最近とってもうれしいことがあったわたし。遠くに住んでる友人(Mさん)が、手紙とお菓子を送ってくれたのです。
近況をつづった手紙のなかで、子どもの頃から食べ続けているマドレーヌの歴史を解説してくれました。
ロレーヌ地方の王様のシェフが消えた → ピンチヒッターとしてマドレーヌという少女がお菓子作った → 王様「おいしい!」と大喜び → この菓子をマドレーヌと名付けるぞよ。
それでマドレーヌちゃんです。
↓こんな子
フランスの人々がバリバリ食べているマドレーヌを手にするのは初めてです。小躍りして喜ぶあゆう子。
さっそくいただくとして!
マドレーヌの主な材料は、小麦粉、砂糖、バター、卵。
慢性膵炎もちの人が、そんなもの食べていいわけ?
膵臓をいたわるわたしでも大丈夫な食べ方があります。必要な道具はナイフとまな板。
脂質 7g ÷ 4 = 脂質 1.75g
パッケージの裏に印刷された栄養成分表示をみると、マドレーヌ1個あたりの脂質は 7g でした。
パッケージは捨ててしまったので、成分表示の写真はありません。(栄養成分は、このページで確認できますよ)
わたしの場合は、ふだんの食事の脂質量はこんな感じでちょうどよいです。
- 1日の脂質合計20gくらい
- 1回の食事で脂質 4~5gくらい
- 繰り越し負荷
よって、
マドレーヌひとつ 7.0g だと多い。しかし、
- 3つに切って1切れ食べれば 脂質2.3333g
- 4つに切って1切れ食べれば 脂質1.75g
- 5つに切って1切れ食べれば 脂質1.4g
今日のわたしは 1/4 にしておこう。脂質1.75g で安心だ。ららーん。いただきまーす。
マドレーヌふたつ分を切って、容器に入れて冷凍庫へ。凍ったままでも、自然解凍でも、おいしく食べられますよ。
食後のデザートにひとつ出して、ぱくっと味わうまんぞく。
お茶の時間にひとつ出して、ちびちびかじってまったり味わうしあわせ。
中までしっかり火が通って、外は焼き色がしっかりついて、粉の味が濃い、フランス風の焼き菓子。こういう味が好きです。おいしい。
そんなちょっとで食べた気するの?
そんなひとくちで食べた気するの?とお思いの方は(ご自分に合うかどうか)いちど試してみるのが吉。
もしかしたら幸せ感じるかもしれないし、もしかしたらそうでないかもしれません。やってみないとわかりません。
性格も状況もひとそれぞれなんだし!
(お腹が大丈夫な方は、こんなことしなくても2個でも3個でもモリモリいくのが吉。1個じゃ足りないと思う)
ボナペティ~。
この記事をMさんに捧げます。ありがとう!
本日のスペシャル
実はマドレーヌが大好きです。子どもの頃に好きだったお菓子は神田精養軒の銀紙に乗っかったマドレーヌ。なつかしいな。
まだあるのか探してみたら、西武そごうのオンラインストアにありました。(デパート行ったとき買って妹に送ろう)
おもしろかったのはレビューです。「(おいしかったけど)焼きが足りない」「中がベタっと」「昔に比べるとしっとり目の食感」「(昔は)焼き目がもっと強く、しっとり感は弱めだった」
昔は日本のマドレーヌは「焼き目しっかり中ぬれてない」派だったけど、現代のトレンドとしては「焼き目うすく中しっとりやわらか」が主流なのですね。なるほど。
神田精養軒のレビューみたいなテイストの人たちは、フランスのスーパーのマドレーヌをじゃんじゃん買って食べればよし。
慢性膵炎もちでマドレーヌをじゃんじゃん食べたい人は・・・超低脂肪マドレーヌを開発だ。(←Mさんのおかげでできたレシピです。ありがとうね)
1日1新:初めて会う方
1日1冊:Larry Rosenberg「Breath by Breath」、Angela Chen「ACE」それぞれつづき。