鎌倉駅から歩いてすぐのところに、100年ちょっと前に建てられた「古我邸」というお屋敷があります。
いまはフランス料理のレストランになっており、邸宅の裏庭が、カフェになっているのです。
最近みつけて行ってみたら、なんとも気持ちのよいところ。この記事は、お散歩気分でおつきあいください。
行き方など
- 場所:鎌倉駅の西口(江ノ電のあるほう)から歩いて数分
- ここにないもの:見るもの、買いもの、食べるもの(レストランにはコース料理あり)
- ここにあるもの:飲みもの、デザート、小さな池、緑どっさり、静けさ、そよ風、パラソル、トイレ(建物の中をちらっと見られる)
- 営業時間:11:00~日没
- 定休日:火曜日、第1月曜日、第3月曜日
- わんこ同伴:可
さっさと写真
小さなお屋敷がみえてきました。
カフェの看板が気に入りました。
なんだかダウントン・アビーの音楽が流れてきます。(←頭に)
現代の女のひとは、ダウントン・アビーで登場人物のみんながそれぞれやっていた仕事をひとりでやってるんだから大変だなあ。朝起きて暖炉のそうじしたり奥様の髪の毛にコテあてたり不動産の管理したり農場を経営したり・・もうぜんぶ外食でいいよ!などと思うこの辺。
↑この細長い芝生はなんと呼ぶのだろう・・用途は?(調べ中)↓
この日は10月上旬だったので、彼岸花がきれいでした。
庭は表も裏も、自然のおもむくままにいろんな植物がもしゃもしゃ生えています。
風がそよぐ~
お店の方によるとレストランは予約をしたほうがよいそうです。断られて残念そうに回れ右している、予約なしでいらした方を見かけました。
わたしはこの建物の裏にまわってカフェへ。パラソルの向こうには小さな池、水草なんかがゆらゆらしていました。
お好きなテーブルへどうぞ、と言われたので、うふふふふ。ここの席にしよう。
足元はこのように整えられているので、ふつうの靴で大丈夫です。(わたしが帰る少し前にいらした車椅子ユーザーの方によると、レストランにもアクセスできるそう)
誰にもどいてもらっていません。
我が席からの眺め。正面。
上。
レストランで出されるコース料理のデザートを、カフェでもたのむことができます。説明を聞いたら大丈夫そうだったので(わたしは遺伝性のお腹の病気で低脂肪食なのです)お願いしました。
巨峰のコンポートとゼリーとバニラアイスクリーム(大さじ1くらいでわたしのお腹にはぴったり・・幸運でした)とメレンゲ。味はぜんぜんふつうの砂糖味、でもよいのです。食べにきたわけじゃないのですから。とてもとても満足。
この木の葉っぱの形が好きだなあ
むこうに山
駅まで近いから帰りもラクでした。裏庭カフェでひとやすみ、いかがでしょう。
本日のスペシャル
最近の1日1新:ヨコスカベーカリー あらゆるおかずがはさまったもの、あらゆる甘味がクリーム状になってはさまったもの、覇気があるんだけど、文字どおりの「良い加減」な「適当」さが素敵でした。
甘いのは低脂肪な選択肢が豊富。コーンスターチ系のクリームだけで、カスタードクリーム、ミルキークリーム、牛乳クリーム、レモンクリームetc.・・それらにパイナップルやりんごなどいろんな具が順列組み合わせ。おいしかったです。
わたし 「あのう、このミルキークリームと牛乳クリームは、どこが違うのでしょうか」
お店の方 「ミルキークリームは練乳。牛乳クリームは牛乳」
1日1冊:グラフィック社編集部「リビングとソファのレシピ」、Anna Politkovskaya「A Russian Diary: A Journalist’s Final Account of Life, Corruption, and Death in Putin’s Russia」続き。