さらっと見る目次
ひと混みがダメなわたしが北鎌倉で「いいな」と思う場所をご紹介します。
自然が好きで緑のきれいな場所に行きたい方、季節の花に出会いたい方、落ち着くお店が好きな方の、お気に召すかもしれません。
番号はついているけれど、ランキングではありません。順不同です。
場所愛はげしい写真をぜんぶ貼り付けると途方もなくなりそうなので、これ以上の写真は記事のリンクからご覧くださいね。
【2023年版】この記事は前に読んだよ!という方のために、追記・変更部分をリストにしておきます。よろしければ。
5.ヴァーヴ・コーヒー(デカフェコーヒーと無脂肪ミルクが登場。カフェインレスのお茶も拡充)
7.円覚寺(梅の花の写真どっさり記事のリンクを追加)
11.歌仙(喫茶のメニューはお抹茶/お煎茶と生菓子のみに縮小中)
14.東慶寺(門を入ればすべて撮影禁止。だから静か)今は梅の花が咲いています。
路傍の梅。風が吹くと香りふわ~~
1.北鎌倉駅(JR横須賀線)
北鎌倉は、周囲の自然にとけこむ、ひなびた佇まいの駅です。どんなにごきげん斜めな日も、この駅に降りると毎回エンドルフィンがどわーっと噴出。
東京からは50分~55分。横浜からは21分~28分。東京・横浜ーーーーー>北鎌倉→鎌倉→逗子の順に停まります。
待ち合わせには、東京方面行きのホームの、長い木製のベンチがおすすめ。椅子の背にもたれて座れます。
トイレは大きいほうの改札の内側にあり、換気よく清潔。
2.ホームから見える季節の花々
とても小さな駅ゆえ、周囲の民家の庭に咲いているお花がホームからよく見えます。手を伸ばせば触れそうな近さ。
わたしは夏のサルスベリ、早春の桃と紅梅をことさらたのしみにしています。あなた様の、お好みの花をみつけてください。
3.亀ケ谷切通し(かめがやきりどおし)
JR北鎌倉からJR鎌倉まで歩くルートは、おもに3つ。それぞれに魅力があり、ぜんぶいいです。ぜんぶ行きましょう!(でもつかれるので一度にひとつ推奨)
- 北鎌倉駅→浄智寺の脇をとおり→源氏山公園を抜けて→鎌倉駅
- 北鎌倉駅→亀ケ谷切通しを歩き→寿福寺あたりをとおって→鎌倉駅
- 北鎌倉駅→神奈川県立美術館 鎌倉別館の脇をとおって→鎌倉八幡宮を抜けて→鎌倉駅
Weblioによると、切通し(きりどおし)とは、「山や丘などを掘削し、人馬の交通を行えるようにした道」のこと。
亀ケ谷切通しは、緑がうっそうとした短い坂道。左右の崖の植物が、歩くひとを覆いかぶさるように伸びている。13世紀頃もこんなだったのかな。
垂れ下がるように崖に生えた紫陽花の下にもぐり込み、見上げるとこんなふうです。
ひと混みはありませんが、クルマやバイクも通る道ですので、ご注意ください。安全第一。
4.しんとみ(寿司とラーメン)
長く気になっているのに入ったことのないお店ってありませんか?
わたしにはあります。たとえば北鎌倉の駅から歩いて数分の「しんとみ」というお店。外に出ているメニューはじっくり見ているし、何をたのむかも決まってるのに、うかうか10年くらい経ってしまった。
パンデミック以来5ヶ月半ぶりに初めて外食しようというときに、そおっと入ってみました。静かでよいお店です(ので、続けて行きました)。
優しくもの静かなご家族が3人でやってらっしゃるようです。
メニューはラーメンとお寿司で、「光りものが得意」なのだそう。よっておすすめは、小肌三貫とアジ四貫の盛り合わせ税込み千円。
おお、気が合う!わたしもアジ小肌セットを、ご飯を小さくお願いすることに何年も前から決めていました。豆腐の味噌汁つき。(←さいころ豆腐は切りたて)
先にいらしたお客さんによると、ラーメンと寿司四貫(果物つき)のセット税込み1,600円も、おいしかったそうです。もちろんお好みでも握ってもらえますよ。
5.Verve Coffee(ヴァーヴ・コーヒー)
なぜ北鎌倉にあるのかはいまいちわかりませんが、出店してくれてうれしいヴァーヴ・コーヒー。
こだわりコーヒーのお店で、利きコーヒーのセットあり。他のお客さんによるとケーキやワッフルもおいしいそうです。
バス通りからセットバックした立地なので、落ち着きます。広々して気持ちよいし、お店の方は感じよいし、内装と什器も静かなデザインで、ほっ。
以前はメニューにデカフェも無脂肪ミルクもなかったけれど、現在はデカフェコーヒーがあります。しかも無脂肪ミルクでカフェラテなど作ってもらえます。
カフェインレスのお茶の選択肢もあれこれ。おお。(遺伝性の慢性膵炎でカフェインがお腹にしんどい)わたしには、うれしいです。
デカフェのカフェラテを無脂肪ミルクで作ってもらって720円。わたしが家でガブガブお茶のんでるあいだに価格が上昇していたのですね。もっと外食しないと(っていつも言ってる出不精なわたし)。
デカフェ濃ゆかった・・お腹ふくれた。
下の写真はずいぶん前のもの。雰囲気は変わっていません。
上の写真はモロカンミントティー600円。現金は使えませんが、クレジットカードがあればOK。
それと、物販コーナーがいい感じです。コーヒー豆のほかにもおみやげになりそうなものがいろいろ。ボタニカルプリントのバンダナ?と北鎌倉限定のグレーのマグ(軽い!)が素敵です。
6.ブーンベーカリー
駅の近くの小さなパン屋さん。ていねいで、これまで買ったものはぜんぶおいしかったお店です。
わたしが好きなのは「塩あずきフランス」という、フィセルみたいな小さなバゲットの中に甘い小豆が入っており、まわりに塩がくっついているパン。
7分咲きの梅の木の前のベンチに腰かけて、よおく噛み噛みし、存分に味わって完食。ごちそうさまでした。はあ〜幸せな散歩だな満腹。アゴはつかれるけど塩あずきフランスめっちゃおいしい。
インスパイアされて家で焼いた黒豆フランス風↓
7.円覚寺
お寺についての写真と記事はこちら。
梅の花の写真と記事はこちら。こんなに書いていたのですね。そりゃもう好きなはずですね・・。
-
ひと混みがダメな人の北鎌倉:円覚寺は梅の花が咲いています
-
今年は北鎌倉の梅を見逃した、ひと混みがダメな方へ
- 立ち止まって梅の香りをたのしむ北鎌倉
- ひと混みがダメな人の北鎌倉:2019/2/22梅はこれから
8.浄智寺
マイ山道に行く途中↓
9.(勝手に)マイ山道
上の浄智寺の境内にある山道で、源氏山公園に続きます。雨の後は道がぬかるむので、晴れた日の後に行くようにしています。
ほんの30分でも、この辺を歩くと人間性がリチャージされる気持ちになります。
ひとりで出かけた我が家のゲストは「『千と千尋の神隠し』みたいだった♥」と感激していました。
10.明月院
紫陽花で有名な明月院は、シーズン中は混雑はげしいのでやめておくのが吉。
紫陽花は前述の亀ケ谷切通しをはじめ、北鎌倉のいたるところに咲いていますよ!すごくきれいなのでぜひ。
↑亀ケ谷切通しの紫陽花↓
それ以外の季節はいつだって明月院おすすめです。
↑紫陽花シーズンのほとぼりが冷めた頃↓
わたしはここのカフェが好きで好きで好きで・・(窓から水の音が聞こえてくるのと、そよ風と光の入り具合が)
カフェもいいのですが、開門と同時に朝いちばんで入り、あずまやで本なんか読んで過ごすのも気が遠くなりそうなくらい最高。
誰にもどいてもらっていません。
11.歌仙(甘味処)
ささやくような BGM は「ちんとんしゃん」な年中お正月。空気がきれいでゆったりした空間です。
お店の方の所作はとても静か。椅子の脚の底にフェルトが付いているから、ギギーってならない。
なごむ。
2023/3/1に電話で確認したところ、喫茶メニューはお抹茶/お煎茶と生菓子のみを提供中だそうです。
下の写真のクリームあんみつを楽しめるのはもう少し先になってからとのこと。
あんみつは 1,100円。写真はクリームあんみつで 1,200円。
お化粧室きれい。建具や調度品(日本画、ぷち図書コーナー、額装した扇子!)が祖母の家を思い出させます。
お料理ていねい。アイスクリームとあんこのスクープの継ぎ目に注目!くだものの切り口ピシ。蜜のたれないガラスの片口。柄が極細の重たいスプーン。
おしながきは、中国語(簡体字と繁体字)、日本語、英語。おみやげを買うならどら焼きが断然おすすめです!(小さめ、皮しっとり・あんこサクサク系)
12.香下庵・茶屋
小さい方の改札からほんの数メートル、駅からすぐの甘味&ランチ処です。
ランチの内容は地味(1,000円以下、ちゃんとしてます)、建物はボロく、お店のテンション低いけど清潔、照明はいい感じにほの暗く、ごはんの合間に瞑想できそうなところ。
箱のような狭いスペースに障子越しの光、っていいですよね。
13.神奈川県立美術館別館
海の近代美術館ですか?葉山にありますよ。
14.東慶寺
いつしか撮影禁止・拝観料廃止になっていました。理由は、お寺はお参りをするところだから。心やすまります。
本堂にお参りしてから静かに散策し、小さなギフトショップには、どれを衝動買いしても大丈夫そうなお香や香皿、香立て、一輪挿しなど美しいものが少しずつ。
それと、境内に生えていた植物の小さな鉢植えも購入できます(ぜんぶ1,000円)。お寺さんから緑を分けてもらうなんて素敵ではありませんか。
ずっと前に撮影した東慶寺の写真は「立ち止まって梅の香りをたのしむ北鎌倉」という記事にありますよ。
書き忘れたこともありそうです。が、それはあとから足すとして、今日のところは時間切れなのでこのへんにしときます。いってらっしゃい!
本日のスペシャル
【2023/3/1版】
1日1新:口笛ライブ(←友人&友人パートナー。上手い!たのしい!うれしい! ところで口笛って子どものときに習得すべきスキルなの??)
1日1冊:Dan Sullivan「Who Not How」続き。
【2020/9/18版】
1日1新:幼なじみにズーム使用に関するインタビュー
1日1冊:Joe Moran「First You Write a Sentence」、Laura Vanderkam「New Corner Office」、水野健二「ヨガ大全」各つづき