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気が合う友を探しに行こう
近藤麻理恵の片付け本を書店で手に取ったとき、たまたま開いたページに、生ごみはゴミの日まで冷凍保存している、と書かれていました。
お!こんなところにわたしと同じ変なことしてる人がいる。
我が家の冷凍庫の下の段には、炊き立てご飯や焼きたて(冷めたて)パン、自家製スープや新鮮な生ごみが、同居しています。いつから始めたのか覚えていませんが、ずっとこう。
こんまりさんのテンションでときめいていたらきっと疲れてしまうわたし。でも、こんまりさんと同じように、外から家に帰るとお家に「ただいまーっ!」と声をかけ、家電に、花に、小さい頃から話しかけています。気が合う・・。
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インテリアデザイナーが書いた本を書店でぼーっと眺めていました。写真がピンと来なかったので本を棚に戻そうとしたら・・
ヘザー・ブラッキンさんという著者のお宅には、ごみ箱は家全体に1ヶ所だけしかありません、という一節が目にとまりました。
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よく遊びに来てくれた友人(←温厚な管理職)が、我が家である日いきなりキレたことがあります。
「なんでなんでこのうちにはゴミ箱がないのっっっ(叫)」
「キッチンにあるわよう」
友人は手元にごみ箱がないことに、ずっとストレスを感じていたのでした。すまぬ。
何かひとつでも、ちょっと変なことで自分と共通項のある人が書いた実用書を読むと、気が合う専門家からアドバイスをもらえます。
ビジネス本でもヨガ教本でもテクノロジー本でも旅行本でも、ジャンルに関わらず。
自分がこれまでトライしたことがないことや、したかったけど忘れていたこと、こんなことを知りたいなと思っていたこと、ソリューションを求めていたこと、
そういう情報が、自分に合った形ですんなりと手に入ることが、多いのです。
一冊読んでひとつ、感情が動いたら、行動できたら、これ以上のぜいたくがあるでしょうか?本はすごいですね。
ふと手に取った本の著者とあなたが、なんらかの世界観や価値観を共有していたり、ちょっと変わった(=メインストリームから外れた)行動を長く続けていたら、あなたにとって意味のある情報が、その本のなかに見つかる可能性が高いです。
本日のスペシャル
写真の本は、吉川康雄著「生まれつき美人に見せる」という美容本です。吉川語録をいくつかご紹介しますね。
ブスはアクセントになるので、そのまま放っておく
・・基本的に、ブスな部分は放っておきましょう。
仕事でもそうだけど、弱みをどうにかするよりも、強みを伸ばしたほうが楽しいし疲れないし、そもそも弱みって何?
まず、自分ではつけ過ぎかな?と思うくらいベタベタにクリームを塗ってツヤをつけます。
売れるセールスパーソンはニベアをこってり顔に塗っている、と和田裕美の昔の営業本にも書いてあったなあ。
ヘアスタイルは短い、長いは関係ない
ほんと関係ない。
色素沈着のない人間はつまらない
あなたのまぶたには色素沈着がありますか?ある人はラッキーです。
〇〇がありますか?ある人はラッキーです。ってわたしの口ぐせかも・・・。
即買いして電車のなかで読み始めたら、著者は、わたしが愛用している化粧品のブランドを作っているメークアップアーチストでした。一貫性ってこういうことなのですね。
では、自分と共通項がない人/あるかどうかわからない人/世界観が相反している人/etc.が書いたものを読まないかというと・・・読みます!
10年くらい?もっと前?大阪のAPAホテルにて:
わたし 「今回もアップルタウンすごかった~毎回すごすぎる」
友人Cさん 「なあにそれ?」
わたし 「Cさんのお部屋にも一冊あるから見て、APAが出してる雑誌。アーミテージさんが社長の家に遊びに行ったときの写真もあった」
Cさん 「ええっ?あの?」(と、アーミテージ元国務長官の真似をするCさん。うまい)
背筋がぞーっとなるような現実を見て、自分はどうしたいかを決めさせてくれるのも書物ですね。