たったの 0.4g で?ちゃんと焼けるの?ふくらむの?とお思いでしょうか。
まったく大丈夫です。
通常のホームベーカリーレシピだと小麦粉 250g につき 3g くらいですから、心配になりますよね。
(小麦粉 250g に対して 0.4g というと、よく知られた『少しのイーストでホームベーカリー天然酵母コースでゆっくり発酵』レシピの、さらに半分)
どんどんイーストを減らす実験を、やってみたら大丈夫でした。
この記事のレシピでは、ふくらみにくい全粒粉を50%入れて、それでも写真をごらんのとおり、しっかりまあるくころん。
おいしいんです。
皮(クラスト)ぱりっとしっかり、中身(クラム)はみずみずしい、そういうパンがお好みの方はお試しを。
この記事では、
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小麦粉 250g に対してドライイースト 0.4g で
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ホームベーカリーの天然酵母コースで焼く
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天然酵母パンみたいな味わいのホームベーカリーパン
レシピをご紹介します。
おいしく作るコツ
コツは、おいしい材料を使うことだけ。素人が・シンプルな材料で・ホームベーカリーにおまかせして焼くパンは、材料で味が変わりますよね。
(それと、いろんな粉を試してみるのって楽しいですよね。それぞれ食感や香りも違うし)
道具
ミトン(手袋)、ホームベーカリー、キッチンスケール(0.1グラム単位で測れるタイプ)
我が家のホームベーカリーは、パナソニックのベーシックモデルです。年季のはいった2012年製。4年前にいちどパーツを交換し、今もまったく問題なく使えています。
材料
- 小麦粉 250g(今回は全粒粉50%、白い小麦粉50%)
- 塩 3g
- 砂糖 6g
- 水 180g
- ドライイースト 0.4g
油脂を入れなくてもパンケースからパンを取り出しやすいレシピです。
材料について
- 全粒粉:フランス産の「サンテグラン」 粉やの息子オンラインストアで1,426円/2kg
- 白い小麦粉:北海道産の「はるゆたかブレンド」 カルディコーヒーファームで518円/1kg
- 塩:カマルグの塩セルファン Amazonで947円/250g(ふだんは近所のカルディコーヒーファームで ゲランドの塩セルファン 606円/500gを買っていましたが、5月頃は店頭に何もなくAmazonでカマルグを入手。どちらもおいしいですよ)
- 砂糖:フランスの赤砂糖「カソナード」 カルディコーヒーファームで926円/750g
- 水:ブリタの水(ブリタで濾した水道水)
作り方
- パンケースに粉を測り入れる。粉を片側に寄せる。
- 塩と砂糖を計量する。パンケースの下のほうに入れる。
- 水を計量する。パンケースの下のほうに入れる。
- 小皿などでドライイーストを計量する。小麦粉のてっぺんに指で穴をあけ、そこにドライイーストを埋める。
- 「天然酵母 食パン」と設定(予約するならここで)。スタートボタンを押す。
- 焼き上がってピーっと音がしたら、フタを開けないで、取り出さずにタイマーをかけて5分まつ。
- タイマーが鳴ったらパンケースを取り出す。パンはまだ取り出さずにタイマーをかけて2分まつ。
- タイマーが鳴ったらパンケースからパンを取り出す。(こうすると油脂の入らない配合でもパンを取り出しやすい。怖くない!)
本日のスペシャル
最近ほっとしたことがいくつかあったので、こころ落ち着いて11月の毎日更新キャンペーン?を今ごろ開始。ホームベーカリーの下書きがたまっています。
最近の1日1新:初めてお会いした方々、お会いしてないけど知り合った方々、ソフトバンクエアーなど
最近の1日1冊:ヤマザキOKコンピュータ「くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話」、Bell Hooks「Talking Back」、古川ロッパ「古川ロッパ日記:戦後編」(←やっと戦争が終わった) 各少々。