うす~い黄色がかわいくて、皮がカリッと中しっとり、歯ざわり楽しいパンのレシピをどうぞ。
デュラムというとセモリナ?とお思いになる方が多いのでは。もとになる小麦は同じですが、
デュラムセモリナは大粒でふすま入り、デュラム小麦粉はデュラムという種類の小麦を製粉したもの。
『ふすま入り粗挽き』と『ふすま無し細挽き』とわたしは勝手に定義しています。
どちらもパスタやピザに使われることが多いです。
うっすら黄色みがかったクリーム色の小麦粉です。「粉やの息子オンラインストア」で894円/3kg。
いきなり3kgは・・とお思いの方には、カルディコーヒーファームに 500g 入りのがありますよ。333円/500g
小麦粉の香りはそんなに感じませんし、味も濃くありません。なので、そのまま食べるよりも、
(お腹が大丈夫な方は)オリーブオイルにひたして食べたり、
オリーブオイルをたらしたフムスをつけたり、
パンチのある「具」でサンドイッチにするのがおすすめです。(だからピザやパスタなのか!納得)
そしてとにかく歯ざわりが楽しい。焼けたての冷めたてはもちろん、冷凍したのを電子レンジやトースターオーブンで温めてもいいし、トーストも大吉。(単にわたしがトースト好きなんですが)
道具
ミトン(手袋)、ホームベーカリー、キッチンスケール(0.1グラム単位で測れるタイプ)
我が家のホームベーカリーは、パナソニックのベーシックモデルです。年季のはいった2012年製。4年前にいちどパーツを交換し、いまも元気に活躍してくれています。
材料
- デュラム小麦粉 250g
- 塩 3g
- 砂糖 6g(お好みで増やしてください)
- 水 180g
- イースト 0.8g
- オリーブオイル 6g(入れなくてもOK)
オリーブオイルを入れなくても、パンケースからパンを取り出しやすいレシピです。
どういう科学かはわかりませんが、オリーブオイルを入れるとまあるくすべすべな焼き上がり、
お上品なたたずまい。
オリーブオイルなし(油脂なし)だと、ごつごつっと隆起のあるワイルドな仕上がりに。
皮のパターンが美しいです。(わたしは両方すきです)
スライスするとこんなふう。
作り方
- パンケースに粉を測り入れる。粉を片側に寄せる。
- 塩と砂糖を計量する。パンケースの下のほうに入れる。
- 水を計量する。パンケースの下のほうに入れる。
- 小皿などでドライイーストを計量する。小麦粉のてっぺんに指で穴をあけ、そこにドライイーストを埋める。
- 「天然酵母 食パン」と設定(予約するならここで)。スタートボタンを押す。
- 焼き上がってピーっと音がしたら、フタを開けないで、取り出さずにタイマーをかけて5分まつ。
- タイマーが鳴ったらパンケースを取り出す。パンはまだ取り出さずにタイマーをかけて2分まつ。
- タイマーが鳴ったらパンケースからパンを取り出す。(こうすると油脂の入らない配合でもパンを取り出しやすい。怖くない!)
我が家は「とりあえず家にある小麦粉がなくなるまで食べ続ける」方式なので、まだまだデュラム小麦粉シリーズが続きます。笑
例:ドライトマトのフォカッチャ↓
本日のスペシャル
本日のスペシャルは、ひとつめの記事にあります。