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低脂質って何グラム?全体で脂質 7.09g くらいです。(タンパク質は 36.62g)
火を使わない。前もって作っておける。あんまり失敗の余地ない。
食べる前に冷蔵庫から出すだけなので、つかれない。なのにインパクト(と、たんぱく質が)豊かなデザートです。
(さっさと作り方だけ知りたい方へ:目次から行きたい場所に飛べますよ)
このレシピは、マスカルポーネチーズを使った伝統的なティラミスと、まったく同じ作り方です。(←リサーチ済み)
スターバックスで注文するとき風にいうと、
あゆう子 「ティラミスをトールで、マスカルポーネの代わりに無糖・無脂肪ギリシャヨーグルトで、お砂糖は半分、卵黄は1/4でお願いします」
お店の方 「はい、トールのティラミスをおひとつ、無糖・無脂肪ギリシャヨーグルトに変更、ライトシロップ、ライト卵黄で、お作りします」
お腹が大丈夫な方は、ぜひマスカルポーネで!その場合の合計脂質は 115.79g ですが、まあ気にせず。おいしくいきましょう。
体力ない方・おつかれな方・他にやることある方は、ティラミス作ってる場合ではないと思いますので。誰かに作ってもらうとか、帰りに成城石井で買ってきてもらうとか、通販する(お取り寄せティラミス美味)とかしましょう。
材料は6つ
☐ 無糖・無脂肪ギリシャヨーグルト
☐ 卵(白身2個ぶん、黄身1/2個ぶん)
☐ 砂糖(15g)
☐ 常温コーヒー(インスタントを水で溶けばOK)
☐ フィンガービスケット(カルディコーヒーファームなどで買える)
☐ ココアパウダー
食感は、ふわっと軽いなめらかクリーム+コーヒー味のしっとりビスケット。
冷蔵庫で冷やす間にココアパウダーが溶けてビターチョコレート味の層ができます。ビターが苦手な方は、お湯で溶かすと甘いココアになるパウダーを使うのもよいし、クリームに入れる砂糖の量をガツンと増やしても。
低脂質っていうけど何グラム?(合計脂質 7.09g くらい)
合計脂質 7.09g の内訳を書いておきますね。こういうことはカロリー計算のウェブサイトで調べることができますよ。
無糖・無脂肪のギリシャヨーグルト200g 脂質0g
卵白2個 脂質0g
卵黄1/2個 脂質2.85g
フィンガービスケット 10本くらい 脂質2.4g
ココアパウダー大さじ1(8g) 脂質1.84g
流れ
クリームを作る
↓
フィンガービスケットをコーヒーにくぐらせ、容器に並べる
↓
クリームを乗せる
↓
フィンガービスケットをコーヒーにくぐらせ、容器に並べる
↓
クリームを乗せる
↓
ココアパウダーをふる
↓
冷蔵庫で2時間~4時間、冷やす
低脂質ティラミスの食べ頃は、作ってから何時間後?( 2時間~4時間後)
(低脂質・高脂質どちらも)ティラミスは、作ってすぐに食べてもおいしくありません。冷蔵庫でしっかり冷やし、
・上にふりかけたココアパウダーがクリームに溶けて、チョコレート味の薄い層になっている
・クリームが冷えてかたまり(といっても柔らかいけど)落ちついている
・ビスケットにコーヒーの味がしみこみ、クリームにぴったりついている
そういう状態になったときがおいしい。(と、ビンチェンツォも言ってくれている)
通常の高脂質ティラミスの場合は「最低でも4時間」「翌日がおいしい」「翌々日も最高」なのだそうですが、
あゆう子の低脂質ティラミスの場合は、作ってから「2時間から4時間、できれば8時間くらいまでに」が食べ頃です。翌日は下の段のビスケットはびしょっとなるし、クリームは空気が抜けてスカッとします。ま、しかたありません。超低脂質ですからね。
重要なのでもういちど言います。マスカルポーネで作った高脂質ティラミスは翌日・翌々日が食べ頃ですが、低脂質バージョンは2時間~4時間くらいが食べ頃。24時間たつと水っぽい食感。
なんでわかるの?かというと、作った直後、2時間後、4時間後、8時間後、16時間後、20時間後、24時間後、実際に食べて確認したからです。やってみないとわからないしね。ブログに書くならこういう情報あったほうが役に立つし。
容器の形状や大きさによっても食べ頃は変わってきます。ご自分の好みの食べ頃を見つけてください。そもそもあなたが好きなら何時間後だっていいのです。
コツコツがつがつ
材料について
我が家で使ったのは以下のとおり
- ギリシャヨーグルト:パルテノ0% 無糖
- 砂糖:カソナード(フランスの赤砂糖)
- コーヒー:150g の水にデカフェのインスタントエスプレッソ大さじ1を溶かしたもの(我が家のはCafe Busteloという廉価な大瓶)
- フィンガービスケット:サヴォイアルディ(カルディコーヒーファームで購入)
- ココアパウダー:ヴァローナ
ティラミスの容器について(大きな容器?ひとりずつ?)
好きなようにしましょう。食卓にドカンと置いて「わっ」と盛り上がりたいとき、グラスにスプーンを突っ込んで自分の世界に入りたいとき。ご自分の気分に合う容器を使ってください。
家にあるものを使うのもよし、インターネットで雰囲気いいもの見つけたら買うもよし。わたしは写真の耐熱ガラスの長方形のケーキ型を買いました。先代のを2017年に割って以来です。わたしの場合はコーンブレッド、グラタン、おかずの保存に。いろいろ使えて783円。
↑両方つくるのが楽しい。食感は、小分けのほうがクリームしっかり、大きいほうは柔らかめ。
冷凍可能?味は変わる?解凍は?
冷凍できます。解凍してもおいしく食べられます。
作って2時間~4時間くらいの食べ頃に冷凍するのがいちばんおいしいけれど、翌日あまったのを冷凍しても大丈夫です。
ティラミスだけでなく、低脂質なクリーム系は何でもそうですが、冷凍するとガリガリ君になります。高脂質ものは冷凍するとハーゲンダッツ風。まあしかたありません。
よって、大きな容器のまま冷凍するとカチンコチンで切れません。冷蔵庫で自然解凍してから切り分けるはめに。
冷凍する前に小分けにしておくと、食べたいぶんだけ冷蔵庫に移動して解凍すればいいのでラク。
↑電子レンジで解凍した冷凍ティラミス
すぐに食べたいときは、電子レンジの解凍機能を使っても問題ないですよ。(電子レンジの性格はそれぞれなので、ご自分のに合う時間を見つけるのが吉)
それと、半解凍のしゃりしゃりティラミスよりも全解凍のクリーミーなティラミスのほうがおいしく感じます。
道具
ボウル、ハンドミキサー、泡立て器、型・容器、スパチュラ
低脂質ティラミスの作り方
- 材料を計量し、並べておく。
- 泡立て器で、黄身とギリシャヨーグルトをよく混ぜておく。
- ハンドミキサーで、白身を混ぜる。均一になったら砂糖を加え、泡立てる。(つやつや、ツノツノ、ボウルを逆さにしても落ちてこない程度でストップ)
- スパチュラを使い、泡立てた白身を、3回に分けて、黄身ヨーグルトに混ぜていく。(泡をつぶさぬようなるべく優しく切るように、でもなめらかになるまで)
- フィンガービスケットをコーヒーにくぐらせ、容器の底に並べていく。(濡らす時間は、2秒くらい「いち・に」「いち・に」で。容器のはじっこはビスケットをポキっと折って詰める) その上に、
- クリームの半量を乗せて平らにならす。
- フィンガービスケットをコーヒーにくぐらせ、クリームの上に並べていく。 その上に、
- 残りのクリームを乗せて平らにならす。 その上に、
- 茶こしでココアパウダーをふりかける。(真ん中からではなく、端からふりかけると全体に均一にかかる)
- ティラミスの上面を何かでおおい、冷蔵庫で2時間~4時間ほど冷やす。
ボナペティ~
PS 一段めと二段めの間に(作り方の、5.と 6.の間)茶こしでココアパウダーをふりかけたり、チョコレートをおろしかけたりしても素敵ですよ。脂質すこしだけアップだけど、これもよいです。
本日のスペシャル
Evernoteを「ティラミス」で検索したら、2017年にレシピを書いていた。ヒエ~。まったく忘れていました。味に満足できず、ボツにしたらしいです。
1日1新:知らない枝に新緑もりもり生えてきた
1日1冊:Jeffrey Rediger「Cured」、Lissa Rankin「Mind Over Medicine」各つづき。