
アルミホイル要らない・霧吹き不要・ラップ要らない・冷凍パンなら解凍不要。
じゃ何が要るのよ!?とお思いの方。まあ読み進んでください。オーブンかオーブントースターがあれば、家にあるもので、できますよ。
下の写真は、2月の食卓(2024年)という記事に掲載したものです。スーパーのパン屋さんで買った菓子パンで、フランスパンの生地に甘いさつまいもペーストがねじり込んであり、表面には少し塩の粒もへばりついており。おいしいのです。
記事から引用します。
菓子パンや惣菜パンは、リベイクするとすんごくおいしくなります。
リベイクじまん注意:関東出張で我が家に滞在していた友人が、パン屋さんで翌日の朝食用に惣菜パンを仕入れていました。わたしと同じものを食べてるとダイエット合宿になってしまうから。
翌朝わたしがリベイクしたパンを食べ始めた Oさんの顔が、かなり衝撃を受けた顔。「(リベイクが)かんぺき・・」
ふふ。惣菜パンの中までしっかり熱く、外はパリッと、なおかつ焦げてない、トッピングのマヨネーズも乾いてない。リベイクの工夫があるのです。(←相変わらずへんな発明)。
「工夫があるのです。」とか言っておきながら、どういう工夫か書いていなかったのでご紹介しますね。
インターネットでリベイク方法を調べると、霧吹きしてアルミホイルで包んで焼きましょう、と言われます。
でもわたし、霧吹きはめんどくさいし、アルミホイルは1回使っただけでゴミになるからイヤなのです。そんなわけで、
1.オーブントレイに(惣菜パン・菓子パン・凍ったパンを)乗せ、
2.焼き型をかぶせて(覆うようにして)焼く。
という方法を発明(?)しました。いつからやってるのか覚えてないけど。
焼き型の中にパンから出てくる水分を閉じ込めたスチームベイク状態になってるのでしょう、きっと。
とにかく。リベイクしたパンを食べるたびに(・・天才かも)と思う程度にはおいしく焼けます。
バレンタイン用に買ったけど使っていない焼き型があれば、ぜひ!活用しましょう。仕事の帰りにでもパン屋さんで好きな菓子パンと惣菜パンをもりもり買って、リベイクしてみるのが吉。
リベイクの流れ
オーブントレイにパンを乗せ(今回はホームベーカリーさんが焼いてくれたフランスパンを切って冷凍したものを凍ったまま乗せる)、
パウンド型をかぶせ、
このようにした状態で、オーブンに入れ、最高温度(我が家の場合は 230℃)で5、6分焼く。冷凍でない場合はもっと短く。
コツ
- 加熱時間は最初は短めに、そこから好みの焼き色・テクスチャーになるまで時間を伸ばしていくのがおすすめです。自分の好みを見つける作業って心によいです。
- オーブンを予熱する必要はありません。
- 写真のように(薄切りではなく)コロコロに切った場合は厚みがあります。冷凍の場合は中までしっかり温めたいので!わたしはタイマーが切れても3分~5分くらい放置しています。
ピーナツバター風(PB2という、脂質を9割がた取り除いたピーナツパウダーに水を加えて混ぜたもの)
(関係ないですが、PB2には砂糖と塩入りの「クラシック」のほかに、ピーナツパウダーだけのプレーンな「ピュア」があります。どちらもおいしいです。我が家のはピュア。砂糖を入れなくてもけっこうピーナツの甘みがある。アイハーブで購入)
道具
オーブンまたはオーブントースター
我が家のはデロンギのコンパクトオーブンです。トーストもOK。デロンギの新作ミニ・コンベクションオーブンEVOという記事に詳細があります。
オーブントレイ
デロンギのコンパクトオーブンに付属のもの。くっつかないフッ素加工がされています。
上の写真は苺とパイナップルを乗せた低脂肪ブリオシュケーキのレシピ記事からコピーしたので、バターが塗ってありますが、リベイクのときはバターを塗る必要はありません。念のため。
(関係ないですが、苺とパイナップルもいいんですが、味はブルーベリーを乗せたバージョンのほうが断然おいしかった。これも念のため)
焼き型(金属製)
すべてくっつかないフッ素加工がされています。
左下から:スクエア型、底の取れる丸型、パウンド型、T-falの取っ手の取れるフライパン(焼き型じゃなくてもオーブンに入れられるものならば大丈夫なのです)
パンのサイズ(縦・横・高さ)に合うものを、なんでも使ってください。
リベイクするときに我が家で最も出番が多いのが、このパウンド型。少量なのでちょうどよい。
注意事項
焼き型は熱っつ熱っつになっています。必ず両手にオーブン用のミトンを装着し、完全防備で参りましょう。
取り出した焼き型も、しばらく熱っつ熱っつです。その辺に置いたのを、うっかり触らぬようご注意ください。
ボナペティ~
本日のスペシャル
一日一新:コンビニエンスストアで(出先での非常食として)冷やし焼きいもを買ってみたらおいしかった。冷凍焼き芋の時代に突入した我が家。今日は家で焼いてます。
一日一冊:Annie Brewster「The Healing Power of Storytelling」続き。