家にあるふつうの材料とホームベーカリーで、玄米粉100%のパンが焼けるかしらと思い、玄米粉を買って実験を重ねた今年の夏。
結論:100%はムリでした!
そりゃインターネットでレシピが見つからないはずだわ・・ならば、と
大好きな小麦粉とブレンド。我が家のホームベーカリーでは玄米粉 50% までは問題なくおいしく焼けます。早焼きコースで、特別な材料や裏ワザは要りません。
ふわふわやわわなパンよりも、パンの皮しっかり、トーストしたら耳ガリガリ君!みたいなのが好きなわたし。
外はカリっと中しっとり。白米の米粉パンとくらべると、味も香りも少し濃いめ。ぎょぎょ。おいしい。すごく気に入っています。
ホームベーカリーから出した熱々のを食べたくなりますが・・ぐっとこらえて冷めるまで待ってみてください。(冷める間にも加熱が進み、パンが仕上がります)
焼きたての冷めたては最高ですが、スライスして冷蔵庫か冷凍庫に入れておき、そのまま食べてもいいし、電子レンジやオーブンで少し温めても。もちろんトーストでも。
とてもあとをひくので食べすぎにはご注意ください。
(朝型で暗いうちに起き出しているものですから・・キャンドル朝ごはんです)
コツひとつ
おいしい粉を使うこと。(おいしいパンができるだけでなく、実験に失敗しても、おいしい材料ならおいしい何かができあがりますよ!だからぜんぜん無駄にならない♥)
玄米粉
今回は「昔ながらの純粋なコシヒカリ 南魚沼産しおざわコシヒカリ【従来品種】で作った玄米粉」という玄米粉を使っています。Amazonで送料込み 880円/1kg。いろいろある中でこの粉を選んだ理由は、
- Amazonで買える(カンタン)
- 価格がリーズナブル
- 商品説明に”粒径35ミクロン”とあり、細かいのがよさそうだから(この商品は50ミクロン、こちらは40ミクロン、これは35ミクロン)
強力粉麦粉
今回は北海道の強力粉「はるゆたか100」を使いました。オンラインショップ「粉やの息子」で、1,452円/3kg。
くわしいことは「ホームベーカリーレシピ:おいしい小麦粉で、おいしいパン」という記事をどうぞ。
道具
ホームベーカリー(我が家のはパナソニック ホームベーカリー 1斤タイプ ホワイトの旧モデル 2012年製)、ワイヤー(など、焼けたパンを冷めるまで置いておく網のようなもの)
材料
・玄米粉 100g(または125g)
・強力小麦粉 150g(または125g)
・塩 3g
・砂糖 5g
・水 170g
・油脂(オイルやバター)3g~5g
・イースト 3g
粉の配合はお好みで調整してください。なるべく玄米粉を多くしたい場合(したいですよね!)は 40%~50%がちょうどよかったです。
水の代わりに牛乳を使ってもおいしいです。その場合はオイルではなくぜひバターを。
牛乳にするとクラム(パンの中身)がつまってきめ細かい食感↑
作り方
- 玄米粉、強力粉麦粉、塩、砂糖、水、オイル(やバター)をパンケースに入れる。
- イーストをイースト投入口に入れる。
- 早焼きコースに設定してスタート。
- ブザーが鳴ったら取り出して、ワイヤーの上で冷ます。
*皮(パンの耳)はかため、焼き色濃いめが好きな方はお試しを:4.でブザーが鳴ったらフタを開けずに5分待ち、それから取り出す。
ちょっと楽しい口当たりです。
本日のスペシャル
1日1新:eventbrite
1日1冊:Isabel Wilkerson「Caste: The Origins of Our Discontents」、堀正岳「リストの魔法」つづき。