わたしのように慢性膵炎もちの人は、低脂質食を実践すると、痛みが緩和されたり 生活の質が向上することが多いです。
当然ながら、低脂質の食事は、フル脂質のご馳走に比べれば、しょぼいといえばしょぼい。でも(おなか平和。ほわわーん。)な気分には替えられないのよね。低脂質料理でも、おいしいもの、たくさんあるし。
しかし低脂質ってわかりづらい。「お腹の病気で低脂肪食でして・・」と人に話しても、なかなか伝わらないことが多いです。
「オリーブオイルなら身体にいいよね?」
「コナッツオイル送ろうか?オーガニックだから。」
低脂質とは、脂質の含有量や合計量が少ない、という意味です。
低脂質とは、身体にいいか、オーガニックか、重油か軽油かハイオクか、そういうことには関係ないのです。
脂質が何グラム含まれているか、ってことなのです。
はぁぁぁぁ。書いてるだけで最高に疲れた、このやり取り。
フードプッシャーのシーズン
わたしの住む日本あたりでは、これから年末年始(今年は4年ぶりに)フードプッシャーが大発生するタイミングです。
フードプッシャーって何?誰?とお思いの方は、「自分の食べるものは自分で決めたいあなたに使って欲しい言葉」という記事で説明しています。「フード・プッシャーは今、あなたのことなど、どうでもいいのだ」にも書いています。
これらを読んで共感した皆さま、あなたはひとりではありません。あなたはその場で独りでも、別の場所で同じ思いをしている仲間は大勢います。だからどうか、ご自分の身体をいちばんたいせつに。
「慢性膵炎の人も年末年始を楽しく安全に過ごすヒント13」という記事も、ご興味ある方はどうぞ。
脂質 20g ってどれくらい?
さて、(現在の)わたしの場合、1日の合計脂質は 20g くらいがちょうどよいみたい。1食につき、脂質 3g くらいまで。
え?それじゃ3g x 1日3食で 9g なのでは?
いえいえ、いちどにたくさん食べるとお腹の具合わるくなる。だから小分けにちょこちょこ食べるのです。
ふむふむ。でも脂質 20g って、具体的に、どれくらい?
脂質20gってどれくらい?かというと・・・
長くブログを読んでくださってる方は、何度も聞いて、耳にタコできた!状態かもしれませんが、初めて読んでくださってる方も多くいらっしゃるので。また書きます。
脂質20gってどれくらい?かというと・・・セブンイレブンのお店でわたしがそそられるものを例に取りますね。
「三元豚とんかつサンド」 脂質:29.7g
「ジューシーハムサンド」 脂質:21.4g
「ぷりぷり海老カツサンド」 脂質:22.6g
「クリーム味わうイタリア栗のモンブラン」 脂質:19.4g
「カスタード&ホイップシュークリーム」 脂質:17.2g
「カスタードエクレア」 脂質:12.7g
いちにちかけてもサンドイッチひとつ完食できない計算です。ま、いいです。次。
11月に食べたもの写真
あんみつ(鎌倉の納言志るこ店)
静かに入り、ささやくようにお話し、静かに食べて、出るお店。わたしは好きです。
あんみつは、みつ抜きという手もある。
抹茶あんみつ+アイスのトッピング(鎌倉の納言志るこ店)
抹茶あんみつ+バニラアイスの組み合わせが、あゆう子いちおし。(←ここに案内した人たちがみんな大喜びで食べているから)
夏野菜がまだまだたくさんある晩秋(ピーマンから右回りに、ひもなす、いんげん、さつまいも、かぼちゃ、なす)
2023年の秋は、いつまでも暖かかで、いんげんのシーズン長かった。柔らかくて香りが最高で、食べまくりました。
うねうねっとした長いひもなすは、熱を入れると果肉がとろりとして、特別な味わいなのです。スーパーでは見かけないけど市場では人気商品みたいです。わたしも大好き。
さつまいもは何にするかというと、
おみそ汁にするのです。さつまいも、卵の白身(2個分)、長ねぎの白い部分、黒こしょうのみそ汁。
さつまいもは大きいままホットクックで蒸して、丸まま容器に入れ、冷蔵庫で保存します。みそ汁を作るときは必要なだけスライスして鍋に加え、温まればOK。
おやつが欲しいときも、好きなだけスライスし、お茶のおともにもぐもぐ。冷えたさつまいもは甘さが強いのです美味。
さつまいも、ベビーリーフ、長ねぎ、卵の白身、黒胡椒のみそ汁
わたしの場合、みそ汁は、個々の材料を前もって用意しておき、それらを組み合わせて一杯一杯つくるバリスタ方式?です。材料を煮込む時間は不要ですが、準備はそれなりに。
朝ごはんこれだけでお腹いっぱい。このあとお茶で〆。2時間もすればお腹が空いてしまうので、またなにかちょびっと食べるのですが。
出先のスーパーで、だし入りみその商品棚をじっくり観察。
なんでかというとですね、チーム馬の骨ニュースレター(この記事の最後に無料購読フォームがあります)に書きたかったから。
「みそ汁の愉しみ:みそ汁をたしなむ方法6つ」という内容です。(読んでる途中でポップアップが出た場合、「購読しないで読む」をクリックするとすぐ消えて記事の続きを読むことができます。「購読する」をクリックすれば購読もできます)
みそ汁好きな読者の方がニュースレターに返信をくださって、朝おみそ汁を作って、朝ごはんにして、ランチの分は保温ジャーに入れて、夜は帰宅したらおみそ汁が待っててくれるようにしているとのこと。具材もかなり冒険している様子。いいな~。
それと、ニュースレターを読んだ友人が、顆粒だしを使う際は「1種類じゃなくて、2種類とかブレンドすると味に奥行きが出ておいしくなる」と教えてくれました。かつおだけでなく、いりこや椎茸など。顆粒だし派の方はぜひお試しを。
インスタント味噌も。ありとあらゆる具が。減塩を買って冬のピクニックに持って行きたいです。
補充が必要な日の冷蔵庫。上段左から右:卵、りんご半分、しょうが一かけ、中段:だし、玉ねぎひとかけら、下段:焼きなす、脱臭用の木炭、きゅうりのピクルス瓶、チェリートマトソース瓶、フランスの海藻の酢漬け瓶、チルド室:無脂肪ミルク、無塩発酵バター、ゆでたとりにく最後のひとかけら
さみしさがリアルだ。同時にすがすがしい気持ち。
ホットクック製ほくほくブロッコリとほくほくじゃがいも、バンバンジー乗せごはん
ごはんの上に乗せる前に、とりにくをソースで和えておくのが吉。
北鎌倉に新しいパン屋さんを発見。とてもおいしいフランス風です。
お散歩に行く方は、ここで食料を調達してどこかでピクニックが楽しいかもしれません。(わたしはいつもそうしています)
わたしは病気で低脂質食なのでクロワッサンやカヌレ(や、その他いろいろすんごく美味しそうなもの)は食べられません。が、お腹が大丈夫な方は、気になるものはぜんぶ買ったほうが身のためな気がします。現金オンリーなので、お小遣いとエコバッグを持って行きましょう。
魚屋さんで買ったパックの寿司を2回に分けて完食(とても地味だけどおいしい)
Zoom寿司会やりたいな・・どうして誰も来なかったのかしら。(友人は「そんな会に行ったら淋しいヤツだと思われるからやろ」と言うけど、そうなの?)いまだ納得してないわたし。ひとりでもいいけど寿司。
釜揚げきしめん(よしだ製麺のざるきしめんで)温かいつゆにはスライスしょうがと金ゴマ。
ホットクックさんに平和に茹でてもらい、平和に食べてます。
つるつる。ほかほか。
フランスのゴーフレット すごくおいしい。わたしこれ好き。1回につき、1枚をよおく味わって食べれば大丈夫です。(脂質量かくにん済み)
裏側のデザインこんな。
ウエハース3段にクリーム二段。
カサカサ。香りもよいです。
ボナペティ~
本日のスペシャル
少し前の1日1新:初めてお会いした方々(リアルでオンラインで)、初めて行った飲食店(東京で)、北鎌倉のパン屋さん「La Petite Boulangerie Kita Kamakura」、マキタのコードレス掃除機(最もパワフルな業務用)を、わらしべ長者風にいただいた幸運)、家でせっせと低脂質中華の店。
1日1冊:Erin Meyer「The Culture Map」(日本語版は『異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養』)再度ぱらぱら見る。たのしい。
歯科クリニックでの診療中、最近おもしろかった出来事と、そういうことが書いてある本について、ドクターが話してくれました。ふと「その本もしかして『異文化理解力』ですか?」と訊いてみたら、そうでした(気が合ってうれしい)。