「アイシング・オン・ザ・ケーキ(icing on the cake)」というフレーズがあります。
英辞郎 on the WEBによると↓
- 《the ~》〔絶対に必要ではないがあれば喜ばれる〕飾り、余分な装飾
- 《the ~》添え物、花を添えるもの、さらなる楽しみ、最高
という意味。
なぜアイシングが「最高」なのかといえば、良い出来事(=ケーキ)をさらによくしてくれる何か(=アイシング)、思いがけず起こった素敵なこと、を表しているからです。
- something that makes a good situation even better(イギリス英語)
- an unexpeced good thing(アメリカ英語)
↑ケンブリッジ英英辞典のオンライン版より。
英辞郎の定義も、ケンブリッジ英英辞典の定義も、読むだけでにこにこしてしまいませんか?
アイシングって人生には何ら必要ありません。焼きっぱなしのケーキで十分おいしいし。でもアイシングを塗ってみると心が!うきうきするのです。
たとえばスターバックスコーヒーのシナモンロールやスコーンやケーキから、アイシングをすべて取ってしまったら?きっとガラスケースの中がさみしくなると思うのです。
わたしは遺伝性の慢性膵炎なのでスターバックスのフードメニューに食べられるものは、まずありません。
でも家でときどき、超低脂肪&超低糖のじみ~なケーキにアイシングを塗っては湧き上がっております。(←単純)
買うものは粉砂糖だけ、3分未満クッキング、という、レシピともいえないレシピをご紹介します。
家で焼いたケーキだけでなく、外で買ってきたパン(甘さひかえめなものがおすすめ)にもちょっと塗ってみると「さらなる楽しみ、最高」になりますよ。
豆腐とアールグレイ紅茶のケーキにレモンのアイシング
買い物
- 粉砂糖
ほんの少ししか使わないので、わたしは小さい袋入りのを買っています。粉砂糖はいろいろ種類がありますが、「泣かない粉糖」以外ならばどれでも大丈夫です。(泣かない粉糖は水に溶けにくいように工夫されているのでアイシングに向きません)
道具
ボウル、スプーン、茶こし(ザルでも)
材料
- 粉砂糖 5~8に対し、
- 液体 1くらい。
液体は、水、ポッカレモン、生のレモンやオレンジの果汁、紅茶やコーヒー、冷凍ブルーベリーを溶かしたブルーベリー果汁、しょうが汁、抹茶を水に溶かしたものなど、なんでもお好みで。気分で、おろしたレモンの皮や、シナモンパウダーなどを入れても。生のレモンを絞った汁と、すりおろした皮があれば、柑橘の香りふわーっとぜいたくな味わい!(←時間と体力があるときだけ)
作り方
- 茶こしやザルで粉砂糖をふるう。
- 粉砂糖に液体を加えて混ぜる。アイシングはこれでできあがり。
- ケーキなどに、塗ったり、たらしたりする。自然に乾かす。乾いたら固まる。
好みのかたさでどうぞ。思ったよりもかために作ると、乾いたときの仕上がりがよいです。
ゆるすぎるとケーキが水っぽくなります。でもおいしいのであまり気にせずに。
本日のスペシャル
1日1新:初めて入ったスターバックスコーヒー
1日1冊:Cal Newport「Deep Work」読み始める、プラムディヤ・アナンタ・トゥール「日本軍に棄てられた少女たち」、Casa BRUTUS (カーサ ブルータス) 2017年125月号 「ラグ、リネン、テキスタイル」少しずつ
生のレモンの香りが最高ですが、小さな黄色いプラスチック容器入りのポッカレモン100も気に入っています。冷蔵庫にいつもいてくれてすぐに使えて1滴ずつ出せるのが親切ですよね。
レモン水、スムージー、ジェラートに。1滴で味がしまるけど、入れすぎたらチープな味わいになってしまったことがあるので注意しています。スモークサーモンにじゃばじゃば。