どんな番組?
「Slate」という米国の大手ウェブマガジンの人生相談コラム。ホストのDaniel Lavery(ダニエル・ラヴァリー)と、毎回違うゲスト回答者が、読者の悩みに答えます。
どこで聴ける?
このリンクのページからすぐ聴けます。お使いのポッドキャストアプリからも、Dear Prudenceで検索すればすぐ見つかりますよ。
ウェブサイトで「Slateの有料メンバーになりませんか?」というメッセージが出ますが、登録しなくても大量のコンテンツを楽しめます。
無料の場合は広告が入ります。でも、ここの広告は内容もよい(=合っている)ので、コマーシャルが入っても、わたしは気になりません。
自分を含め、番組を聴いている人達がどういう消費スタイルの人だと思われているのかを知ることができるので、むしろ広告があったほうが興味深い。コマーシャルもコンテンツなんですね。
こんなサービスが流行っているんだ、こんな売り方やキャンペーン方法があるのか、とおもしろく聴いています。
誰がやってる?
回答者のDaniel Lavery(ダニエル・ラヴァリー)は、前任者が辞めたあと、Slate誌にスカウトされたそう。
初めて聴いていたとき、回答の真っ当さ(とポップカルチャーネタ)に喜ぶと同時に
- 話うまいなあ…頭いいなあ
- ユーモアもアドバイスも老成しているなあ…
- なんだか牧師っぽい?
と思ったらそのとおりで、両親が有名な牧師。リベラルな革新派キリスト教コミュニティの生え抜きエリートなんだなあと思う。
いろいろな番組を聴いたなかで、アドバイスの中身に、わたしが最も共感する回答者です。テンション高めなので、わたしは朝~午後早めの元気な時間に楽しんでいます。
どんな相談?
Slateが大手ウェブサイトだからなのか、番組の方針なのかはわかりませんが、深刻・深淵な悩みからケチくさいものまで、カバーする範囲が広いです。
「Dear Prudence」では、すっとこどっこいな質問も、たまに採用されます。そしてダニエルとゲストが質問者に大怒りしてこんこんと説教することもある。
(ちなみに、わたしが好きなもう一つの人生相談ポッドキャスト「Dear Sugars」では、あきれた質問は取り上げません。こちらもおすすめ)
おすすめエピソード
【ただいま更新中:少々お待ちください】
[スクリーンショットのソース:Hear Prudie! Slate’s Dear Prudence Podcast: Your weekly dose of audio advice from Daniel Mallory Ortberg.]
本日のスペシャル
1日1新:市場で初めての生産者の方から蕪と人参を購入(蕪の実を切ると花のような香り
1日1冊:Roxane Gay「Hunger」、ローラ・インガルス・ワイルダー「農場の少年」、Alissa Nutting「Made for Love」 それぞれ少しずつ、しみじみ味わう。