
7月も、良い月でした。ありがたいな。
自己免疫性(遺伝性)慢性膵炎のベテラン患者として長く活躍したのち、2024年4月に自然寛解(=なぜかは医師もわからないが身体が勝手に治った)のため引退後も、いちにちの合計脂質 25g、熱量 1500kcal をめざしてコツコツ食べているわたし。
9ヶ月かけて少しずつ減らしながら卒薬した現在も(しんどいときは消化酵素にたよりますけど)お腹は現役でがんばってくれています。だから大事に食べるのです。
「X月の食卓」シリーズ記事では、その月にわたしが食べたものを写真でご紹介しています。ブログを始めてから膵炎が治るまでの9年たらずと、治ってからの1年ちょっと、の記録です。
ぶどう
友人の留守宅に猫のお世話をしに行ったらば。わたしのために果物をあれこれ用意しておいてくれたのです。
週末じゅうスイカだのブドウだのキウイだの、もりもり食べておいし~~。
ブドウは皮ごと食べるとお腹しんどいので皮はむく派。友人宅のナイフ、とても切れるので快適でした。(研ぎのプロなの?)
皮のすぐ下の紫の部分がうっすら残っているのがいいな。この緑とこの紫。はぁ~うつくしいな。
お皿に残った汁にもうっとり。
キウイ
この種の配置って誰が決めたんだろう。センスある。
パニーニ(セブンイレブンの食パン、うっすら塩をまぶした自家製ゆでひよこ豆、蒸しなす、トマト、ザター)
6枚切りのを1枚トーストし、厚みを半分に切ったもの。カリカリは片面だけなのですが、じゅうぶんに感じます。
白桃
インターネットや本に書いてあるとおり、食べる少し前に冷蔵庫で冷やすと香りも味もおいしいと思います桃が好き。
ホットクック製チキンにんじんシチュー(とりむね肉、にんじん、玉ねぎ、葉っぱはミント)
「写真の縮尺へんだな」とお思いの方へ:この人参、市場で手に入れたのですが、すごく太くて最大直径8.5cmだったのです。そんなわけで、このような写真になっています。
ホットクックで作るシチュー、シチューの設定のみで作ってもよいのですが、ふと『無水ゆで』設定からはじめて『クリームシチュー』で仕上げたら、だんぜん味がおいしかった。
そのぶん時間がかかるんじゃない?とお思いでしょうか。ホットクックで表示される所要時間は、鍋が沸騰するまでの時間も含まれているので、クリームシチュー設定は46分だけど、熱い鍋から始めると30分なのです。だからそんなに変わらないのだ。
ミントの葉っぱ、彩りのために添えたら香りが合います。(葉っぱは食べないけど)
作り方は『ホットクックで作る低脂質レシピ:シンプルな鶏むね肉のシチュー』という記事にあります。
糸切り唐辛子、ベイリーフ、トマトペースト。すべて近所のスーパーで手に入ります。
このトマトペーストがおいしいのです。濃い。
スーパーでの収穫:巨大バナナ、マッシュルーム、ブロッコリ、パプリカ(赤と黄色)、若鶏むねにく、歯ブラシ、無脂肪ヨーグルト
ツルムラサキも買ったのでした。
ツルムラサキのサラダ(ゆで卵の白身1個ぶん、黄身1/2個ぶん、無脂肪ヨーグルト、なめらかディジョンマスタード、ワインビネガーなど)
久しぶりに買ったツルムラサキを、いくつか違う方法でひとたば完食しました。わたしツルムラサキが苦手なのかも。
きゅうりの前菜、にぎり寿司(まぐろ、サーモン)
すりおろしたきゅうり+アップルサイダービネガーの前菜、いいじゃん!
近所の魚屋さんで手に入れたお寿司は、ほっとする味でした。ぱくぱく。缶入りの粉わさびを使っています。味はあんまりわさびじゃないけど最後まで使い切ればいいかと思っています。
市場での収穫:きゅうり、人参、なす、ズッキーニ、まくわうり(きんしょうメロン)、じゃがいも(デストロイヤー)
写真をみた友人Mさんが画面の向こうから、ぽつりと。
「市場の野菜はさ、曲がったり大きさいろいろで、傷はない。スーパーのはさ、大きさそろってて、長旅したり売り場で人にさわられて細かい傷がついている。人生それぞれだな」
なんか深くない?深いわよ!(だからってわけではありませんが野菜写真つづく)
このお皿、あつらえたようです。うれしい。
夕ごはんのデザート(赤いグレープフルーツ、バナナ)
グレープフルーツの酸味と苦みでバナナのしつこさが中和されるのかどうかは不明ですが、合います。
飲みものは白湯。おいしい。(おいしいんですよ言っときますけど)
ホットクック製の超低糖あんこ&自家製の寒天のデザート
寒天もあんこもおいしいけど、合わない。
そもそもまず柔らかい寒天につぶあんは合わない。
しかもこの見かけがなんか変。ぶつぶついいながらおいしく完食!
セブンイレブンの『しっとり柔らか 鶏むね肉とブロッコリー』熱量 110kcal、たんぱく質 19.8g、脂質 2.0g
ときどき近所のセブンイレブンの棚や冷凍庫を改めてながめてみると。わたしのお腹に合うものに出会うことがあります。
この日は、電子レンジで2分45秒くらい加熱するだけで食べられる冷凍食品『しっとり柔らか 鶏むね肉とブロッコリー』でした。たんぱく質 19.8g、脂質 2.0g すばらしい。しかも塩っぱくないのです。このまま(何もつけずに)食べてちょうどいい塩味。
おいしいのかと聞かれたら、そりゃ冷凍のブロッコリですけども、ふつうにおいしいです。
常食するかと聞かれたら、実験だから常食はしないけど(プラスチックゴミでるし)、必要な人に情報を共有できたらいいなと思うから。しかも塩っぱくないし。(←しつこい。でもわたし、おいしくないものは食べられるけど塩っぱすぎるものは食べられない)
市場での収穫:いんげん、なす、みょうが、人参、小さいトマト、小さい玉ねぎ
分厚い皮をむいたトマト、甘みもあるのですが旨みもすごいので、小さく切ってサンドイッチに入れたり、サラダのトッピングにして夏の味。
なすも皮が分厚いのです。加熱してからスプーンで身をこそげとって、とろとろ美味。
いんげんは、じゃがいもと一緒にホットクックでハッシュにしました。写真はないけどコツコツモリモリ食べています。
小豆クリームあんみつ
小豆クリームは、ホットクック製の超低糖あんこを水でゆるめて濾したもの。クリ~ミ~♬(←浮かれ)
小豆クリームを敷いた上に、角切りにした寒天を乗せただけ。合います。するする入って満足。
わたしは満足だけど、お腹が大丈夫な方には甘みがまったく足りないと思うので、メープルシロップや蜜をどばーっと上から注ぐくらいでちょうどよいのではないでしょうか。
とにかく美しいのですキラキラ。
家で作るとだんぜんおいしく感じるものってありますが(わたしの場合はジャムとかドレッシングとか餃子)寒天もそのひとつ。材料は糸寒天と水だけだし、腕力も不要なのでお好きな方はお試しを。
ボナペティ~
本日のスペシャル
一日一新:ここ数年ずっと憧れていたお店があります。そこに初めて入ったら。。。強烈なタバコの匂い。。。。。ぼーぜん。。。出る。
お店の外で喜びと興奮を身体いっぱい友に訴えるわたし。だから行ってみなきゃなのよね!やってみなきゃなのよね!人類は。こういうエピソードのために生きているのですわたし。楽しかった。
一日一冊:Meredith Fineman「Brag Better」Gabor Maté「The Myth of Normal: Trauma, Illness, and Healing in a Toxic Culture」各少々。