
『慢性疾患もちの人が(立ち直れないほどの心のダメージを負うことなく・むしろちょっと楽しく)来年の計画を立てられる方法』という下書きを Evernote に発見。ぶつ切りな文章と、おもしろい記事のリンクがありました。この記事は、それらをもとに書いています。
去年の 12月のはじめ頃。いっしょに作業をしたあとに、友人が誘ってくれました。
よき友 Mさん 「自分はこの数年、大がかりな新年のプランニングをやっている。年末とお正月いっしょにやらない?」
とりあえず「うん、やる」と答えます。(←そういう性質)
Mさん 「じゃ、資料を送るね」(←誰かとやると輝く性質)
送られてきた資料を開けてみたら、プランニングのやり方がくわしく説明されています。テンプレートみたいな質問集もあるのね、ふむふむ、と読み始めるわたし。
これ・・Mさんの 2023年と 2024年の人生計画じゃん。
(えっ?わたしに見せていいの?かなり個人的なことも書いてあるけど)と一瞬おもったけど、いいのです。Mさん気にしないし、わたしも気にしない。さっさと Microsoft Teams の会議を設定し、Mさんに招待リンク送るよ!
そんなわけで年末と元日は。朝 6:30 から 10:30 まで・いちにち4時間・合計12時間・机に向かって紙とデジタルでゴリゴリ、2024年の振り返りと 2025年のプランニングを行ったわたしたち。
以前ブログでもご紹介した『Hidden Brain』というポッドキャスト番組があります。去年の12月に『What Your Online Self Reveals About You(オンライン上の自分からわかること)』というエピソードを聴いていたら、社会科学者が、こんなふうに話していました。
Facebook の投稿内容を分析し、投稿者の収入を予測する研究をした。お金がたくさんある人達の投稿には、バケーションとか高級ブランドが出てくる。わかりやすい。
それと比べ、収入が低い人達の投稿は、ニュアンスが違う。 1.自分のこと 2.現在のこと このふたつについて投稿している。たしかに。お金に困っていたら(自分が)(今を)なんとかすることしか考えられなくて当然だ。
慢性疾患もちのひとも、そうです。
治らない病気/治るかどうかわからない病気/そもそも何の病気かわからない病気で、明日どうなるかわからない状態では(たとえお金に困らなかったとしても)自分のことと今のことで精一杯だと思う。
将来の計画を考える気力なんて体力なんてなくて当然だし、そもそも将来のことを考えたらつらくなるほうが多いのでは。
で、2024年の振り返りと 2025年のプランニングをやってたお正月の話に戻ります。
今年(2025年)の計画は、少ししか書けなかったし、たいした計画も、まだないです。(←これから書く。3月ですけどまあ気にしない)
去年(2024年)の振り返りを書いてたら、あっという間に 12時間ちかく経ってしまった。
でも、デジタルメモ帳には十数年分の願いと将来の計画が散らばっています。時間の経過とともにどうでもよくなった願い以外、ほとんど叶っているみたい。
『慢性疾患もちの人が(立ち直れないほどの心のダメージを負うことなく・むしろちょっと楽しく)来年の計画を立てられる方法』でした。コツは 2つあります。
- 将来の計画で大切なのは『結果』ではなくて、計画に参画できていること・その間に学んだこと・楽しんだこと・付随して起きた数珠つなぎな出来事・心のよい人々との出会い&一緒に過ごす時間なのではないかな。とくに最後の。
- 願いや計画は書いておきましょう。叶うかもしれないし、叶わないかもしれない。結果を得られないかもしれないし、得られるかもしれない。時間切れになるかもしれないし、間に合うかもしれない。どっちでもいい。だから書いておいて、いいのです。
続く。
本日のスペシャル
一日一新:大好きなクリニックから、ドクターが具合わるいので今日の予約をキャンセル&リスケジュールしてください、ほんとごめんなさい!という電話をもらいました。診療なんてほっといてじゅうぶん休んでもらいたい!わたし。おだいじに。
一日一冊:Casey Tanner「Feel It All」続き。