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奴隷制度で強制労働の被害に遭った人のことを、英語でなんて言ったらいいのでしょうか?
奴隷は slave だからスレイブ?
いいえ、商品である以前に人間なので slave people または enslaved people と言いましょう。
といったことは、和英辞典とか英単語の本にはのっていません。
The History of American Slavery
「オープンマインド」カテゴリの記事を読んでくださっている方や歴史が好きな方に、超おすすめのポッドキャスト、
「The History of American Slavery」をご紹介します。
わたしはおもしろすぎて先週末にイッキ聴きしました。(←知らないことを知って目の前が明るくなるような、もともとの意味での面白い)
ホストのジャーナリスト Jamelle Bouie(ジャメル・ブーイー) と Rebecca Onion(レベッカ・オニオン) いわく、
『アメリカ合衆国の奴隷制度について、大学で受けたかったけど受けられなかった講義』をイメージして作ったポッドキャスト
なのだそう。
たしかにそのとおりで、わたしにとって『おもしろかった講義』というのは、こういう講義だったなあ。
エピソードの長さはそれぞれ 40分~1時間くらい。
インタビュー形式、物語形式、カジュアルな会話形式と、ずんずん先を聴きたくなる構成になっているので、あっというまに時間が過ぎる。。
番組では、ひとつのエピソードにひとつの時代、ひとりの slave person の人生を取り上げていきます。全9エピソード+ボーナスエピソード3つ。
どこで聴けますか?
大手メディアの番組なので、基本どこのポッドキャストアプリからでも聴けます。もちろん SLATE MAGAZINE のウェブサイト からも。
トランスクリプトはどこにありますか?
各エピソードのページの audio プレーヤー(波々の部分)の左下にある、 VIEW TRSNSCRIPT のリンクをクリックすると、トランスクリプトのページに飛びます。
[Image source: This page. Circle and arrow added by me.]
各エピソードのまとめはどこで読めますか?
各エピソードのページで、下にスクロールすると「Episode Notes」があります。上から順に、
- エピソードの概要
- Our guests this episode are: ゲスト(専門家)の紹介
- Who was ◯◯? slave person の紹介
- Supplementary reading: 記事や本の紹介(わたしもいま読んでるところです)
がありますよ。
[Image source: This page. ]
おまけ:わたしが聴いてる環境
デバイス
第4世代 iPad (たぶん2012年製すごい元気!)を、ポッドキャストと YouTube の視聴専用に使っています。
新しいエピソードを自動でぜんぶダウンロードするとか、気に入った YouTube 動画を手元に置くことには興味のないわたし。
なので容量なくても快適に動作しています。
アプリ
Apple Podcast です。検索機能しょぼいですが、探すのはブラウザですればよいですし。スムーズに使えてなんら問題ありません。
登録しなくても番組を一覧にしておいてくれるので、そこから選んでかんたん再生。
気がむいたときに、さっと聴きに行くのがいいなと思っています。
SLATEPLUS
SLATE MAGAZINE の有料プラン(初年度USD35=3,732円くらい)で聴いています。もちろん無料でも聴けますよ。
パンデミックが始まってけっこうすぐの頃、広告打ち切りにともない、大好きな番組が終了。SLATE のポッドキャストは他にも好きで聴いているのでなくなっては困ります。いかん、すぐ有料プランにせねば、と。
有料プランにすると広告が取れて、ボーナスエピソードが聴けます。他にも特典がありますが、わたしはポッドキャストを聴けるだけで満足です。
SLATE MAGAZINE からは、なにももらっていません。例によって勝手に営業しております。
お金をつかうところって、ほんと人それぞれです。
本日のスペシャル
元妻 「タブレットってわたし意味わからない」
元夫 「家にあるのひとつ送るから、まあ使ってみなさいよ」
元妻 「ありがと」
ぷちぷちにくるまれた iPad が我が家に到着。
元夫 「どう?」
元妻 「ありがとうね!わたしいまタブレットちゃんとたわむれているから!じゃねっ」
元夫 笑
ありがたいな~
1日1新:玄米粉のパン新レシピ
1日1冊:Isabel Wilkerson「Caste: The Origins of Our Discontents」、堀正岳「リストの魔法」つづき。