パンデミックからこちら、どこにも行ってないわたし。大好きな京都に行ってきましたよ。

2021年の2月に『ひと混みがダメな人の京都:妄想編』という記事を書きました。冒頭は、こうです。

パンデミックが落ち着いたら京都に行きたいなぁ。

京都のことを少しだけ書くはずだったのに、京都の町が大好きな慢性膵炎もちの人が行く、壮大なる旅の計画書?になってしまいました。

旅の写真はありませんので、メトロポリタン美術館の公有コレクションの画像を使用しています。すべて京都に縁のある作品です。

京都愛と妄想はげしい自分がふびんな感じもしますが、ま、いいです。

2024年ゴールデンウィークのほとぼりが冷めた頃、京都で「いいな」「気が合う」「好き」と思ったことについて書きますね。ごくごく個人的な京都のトップ17です。

 

 

鴨川のほとり・鴨川の飛び石

ただそこを歩くだけでいい鴨川のほとりただそこに居るだけでいい鴨川の飛び石。それだけで幸せなわたし。

 

大河内山荘(おおこうち・さんそう)

京都で半日ほど友人と合流した日、友人の提案により、嵐山の竹林の小径に行きました。世界的に知られた観光スポットゆえ、ひと混みがダメなわたしはノーチェックだったのですが、よかったです竹林。

にぎやかなのだけど、歩いている人たちがなんだかみんな、ハッピーです。そりゃそうよね、遠くからこんなとこに来たらハッピーにもなりますよ。ふふふ。わたしも楽しいから写真撮っちゃおう。

 

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そうこうしていたら、いきなり大河内山荘の入口が現れた。友に確認もせず、何かに憑かれたようにフラフラ入っていくわたし。「え?入場料せんえん?ま、いいか」と、なんかよくわからんけど気にせず着いてきてくれる友。

子どもの頃に来てからずーーーーっと無意識下で切望していた(らしいです。ぜんぜん忘れてたけど。嵐山の混雑にびびって来る機会を逸していたのではないかと思う)大河内山荘。

あ。わたし世界でいちばんラッキーな子。

 

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わるいことは言いません。行きましょう大河内山荘。それと、ここの休憩所はレベルが違います。(←行けばわかる)

 

出たらまた竹林。

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京都府立植物園

吹奏楽部の演奏会に感激しすぎたのでコンサートホールのお隣の植物園でクールダウンしようと思ったら・・さらに興奮してしまい本末転倒なわたし。足がもつれて転びそう。夕暮れどきの小雨の植物園なんと美しいのだろう。

 

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哲学の道

何があるわけでもないのだけど、ただここを歩くだけなんだけど、いいの。それだけで幸せなわたし。

南禅寺から北上するのもよいですが、今回は銀閣寺道から南下したい気分。そんなわけで、御所から荒神口へ出て銀閣寺道ゆきのバスに乗り、出町柳や百万遍の街並み(←すっごく雰囲気よさげな小さなレストランたくさん)をながめなつつ銀閣寺道へ。

 

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笹舟をそおっと・・みなもに落として運勢を占ってもらいます。わたしは左からふたつめのを選び、そおっと。

笹舟は、ゆったりと流れていきました。

わたしの人生も、すいすい運ぶそうです。うれしい。ありがとうございます。

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永観堂に着いた。

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休憩所で水筒のお水を飲みつくし、

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写真など撮り、

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お寺のなかを静かに歩いています。

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敷地内ぜんぶ見なくても。

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南禅寺に向かう途中、勢いよく水の流れる水路たちに寄り道。

 

タクシー

南禅寺の前まで来たらいきなりお腹が空いてフラフラに。お寺も疏水も次回にするとして、通りがかりのタクシーに止まってもらい、京都駅まで連れてってもらいました。(うっかり食料をバッグに入れ忘れたのです。こういうこともある)

駅で合流した友人にそのことを話したら、「人生でもっとも役に立った 2,600円だったね(←タクシー代)」と感心されました。ほんとおっしゃるとおりなのよ!ありがたいのですタクシー。

ところで。運転手さんによると、タクシーに修学旅行生のグループを乗せてあちこち回ることもあるそうなのです。「高校生はもう自分でなんでもできるから放置だけど、中学生はまだ幼いので引率しないと。子ども元気だからいっしょに歩くと脚パンパン」と運転手さん、ちょっとうれしそう。ふふふ。いいな。

 

京都駅のセブンイレブン

なんとわたしがふだん愛飲している「リプトン カフェインレス オリジナルブレンド」が置いてある。スーパーでも見かけるところは少ないのに、さすが京都駅のセブンイレブン。わたしは(ホテルで飲む用に)家からたんまり持ってきたから買わないけど記念撮影。

 

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柳桜園茶舗(りゅうおうえんちゃほ)

静かな店構えの素敵すぎるお店。妹にほうじ茶と煎茶を購入し(これから自作ティーバッグ製造工場な我が家)、自分には抹茶(20gのちっちゃな缶ふたつ)とほうじ茶。

ほうじ茶は、焙煎の濃いタイプではなく、「香悦」という浅いタイプを選びました。加賀棒茶もそうですが、妹もわたしも浅いタイプのほうが好みみたいです。

お店を紹介するウェブ記事

次回は近くの一保堂のお店にも行きたいです。(←別の友人がカフェに連れてってくれようとしたけれど、わたしたち時間が遅くて2回とも閉まってた)

 

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月ヶ瀬 堺町店(つきがせ さかいまち)

京都じゃないどこの町にもあるような、ごくごくふつうの甘味処な店構え。知る人ぞ知るお店って感じでもないし、とんがったこと何もないし、窓からすごい眺望があるのでもない。のだけど、

寒天とこしあんがすごくおいしい。とくに柔らかめの寒天がとっても好み。

お店おだやか。座れる。静か。空気きれい。トイレきれい。お客のテンション低い。ほっ。

(デパート高島屋の中にもお店があり、雰囲気よいです)

京都は京都だから(観光客どわわわー)な場所が圧倒的に多いです。あゆう子みたいな観光客がいっぱい来るからな~。たしかにそうなのですが、ひと混みがダメな観光客が息を吹き返せる場所もけっこうあります。

お店の食べログページ

 

葛城先生ありがとうコンサート

今世紀初頭、はじめて沖縄を訪れたわたし。宿に荷物を置いて、まずはスーパーに向かいます。入口の通路で高校のマンドリン部のコンサートのポスターを発見。会場は近くの行政ビル?のホールで、まもなく開演時間です。

。。

。。。。

行く!!!

楽しかったですよ。クラシックから昭和歌謡までトランス状態で弾きまくる高校生s。ライブ最高!演奏すばらしい(しかもわたしマンドリン大好きなの)

味をしめて、どこかに行くときは旅先の演奏会をチェックするようになりました。チケットを購入すれば誰でも入場できる場合がほとんどです。(←旅先じゃなくてもたまーに行く)

東京文化会館やサントリーホールでプリマ・ドンナや巨匠もいいけれど、練習とリハーサルがんばってる若い演奏家たちに小さなホールで聴かせてもらうのも、特別です。

葛城先生ありがとうコンサート?最高でしたよ。

 

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すごくかっこいい立ち食いそば店

何をすごくかっこいいと感じるかは人それぞれで、同じものに惹かれたり、同じ場所を愛する人は、きっと気の合うひとなのだと思います。そういう人に連れていってもらったお店です。

 

フレスコ(京都のスーパーチェーン)

品揃えがしょぼい店舗、気が利いてる店舗、いろいろでおもしろいです。それでも今回わたしが購入した野菜と果物たちは、すべて当たりでした。気が合うのかも。

 

亀屋良永

お店のウェブサイト

抹茶といっしょに供す干菓子。

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「花あやめ」ふたつの丸は、きなこの香り。

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「無門」大徳寺納豆が練り込んである。くっさい!でもおいしい。

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ご注意ください:とてもよく似た名前の、別のお店があります。良いとか悪いとか関係なく、まったく違うテイストです。まぎらわしいので気をつけてね。

 

山崎書店

御所の南東の角っこに、アンティークの木版画やプリント、すごく古い本のページをバラしたらしいもの?、それと芸術関係の古書のお店がありました。

お店のウェブサイト

お部屋に何か絵をかざりたくて、ポスター屋さんや北欧雑貨のお店などのウェブサイトを見てる方へ:もしかすると。お小遣いを持って山崎書店を訪ね、好きな何枚かを(ポスター屋さんと同じくらいの価格で)手に入れて、家に帰ってフレームに入れたらば。すんごく良いことがあるかもしれません。

わたし?読みたい本と興奮するプリントあったけど、例によって何も買いませんでしたよ・・散歩の途中だったのですよ。

 

ゼスト御池

ゼスト御池の地下にはわたしの好きな食材や生活雑貨のお店が並んでいます。休み中の旅先でゆったりした気持ちのとき、わたしはふだんの買いものをしたくなることがあります。カルディコーヒーファームを見たり、無印良品で磁石クリップとマスキングテープを買ったり。

 

烏丸御池駅構内の発掘物展示

掘れば何か出てくる古都、京都。駅の通路にガラスケースが置かれているだけの展示です。

 

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(着いたばかりでまだどこにも行ってないのに地下鉄の乗り換えくらいでこんなに興奮してわたし大丈夫?)

 

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京都御苑

こころ落ちつくけど、前みたいな愛を感じなかった京都御苑。身体つかれていたのかな。それともわたしが変わったの?

と勝手に考えながら歩く砂利道じゃりじゃり。

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キノコ❤

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岡崎

鴨川の西から東に場所愛が移動したのかも。

 

本日のスペシャル

むかしは大好きだった東福寺、何が変わったのか不明(わたしなのか、お寺なのか、両方なのか)だけど、行ってみたら何の魅力も感じることなく。さっさと回れ右して帰りました。こういうのがまたまたおもしろいのが旅。

近所のローソンで調達した海苔しっとりタイプの鮭おにぎり。バッグの外ポケットに入れておいたので、新横浜までの電車が少し混んでいたからか、よい感じにプレスされ、ナチュラルパニーニ状態になっていた。新幹線のなかでたのしむ。美味。

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↓鴨川のほとりでピクニック。「漬けサーモンと いくら醬油漬」おいしいな。生のサーモンって、コンビニおにぎりの具になると苦手なことが多いんだけど、ローソンで見つけたこれは得意で何度か食べてます。

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1日1新:初めてお会いした方
1日1冊:Emily Dickinson「Poems by Emily Dickinson, Series One(Amazonのパブリックドメイン無料本)」、Lissa Rankin「Mind over Medicine」各少々。

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