鶴岡八幡宮の敷地内、蓮の池のほとりに小さな美術館があります。建築は坂倉準三(←ル・コルビュジエの弟子)、1951年の作品です。
池に面したテラスの天井に水面が写ってゆらゆら~。わたしはこの建物が好きで、お正月の記事を書いてからずっとご紹介したかった!
今回は、写真 → 行き方 → カフェとミュージアムショップ の順でご紹介しますね。
さっさと写真
中庭の光を集める壁にそって進むと
テラスに出ます。
壁際にベンチがひとつ。
ベンチにすわって壁にもたれかかりながら撮影しています。(美術館スタッフの方によると、展示は撮影不可、建物は内外OK)
魚がはねると波紋。輪っかが中から外へ広がっていくのをぼーっと見ています。
2階から中庭をのぞきこむ
中にいても外が感じられて、それと同時に、外から丸見えというわけではないが、外観から中の雰囲気が感じられるのもいいなあ。
たいていどこからも木々の緑や空が見えるように開口部が。
静か。端正だな~。
池を囲む遊歩道
夢のようだ
ほわ~
ふりかえると
青と緑とモノトーンの写真が続いております。が、ほんとは色とりどりの花も咲いているのです。
この日は八重桜が満開でした。
ぽんぽこりんに咲いておる。
花びらが光をとおしたときの美しさってことばにできません。まあそんなの見とれていればいいんですよね。
葉っぱの縁のギザギザもやわらか。
色チャージ完了!
行き方
JR鎌倉駅から徒歩。所要時間は歩く速度・道草食いかげんにもよりますが、15分~くらい。
JR北鎌倉から歩くのもおすすめ。ガイドブックや他の記事を見てみてください。
正面の鳥居を入ったらまっすぐ進んで左手に美術館の入口がありますよ。下の地図で、
- 大きな〇が美術館
- 小さな〇がカフェ「風の杜」
- 大きな〇と小さな〇をつなぐ線が、上の写真の遊歩道です。
[Image source: 鶴岡八幡宮のウェブサイトhttp://www.hachimangu.or.jp/sightseeing/keidai/]
カフェとミュージアムショップ
カフェ
カフェは2つあります。美術館のすぐ脇にある「ミュージアムカフェ」と、池をはさんで向こう側にある「茶寮 風の杜」。
わたしが好きなのは「風の杜」。空気がきれいで明るくて広々しています。
お茶も一煎ずつ丁寧に淹れてもらえます。(現況は甘味中心メニューでお食事はシンプルな麺類くらいだそう)
席は窓際ではなく、窓からの景色とフロアを一望できる奥のボックス席が、ゆったりで好み。
それと今は窓際のテーブル中央にアクリル板が設置されており、アクリル板に見つめられてはくつろげない感じ。
ミュージアムショップ
小さく軽く洗練されたおみやげが置いてあります。オリジナル手ぬぐいや、それで作ったポーチがおしゃれ。
カラー診断だと「秋」の方々に合いそうな色味が多いです。(夏子なわたしに合うものはなかった)
自分に買うなら絵はがき。ちょっと見るだけでも楽しいコーナーです。
お好きな方はお散歩がてらぜひ!
本日のスペシャル
1日1新:散骨サービス
1日1冊:Jon Kabat-Zinn「Wherever You Go, There You Are」