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砂糖を激しく減らす人体実験をした
はあ~。
なんで(はあ~)なのかというと、わたし甘いもの好きだしお菓子焼くのも好きだから。
砂糖を減らしてもお腹の調子が変わらなければ、(お砂糖食べ放題!)とは言わないまでも、しょぼい低糖ながらもお菓子を日常的に食べる日々に戻ったと思うのです。
ざんねんですな。
五ヶ月におよぶ実験の結果、お腹の気分の浮き沈み(お腹が焼ける感じ・みぞおち突っ張る感じ・凍る感じ)が減り、体調が安定した。そんなわけで低糖生活を続けています。
で、こうしてボヤッキー記事を書いている。
この記事でいいたいことは、ひとつ:砂糖を食べる量を激しく減らしたら、お腹がラクになりました。
。。
。。。
。。。。。
当たり前です。
砂糖を減らすと膵臓がラクをできるんですもの。
(なぜ砂糖を減らすと膵臓がラクをできるのか/なぜ砂糖を摂取すると膵臓がんばらないといけないのかについては、専門医の書いた本や記事を読んでね)
『お砂糖を食べる量を減らすとお腹の調子が良くなる』なんてこと、わたしが言わなくたって、どこにだって書いてあります。
だけど実践するのは一般的に難しいみたいだし。誰が読んでくださってるかわからないので記事にしとこう。
そう思って書いてます。
お砂糖を食べる量を激しく減らしたら、たしかにお腹ラクになりましたよ。
どれくらい減らしたの?何をどうやって減らしたの?とお思いでしょうか。
お察しのとおり、すごくふつうですよ・・。
具体的には何をしたのか:砂糖の減らし方
実験前は、もともと低糖生活
- 砂糖と醤油の味付けの料理は食べたいと思わないので作らない。たまにお店でひとくち食べるとおいしい。
- 酢飯はお酢のみで調味。砂糖も塩も入れない。
- 酢の物やピクルスやサラダドレッシングには、砂糖は入れない。入れてもひとつまみとかふたつまみ。
- ヨーグルトはプレーン。甘みついていないまま食べたり、小さく切ったフルーツといっしょに食べたり。おいしいです。
- ふだんの飲みものはお水(氷なし)& お茶(甘みなし)。
- スターバックスコーヒーでは、飲みものを「シロップ抜きで」注文。
- はちみつとメープルシロップは何年も買ってない。
実験開始、さらに低糖生活
- 家で低糖お菓子(スコーン、マフィン、マドレーヌ、などなど)を焼くのやめた。
- 外で菓子パン(あんぱん、豆ぱん、などなど)を買うのやめた。
- 抹茶に添えるお菓子を買うのをやめた。お抹茶おいしい。
- 外でお菓子(どら焼き、みたらし団子、などなど)を買うのをやめた。
どれも、やめてみたら、特に困りませんでした。
特に困らなかった理由
- 洋菓子を焼きたいときは焼けばいいし、和菓子を買いたいときは買えばいい、と思っている。
- 暖かい季節はオーブンを使いたくないので、焼き菓子を作る気分じゃないのも困っていない理由かもしれません。
- 以前から果物を常食していましたが、お砂糖の量を減らすことにして以来、さらに留意して常備。わたしはデザートが欲しいタイプの人なので、おやつもデザートも果物です。
- 自分に対して(砂糖を食べてはならぬ!)と言わないので、葛藤が無いのも理由かもしれません。
ただ、砂糖を減らしはじめて最初の頃は(甘いもの食べたい!)という衝動を感じる時は、ありました。他のことしていたり時間が経つと衝動が弱まり、そのうちどうでもよくなったのがおもしろいです。
お砂糖を愉しむ場面
- 友人がプレゼントしてくれたお菓子は小さく切って冷凍し、少しずつ味わい愉しむ。
- 年に一度のアンズの季節、低糖あんずジャムを自作して小さな瓶に小分けに冷凍し、1年かけてちびちび愉しむ。
- 気の合う人とスイーツのお店でお茶。たのしい。
- 友人お持たせの小さな和菓子で食後のお茶とお話。時間を忘れる。
- 一年ぶりにデパートの地下で、ミニあずきバーを買い食い。
- ホットクックで超低糖あんこを作って小さな瓶に小分けして冷凍。ちびちび愉しむ。
たのしい場面はたくさんあれど、なにぶん頻度が低いので砂糖の量も多くない。ちょうどよいです。
お砂糖『やめた』ではなく『はげしく減らした』?
わたしの場合、お砂糖アレルギーではないので、触れたり吸入すると危険、というわけではありません。
『一切やめる』必要は、ないのです。たくさん食べたら目が回るけど、そもそもたくさん食べられないしね、大丈夫です。
それと、わたしは食べものに善悪のラベルは付けない派なので、砂糖の摂取が『正しい』か『間違っている』かには興味がありません。
- 正しい食べもの vs 間違っている食べもの
- 崇高な食べもの vs 邪悪な食べもの
- 罪なき食べもの vs 罪深い食べもの
- 健康な食べもの vs 不健康な食べもの
そんなことより量。(わたしの身体にとって)ベストな量が重要だと思っています。(たいていちょびっとですけどね・・)
そもそもなぜお砂糖を減らすことに?
自己免疫性(&遺伝性)慢性膵炎のベテラン患者だったわたし。
2024年4月、ドクター驚愕の自然寛解が発覚し・・治ってしまいました。人生なにが起こるかわかりません。
9ヶ月かけて少しずつ薬を減らし、いまは服薬なし。めでたし。
だからといって食生活が変わったのかというと・・ほぼ変わってない。膵炎が治ったからって強靱な膵臓が手に入ったわけでなし。膵臓よわ子なわたし。1日の合計脂質25gくらい・カロリーは1500kcalくらいを目指し、毎日コツコツ食べてます。
自前の酵素で細々と消化していますので(しんどいときは薬の力を借りますよ!)気持ち的には寛解前よりも慎重になっているかもしれません。
お腹がしんどいと再発の恐怖を感じるので、お腹がもっとラクだと精神的にもラクだな、と思い、砂糖を減らすのはすぐにできるので、やりました。効果の原因はわからないし、証明するすべもありません。ま、でもいいのです実験だし。結果オーライだから。
お腹の平和 vs 砂糖の愉しみ、どちらを取るかは人それぞれ。今日のわたしはお腹の平和を選択しています。
ボナペティ~
本日のスペシャル
一日一新:初めての方と料金交渉
一日一冊:Joe Moran「First You Write a Sentence.」、 Meredith Fineman「Brag Better」続き。