この記事では、問い合わせフォームから「慢性膵炎について」というメッセージをくださった読者の方(Wさん)に、お返事を書いています。
ーーーーーメッセージの要約ここからーーーーー
慢性膵炎について調べているときに、このブログを見つけた。大きな病院で検査を受けたら、慢性膵炎の疑いと診断され、ネットや文献などを読んでいる。
病院では、運動をするように、とだけ言われた。
食餌制限については指示ゼロ。不安がある。
あゆう子さんは、定期的に検査をしているのかを、教えていただきたい。
慢性膵炎について積極的に診てもらえる病院を、教えていただきたい。
返事をいただきたい。
ーーーーーメッセージの要約ここまでーーーーー
Wさん、こんにちは。
まずお伝えしたいことは、自分の身体がどうなっているのか、イニシアチブを取って探求されているのが、すばらしい!
なぜ病院に行かれたのかはメッセージには書かれていませんでしたが、それなりの症状があって病院に行かれたのですよね。
体調がすぐれないときに、大きな病院で検査を受けたり(大きな病院って待つし、検査は心身消耗する)、あまり知られていない病気についてネットであれこれ調べたり、すごいことだと思うのです。
慢性膵炎かもしれない人に、運動をするように、とだけ言って、食餌制限については指示ゼロ。Wさんが不安な気持ちになるのは当然だと思います。
(そういう視点なのだな、何か事情があるのだな、と心に留めて、次を探すのがよい気がします)
次に、訊かれたことにお答えします。
Q あゆう子さんは、定期的に検査をしているのか?
A はい、しています。最近は年に一回くらいです。
Q 慢性膵炎について積極的に診てもらえる病院を教えていただきたい。
A ブログでは「この病院」「このドクター」とは書かないことにしています。ごめんなさい。
Wさんが慢性膵炎でも、慢性膵炎でなくても、ご自身の身体と死ぬまでつきあうことには変わりません。生きている間は(医師をふくむ)医療従事者と関わり、サービスやサポートを受ける必要があります。
Wさんは、どんなドクターがいいですか?どんな病院がいいでしょうか?
Wさんに合うのは、どんなドクターでしょうか?どんな病院でしょうか?
Wさんが大切にしたい価値観は、何でしょうか?
Wさんは、何が好きですか?
こういうことを考えながら探すと、Wさんに合う人、合う場所が見つかりやすいと思うのです。病気について勉強するのはすごく重要。でも、自分について勉強すること(=知ること)はもっと重要。
そして最後に、もしも慢性膵炎らしき症状が少しでもあれば、ドクターや病院を探したり、病気について調査する間にも、ぜひお腹に優しくしてあげてください。病気でなくても損はしませんので!
では、おだいじに。
PS ご参考までに、このブログから記事をいくつかご紹介いたしますね。
- 慢性膵炎の人は自分マニュアルを作ろう(他の人にもおすすめ!)
- あなたと気が合う安心できる婦人科医をみつけるには 科は違っても考え方は同じです。
- 議論に参加しないオプション(慢性膵炎の人におすすめ) 始めの頃はいろいろありました。
- 膵炎関連の記事リスト
本日のスペシャル
1日1新:減の恵みスイカ、キスミーメロン、ロンリーバナナ
1日1冊:「madame figaro deco」、「TOC TOC TOC の部屋づくりのアイデア」、Gary Chapman「The 5 Languages of Appreciation in the Workplace」
写真は8月なかば頃。買い出しから帰って工事中のお部屋で野菜で遊んでいます。