組織のリーダーがスタッフにむけて話すスピーチをまとめるお手伝いをするときは、
話を聴いた人に『言葉のおみやげ』を持って帰ってもらうような工夫をしています。
誰かにシェアしたくなる・シェアできる・再現性のあるツールとして、聴く人に『言葉』を贈りましょう。
ええっ。部下やスタッフにそんなサービスするの?
はい。(リーダーはサービス業ですよね?)
組織を表現するための言葉を、リーダーであるあなたがスタッフの方々に渡してあげてください。
あなたの言葉を部下の方々が、あちこちで堂々と自慢げに話してくれていたら、最高じゃありませんか?
それこそあなたのメッセージが伝わっている、影響力がある、ということではないでしょうか。
この記事では簡単な方法を2つご紹介します。もちろん、ふだんの朝礼やミーティングにも使えます。
方法1 具体的に置き換える
原稿となるメモ書きにこういう言葉がないか探し、具体的な事実に置き換える、それだけです。
- しっかりと
- 充実させ
- 早急に
- 社会の動き
- 取り組み
- 各分野
「しっかりと」とはどういう状態でしょうか。どういう動作でしょうか。
「充実」とは何がどうなっている状態でしょうか。
「早急に」とはいつ頃でしょうか。なぜですか。
「社会の動き」とはどの社会で何が起こってどこへ向かっているのでしょうか。
「取り組み」とは具体的に誰がどのようなことをしているのでしょうか?
「各分野」とはどの分野とどれとどれとどれでしょうか。
これだけです!話がおもしろくなるし、ビジョンが伝わりやすくなります。
方法2 重要な情報をそのままネタにする
- 重要な言葉の定義
- 組織/チームのミッションステートメント
- 数字
1は、仕事や業界で使われる用語をあらためて定義します。知らない人も多い。
2ではミッションステートメントを読み上げて解説するだけでもいいですし、個人的な思いを追加してもOK。ミッションステートメントを知らないスタッフの方も多い。
3は、チームや組織に関係のあることなら何でも!いいです。なるべくポジティブな事実を選んでください。(危機や失敗にまつわるものはなるべく避ける)
とにかく聴く人にパクってもらえるかどうかが成功の目安です。
短く、覚えやすく、そして数字は正確にまるめる。
組織を表現するツールとして、リーダーの言葉をどんどんスタッフに使ってもらいましょう。
本日のスペシャル
ここ1週間の1日1新: ブログ継続セミナー、初めての貸会議室、初めてお会いする大勢の方々、伯母の家の新たなインテリア、ゲートシティ大崎のスターバックスコーヒー、ハワイのママキ茶、ローズの香りのアルガンオイル、カカオ80%~100%のオーガニック・ダークチョコレートいろいろ、 初めてのオーガニック・シャンプー、根室のオランダせんべい、ネットフリックスのドキュメンタリー「双子物語 Twinsters」、不食の概念、吉方位計算
職場や客先だけでなく、友人や家族にも知らないひとにも(自慢げに!)話したくなるようなネタをスピーチに仕込みたいですね。
↓上下さかさまに設置してもいいんだ・・とJR新宿駅の方に学ぶ↓
↓伯母の家に遊びに行ったら彼女の枕カバーに「2011 APRIR 74!ビックリダヨン」と刺繍が・・↓
5年前に74歳になったときにびっくりして、つい刺繍してしまったのだそうです。
「でもあっというまに79歳になっちゃったんだけどね♥」だそうです。センス最高です。