[2020年10月27日の投稿を、2025年7月26日に加筆]

わたしのH叔母(母の二人めの妹)は、いいところの奥さまです。

短大を出て何年か幼稚園教諭をしてから結婚、単身赴任の夫を遠隔で支えつつ、3人のワンオペ育児をがんばる専業主婦でした。(現在は専業主婦をリタイアし、孫ライフをたのしんでいる様子)

繊細で優しい叔母は若い頃、こだわりの子育てを実践し(大成功してる)、夫の家族と自分の家族のお世話をし、ご近所の皆さんに気をつかい、ママ友と仲良くし、夕方4時頃からご飯を作りはじめ(何時間もかけて作る!)、毎晩テーブルがお皿で隠れてしまう満漢全席みたいな食卓で(おいしかった)。

自分の子ども達よりも少し年上だったわたしに、ときどき言うのです。

「子ども達が『パパが単身赴任でいないから』って後ろ指をさされないように、ちゃんとしたいの!」

はぁ・・後ろ指・・人が見たら憂鬱になっちゃうくらいかんぺきだけど・・と思ったわたし。

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わたしには甥っ子がいて、お父さんが黒人です(お母さんはわたしの妹でアジア人)。

アメリカ合衆国に住む甥っ子が小学4年生?のころ、ひとりでひと夏、東京のわたしの家に来て一緒に暮らしていたことがあります。

教育オバだったわたしは甥っ子を月曜から木曜まで塾に通わせていました。29歳とか30歳とかで若く元気だったから。ハハハ。すまぬ甥っ子。

塾がおわると甥っ子は叔母の家に直行し、叔母と楽しく過ごします。あとから妹が言うのには:

「あんなに周囲の目を気にする人が、真っ黒な子どもを毎日ヘーキで連れ回してんだよ!奥様ともだちの家とかじゃんじゃん連れてっちゃって、だいじょうぶなの?Hちゃんて絶対にヘンだよ!!あはははは」

あはははは。おっしゃるとおり、叔母は明らかにおかしい。(最高だ)

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それよりもっと前のこと。叔父(叔母の夫)とふたりきりで話すことってあんまりなかったのですが、ちょっとうれしそうな叔父。

わたし (なになに?)

叔父 「下の空き地に障害者支援の施設ができるっていう話があるんだけどさ、住民から建設反対運動があってさ、Hちゃん(←妻のこと)が怒り狂ってるんだよね」

怒り狂った叔母が何をしたのかはわかりません。グーグルマップによると、その施設は今もあるようです。

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何年か前、あるブログ講座でKさんという方にお会いしました。

長くクライアント企業に信頼される会社を経営するかたわら、コンサルタントとして地域のマイクロビジネスを支援し、大学で教鞭も取る。優しいお人柄なのです。

あるとき雑談中にKさんが
「私は変わったところが無いのがコンプレックスなんですよ・・」

ええっ!? わたしからみたら、Kさん十分ヘンですよ・・変わってますよ。

そもそもたいていの人は、ビジネス系の集まりでわたし(みたいな立場・経歴の人)と双方向の雑談をしようとは思いません。どこの会社? 誰の知り合い? 業績は? そういうことが重要な場所だから。

それと、Kさんは、ご自身のブログやSNSで、わたしのブログについて書いてくださったり、ブッチ記事に反応したブッチな人々のツイートをリツイートしてらしたり。

会社の名前とご自身の名前が、ばばーん!と出ているアカウントです。お客様や業界のお知り合いに見られるかもしれません。(こんなブログを読んでることを知られていいんだろうか・・)

ビジネスっぽい場所で、たまーーに K さんみたいな変わった方に出会えると、なんかすっごくいいのです。

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このブログにときどき登場してくれる幼なじみも、あるとき

「社会的にヘンなところがなく何事においても正統的、というイメージを払拭したい」

と話していました。

(ふっしょく?それってふだんの会話に使う言葉なの?)

『払拭したい』というフォーマルな言い回しが幼なじみらしく、印象的だった。

わたしと何十年も親戚づきあいしてる時点で十分ヘンだと思うけど。ふふふ。

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この記事を、H叔母、ブログ仲間(でお友達、とわたしが勝手に思っている)Kさん、幼なじみMさんに捧げます。

 

lotus flowers

 

本日のスペシャル

2025年7月26日の一日一新:Googleアナリティクスに新しいサイトを連携、新しい掃除機以前の掃除機が引退したのでしばらく掃除機レスだった我が家。モップがけでしのいでいました。ニュー掃除機とっても気に入ってます。ツインバードの時代に突入?)
一日一冊:Joe Moran「First You Write a Sentence.」、 Meredith Fineman「Brag Better」続き。

 

2020年10月27日の一日一新:パスポート申請書をデジタルで記入(ラク!)、初めてのパスポートセンター拠点
一日一冊:Laura Kate Date「Uncomfortable Labels」、杉本鉞子「武士の娘」、グレチェン・ルービン「苦手な人を思い通りに動かす」(←やっぱりタイトルがひどすぎ趣旨と違いすぎ) つづき。

 

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