わたしのH叔母(母の二人めの妹)は、いいところの奥さまです。
短大を出て少しのあいだ幼稚園教諭をしてから結婚、単身赴任の夫を遠隔で支えつつ、3人のワンオペ育児をがんばる専業主婦でした。(現在は専業主婦をリタイアし、孫ライフをたのしんでいる様子)
繊細で優しい叔母は若い頃、こだわりの子育てを実践し(大成功してる)、夫と自分の家族のお世話をし、ご近所に気をつかい、ママ友と仲良くし、夕方4時頃からご飯を作りはじめ、毎晩テーブルがお皿で隠れてしまう満漢全席みたいな食卓で(おいしかった♥)
自分の子ども達よりも少し年上だったわたしに、ときどき話すのです。
「子ども達が『パパが単身赴任でいないから』って人に言われないようにちゃんとしたいの」
後ろ指をさされないどころか(後ろ指をさそうなんてことを考える人が見たら憂鬱になっちゃうくらい)完ぺきだよ・・と思ったわたし。
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わたしには甥っ子がいて、黒人です。(バイオ父が黒人なので)
アメリカ合衆国に住む甥っ子が小学4年生?のころ、ひとりでひと夏、東京のわたしの家に来て一緒に暮らしていたことがあります。
教育オバだったわたしは甥っ子を月曜から木曜まで塾に通わせていました。(29歳とか30歳とかで若く元気だったからハハハすまぬ甥っ子)
塾がおわると甥っ子は叔母の家に直行します。あとから妹が言うのには:
「あんなに周りの目を気にする人が、真っ黒な子どもを毎日ヘーキで連れ回してんだよ!奥様ともだちの家とかじゃんじゃん連れてっちゃって、だいじょうぶなの?Hちゃんて絶対にヘンだよ!!あはははは」
あはははは。おっしゃるとおり、叔母は明らかにおかしい。(最高だ)
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それよりもっと前のこと。叔父(叔母の夫)とふたりきりで話すことってあんまりなかったのですが、ちょっとうれしそうな叔父。
(なになに?)
「下の空き地に障害者支援の施設ができるっていう話があるんだけどさ、住民から建設反対運動があってさ、Hちゃん(←妻のこと)が怒り狂ってるんだよね」
怒り狂った叔母が何をしたのかはわかりません。グーグルマップによると、その施設は今もあるようです。
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何年か前、あるブログ講座でKさんという方にお会いしました。
長くクライアント企業に信頼される会社を経営するかたわら、コンサルタントとして地域のマイクロビジネスを支援し、大学で教鞭も取る。ご自身の努力とお人柄がすばらしい、頭と心のよい方なのです。
あるとき雑談中、変わったところが無いのがコンプレックスで・・と、ふとおっしゃってらしたけど、わたしからすると、
十分ヘンです!
たいていの人は、ビジネス系の集まりでわたし(みたいな立場・経歴の人)と双方向の雑談をするのに時間を費やそうとは思いません。
わたしという人間がどうこうというわけではなく単に、1.大企業のバックアップ 2.社会的な影響力 3.購買力 4.将来の転職情報 といったメリットがないから。
Kさんは、ご自身のブログやSNSで、わたしのブログについて書いてくださったり、ブッチ記事に反応したブッチな人々のツイートをリツイートしてらしたり。
会社の名前とご自身の名前がババーンと出ているアカウントですから、お客様や業界のお知り合いに見られるかもしれません。
ふつうの人が実名アカウントでわたしのブログを紹介することは、まずないと思います。
こんな(ってどんな?かは人それぞれですが)ブログを読んでることを◯◯に知られたら困るから、という、ふつうの考え。
ビジネスっぽい場所で、たまーに K さんみたいな変わった方に出会えるのが、いいのです。
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このブログにときどき登場してくれる幼なじみも、社会的にヘンなところがなく何事においても正統的「というイメージを払拭したい」と話していました。
(払拭したい、という言い回しが幼なじみらしくきっぱりして、わたしのボキャブラリーにはないので印象的だった)
わたしと何十年も親戚づきあいしてる時点でヘンだと思うけど。ふふふ。
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この記事を、H叔母、ブログ仲間(でお友達、とわたしが勝手に思っている)Kさん、幼なじみMさんに捧げます。
本日のスペシャル
1日1新:パスポート申請書をデジタルで記入(ラク!)、初めてのパスポートセンター拠点
1日1冊:Laura Kate Date「Uncomfortable Labels」、杉本鉞子「武士の娘」、グレチェン・ルービン「苦手な人を思い通りに動かす」(←やっぱりタイトルがひどすぎ趣旨と違いすぎ) つづき。