帳簿をつけたり見たりするのがストレスなタイプです。大むかし財務資料の翻訳やってたときもつらかった。
ストレスなのは知識がないから。合ってるのか間違ってるのかわからないままフィーリングでしのいでいるから。
フィーリング簿記。
ダメな響きがします。もう地道に勉強してラクになろうわたし。(泣)
ということで、いきなり日商簿記2級の試験に申し込んでみました。
なんでまたそんなこと思いついたのかというと、
- 試験ならば勉強する期間が「いついつまで」と決まっているから気が楽だし、
- 人間って(少なくともわたしは)スケジュールが決まっていれば行動するし、
- 教本の選択肢が少なく、やることがシンプル
そもそも目的は?
目的はストレスの軽減です。
会計ソフトウェアを立ち上げるのがむしろ楽しみな自分❤
提出期間の初日に税申告してしまい悦に入ってる自分❤
を妄想しては、もはやうっとりしているわたし。(あきれるかっこ悪さですが事実なので書く)
なんでド素人がいきなり2級?
ゴールデンウィークに幼なじみ(Mさん)と長Zoomしていたときのこと。ある検定試験の話題になりました。
Mさんの趣味のひとつは資格取得。スポーツから国家資格、世界遺産検定まで、いろんな資格を持っています。負けずぎらいを自負するMさんは、ただやるのではなく勝負を競う要素が欲しいタイプなのかも。
検定試験には興味のないタイプのわたしですが、なぜか感じるものがあり、
あゆう子 「日商簿記うけようかな、いちばん下のやさしい級」
幼なじみ 「は?資格試験は上から受けるのが基本っ!」
あゆう子 (ひ、ひえ~~)
と思いましたがその翌日、商工会議所のウェブサイトで申し込む段になってMさんのアドバイス?を思い出し。
初級と3級をとばして2級にしてみました。
試験は6月なかばなので、6週間後です。いまこの記事を書いている時点で(教本を読み始めてから)2週間が経過したところ。
2週間でどうなった?
1週め
2級の問題をながめてみる。音読できるけど意味わからない状態なので放置。
とりあえず3級の教本を最初から読む。説明文と練習問題と解答を読み、ひとつひとつ自分に向かって口頭で説明。
吐きそう。気持ち悪い。わからない。脳みそにヘンなマッサージ受けてるみたい。
あんかんふぁたぶるぅ〜っ。(かんしゃく起こしたいけど暴れるとつかれるので暴れない)
「自分にやさしく。厳しくしない」と(1時間に1回くらい)唱えつつ最後まで読む。
2週め
日商簿記の教本をまとめて買ったわたしに、amazonさんが「これもどう?」とおすすめしてくれた本を入手。
興奮する。これで学ぶことに決める。
100年前に翻訳しながら悩んだ謎と、前の週の教本で謎だった事項を、ていねいに教えてもらう。
試験に申し込んだ理由は、この本に出会って謎が解けるためだったのか?!(←ファンタジー)
練習問題にぽつぽつ正解が混ざるようになり、いい気になる。脳みそマッサージつらいけど、時々らら~ん。
終わりに
いい気になって今日は4時間読んでくたくたです。(練習問題を解いてると4時間かけても本全体の15%しか進まない)
趣味でも勉強でも仕事でもまあ何でもそうなんですけど、まったく知らない新しいことを習得するのって(たいていの場合)最初はけっこうつまんないし、しんどい。違和感があります。忍耐と辛抱が必要で、少しずつやっていくしかない。
すごい頭脳な人は別として、ふつう頭脳な(わたしみたいな)人は、地道に勉強するのが吉。
ふつう頭脳な自分のためにできるのは(仕事では同じことをクライアントのために)、自分に合う条件と環境と考え方を作っていくこと。
実は地道に勉強してラクになりたいことが他にもひとつあるのです。また書きますね。
本日のスペシャル
それと生まれて初めて電卓の使い方がわかりました!生まれて初めて立ち上がる仔馬のごとく、わたしの指はキーの上をヨロヨロかっくん。
1日1新:初めて会った方々
1日1冊:Erin Morgenstern「The Starless Sea」、ふくしままさゆき「ホントにゼロからの簿記3級」