
パン用の包丁ひとつでホームベーカリー食パンを 6枚切りにする様子をご紹介します。
昔はパンガイドというデバイスを使っていましたが、使わなくなりました。
ひとつめの理由は、老朽化によりガタガタ壊れ気味になったこと。
わたしは大事に長~く使う性格ですが、なんでも長く使えばいいってもんじゃなく、物だっていいかげん引退したいタイミングってものがあるのです。( ←ある日いきなり引退されて困るタイプ)
ふたつめの理由は、わたし好みの「かたく分厚い皮しっかり食パン」だと、パンガイドを使っても、あんまり上手に切れない。
パンガイドさんが得意なのは、バターやお砂糖を心ゆくまで入れた、ふんわりしっとり柔らかな、日本風の食パンのスライス作業なのです。(書いてるだけでおいしそう)
低脂質なひとは、これ。↓
そんなわけでパンガイドさんは処分し、パン切りナイフ&まな板で切っている我が家。
まずは道具、次に流れ、そして写真、最後に写真のパンのレシピ、の順番でいきますよ。
道具
パン切りナイフ(刃がナミナミになったもの)、まな板(黒くなくてもぜんぜんOKだけど、老眼の人には見やすい気がする)
流れ
まな板にパンを乗せる
↓
皮の下まで切り込みを入れ、パンを回転させる
↓
皮の下まで切り込みを入れ、パンを回転させる
↓
皮の下まで切り込みを入れ、パンを回転させる
↓
皮の下まで切り込みを入れ、パンを回転させる
↓
クラム(パンの中身)を端から端まで切る
写真
パンを横にして、角っこに刃を入れて、このくらいの深さまで切る。やめ。
ころんと転がして、底も、角っこから刃を入れて、このていど切る。
また転がして、角っこに刃。で、これくらい切り込み。
また転がして、最後の面を。パンの上側は少々すべりますが、すでにはじっこに切れ目が入っているので切りやすい。
また転がして、切れ目に刃を入れて、
下まで切り落とせば 1枚スライスできあがり。
2枚め行きます。まずは角っこに刃を入れ、皮の下まで切り込み。
(少し厚めが欲しいので、少し厚め。ぜんぶ同じ厚さでもいいのですが、わたしは使いみちに合わせていろんな厚さにスライスしています)
転がして、角っこに刃を入れて、切り込み。
転がして、角っこに刃を入れて、切り込み。
転がして、角っこに刃を入れて、切り込み。
このあとは、転がして、クラム(パンの中身)を切って、もう1枚スライスできあがり。
3枚めも同じように、角っこに刃を入れて、皮の下まで切り込み。
転がして、角っこに刃を入れて、皮の下まで切り込み。
というふうにパンを転がしながら切ったパン。
優しい気持ちになれますな。
鶏むね肉と人参とブラウンマッシュルームの超低脂質シチューを少し食べたあと、冷めたてパンに杏ジャム(去年つくった自家製)を乗せてデザートとしました。なんかすごくおいしい。まんぞく。
で、冷凍庫ゆきです。ジプロク袋に入れるだけで OK。
この記事の写真の HB食パンのレシピ
材料について
- 小麦粉:スーパーキング
- 塩:さらさらのイタリア岩塩
- モルトパウダー:100gで200円台(いちど買うとパン500斤ぶん?!)。あると風味よいです。
- ドライイースト:とかち野酵母インスタントイースト
- バター:無塩でも有塩でも。少量なので味に違いはないと思う。
しょっぱめパンが好きな方は、塩を増やしてください。
パンくらい好きな味つけにしましょう。ま、でもいちどくらいはレシピどおりにやってもいいかもしれません。
材料
小麦粉 250g
塩 3.0g
モルトパウダー 0.2g
水 180g
ドライイースト 0.8g~1.0g
バター 4g
作り方(めんど美味しいバージョン)
- パンケースに小麦粉、塩、モルトパウダー、水を入れる。(ドライイーストとバターは、まだ入れない。あとで、それぞれ別のタイミングで入れます)
- パンケースをホームベーカリーに入れて、食パンコースを開始。タイマーを6分設定。
- タイマーが鳴ったら、ホームベーカリーを取消。ドライイーストを加え、食パンコースを開始。タイマーを6分設定。
- タイマーが鳴ったら、ホームベーカリーを取消。バターを加え、食パンコースを開始。
- ホームベーカリーの食パンコースが完了したら、タイマーを6分設定。
- タイマーが鳴ったら、ホームベーカリーからパンケースを取り出す。パンケースからパンを取り出し、ワイヤーの上で冷ます。
わたしの場合は、こね時間を長く&焼き時間を長く、が好みなのです。
お好みでいろいろ変えてみてください。ま、でもいちどくらいはレシピどおりにやってもいいかもしれません。
いい香り、いい眺め。
オーブンから出した焼きたての熱々パンよりも、焼きたての冷めたてパンが好き派です。
ボナペティ~
本日のスペシャル
一日一新:体力が少しだけアップしたのを実感したできごと。じわじわ・・
一日一冊:Benjamin Hardy「Who Not How」部分的により抜き読書。