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小さなアイスクリームメーカーで「生クリームなし卵黄なし」のジェラートやソフトクリームを作ったら、ほんとにできて感激。ふつうにおいしくってまた感激。
基本的な材料は、3つ。
1.牛乳(無脂肪、低脂肪、ふつう脂肪など)
2.砂糖(など甘味料)
3.ごく少量のコーンスターチ
抹茶ソフトな気分であれば緑茶パウダーを加えてミニコーンに盛り付ければよし。
チョコレートジェラートな気分であればココアパウダーを加えればよし。
無脂肪ですけどソフトクリーム風としては完ぺきと言えましょう。えっへん。
近所のスーパーで購入したコーンカップは小さな平底の昔風。たのしいな。(12個入り150円くらい?くわしいこと失念。日世のウェブサイトに商品説明があるのでよろしければ)
わたしは遺伝性の慢性膵炎もちゆえ、低脂質食だと体調がよいのです。むしろ高脂肪食だと入院したり死んだりするのでやめたほうがいいタイプ。(それと、お砂糖たっぷり食だとしんどい)
ジェラート屋さんのジェラートは、試食ていどならOK、食べられます。が、まともな量をノビノビ食べられるかとういうと、たぶんムリ。そんなわけで、家で自作しているしだい。
この記事では、『貝印 KAI アイスクリームメーカー ホワイト DL-5929(amazonで2,094円だった)』という、小さなマシンで作るレシピをご紹介します。
脂質の量
どれくらい低脂質かというと、写真の、器に盛り付けたチョコレート・ジェラート(レシピ全量の60%くらい)が脂質1.8gくらいです。(←ココアに含まれる脂質)
砂糖の量
わたしのレシピの砂糖の量は、チョコレート・ジェラートのように材料に甘みがついていない場合は、通常の1/4くらい。
下の写真のバナナ・アイスクリームは、オーブンでカラメル状になるまで焼いたバナナが甘いので、砂糖は入れていません。
ご自分の好みの甘さにしてください。冷やすと甘みが強まるので、アイスクリームメーカーに入れる前に味見をしたときに「ちょっと甘み足りないかも」くらいがちょうどいいです。
ちなみにバナナ・アイスクリームは脂質ほぼゼロ。(材料は:無脂肪牛乳とバナナとスキムミルクとコーンスターチひとつまみだけ)
おいしく作るコツ
- おいしい材料で作る(ちょっといいのを選ぶのがおすすめ。素材の味が料理の味に露骨に反映されてしまうのが低脂質料理の運命ゆえ)
- 道具をすべてスタンバイさせておく(アイスクリームやジェラートが完成してからが時間との勝負なのです、このアイスクリームメーカー。モタモタしているとどんどん凍り続けて硬くなるので注意)
- 冷やすものは充分に冷やしておく(冷却ボウルを冷凍庫で冷やしておくのはもちろん、盛り付けるうつわも冷やしておくとよいかも)
- コーンやトッピングも事前に用意してスタンバイさせておく。
おいしく食べるコツ
低脂肪バージョンをおいしく食べるコツは、できたてをすぐに食べること。凍るとパリンコリンになってしまうのが低脂質アイスの運命。だからちょっとずつ作りたいのです。小さいアイスクリームメーカーばんざい。
アイスクリームメーカーにへばりついた部分は残してもいいし、ヘラ(わたしはしゃもじを使ってます)でこそげ落として冷凍庫に入れておけば自家製ガリガリ君。(アイスクリームメーカーにこびりついた部分はあきらめていいと思います。ひとりぶんだしね(または多くてもふたりぶん)。
説明書には「所要時間20分」と書かれていましたが、今回は10分25秒で完成しました。いろんな条件によって時間は前後するので観察するのが安全です。マシンが動くのに見とれているうちにできあがってしまいますし。
アイスには関係ないですが、タイマーのカウントアップ機能って最高❤「実際にどれくらい(時間が)かかったのか」という情報は、料理でも仕事でも何のスケジューリングでも、役に立つ。
抹茶ソフトやチョコレート・ジェラートの作り方
道具
・アイスクリームメーカー(冷却ボウルを18時間以上、冷凍庫で冷やしておく)
・延長コード(アイスクリームメーカーから生えてるコードは1m。けっこう短い。我が家では延長コードを使っています)
・スパチュラ(液体を加熱するときに混ぜる用。木べらなどでもOK)
・木製かプラスチックの『しゃもじ』(完成したアイスクリームをすくい出す用。なんでもいいんだけど『しゃもじ』がいちばん使いやすかった。金属製を使うとアイスクリームメーカーの冷却ボウルが傷つく)
・茶こし(コーンスターチやココアパウダーや緑茶パウダーをふるう用)
材料
・牛乳 200g
・砂糖 13g~
・コーンスターチ 4g
牛乳の種類と砂糖の量について:好きなようにしてください。(我が家は無脂肪または低脂肪牛乳、砂糖の量はとっても少なめです)
フレーバーについて:写真のチョコレートジェラートには無糖ココアパウダー 8g~13g、抹茶ソフトには無糖緑茶パウダー4gを入れました。
アイス液の作り方
- 材料をそろえる。
- ボウルに牛乳の1/3と砂糖、(茶こしでふるいながら)コーンスターチを入れ、よく混ぜておく。(←ココアパウダーを入れるならここで)
- 小鍋に牛乳の2/3を鍋に入れ、中火にかける。沸騰しないように加熱して、ふつふつしたら火を止める。1.を混ぜてから加え、さらによく混ぜる。
- 弱めの中火~弱火にかける。スパチュラで混ぜながら、うっすらとろみが出るまで加熱して、火からおろす。(←緑茶パウダーを入れるならここで)
- 粗熱がとれたら容器に移して冷蔵庫で冷やしておく。
アイスの作り方
- アイスクリームメーカーと道具をそろえてスタンバイさせる。
- (沈殿していたものが混ざるように)アイスクリーム液をいちどかき混ぜ、冷却ボウルに入れ、電源オン。
- 好みの状態(=硬さ・柔らかさ)になったら電源オフ。好きなように盛り付けて食べる。
ところで前出のバナナ・アイスクリームは「ミシュランの星つきシェフ風に♪」と妄想して作りました。が、カラメル状に焼いたバナナ(といっても皮をむいてオーブンに突っ込んだだけ)が濃厚すぎ。無脂肪ミルクに合わないし、味しつこいので却下。こういうのは生クリームとか卵黄とかと合わせるからいいのかもしれません。
次は塩キャラメルかな?あずきかな?
低脂質食だけど家でソフト作ってる場合じゃない方へ
アイスクリームメーカーを買って家でのんびりソフトなど作ってる体力・気力・時間のない方(で、お砂糖どっさり食べてもお腹大丈夫な方)は、ミニストップに行ってみるのはいかがでしょうか。
ミニストップのソフトクリームカテゴリーの栄養情報ページに脂質gが明記されています。脂質4g以下のアイテムもいくつか見つかりますよ。
あなた様がどこで何をどんな風に食べていらしても! ボナペティ~
本日のスペシャル
子どもの頃、いちばん好きなデザートはアイスクリームでした。今もです。特にソフトクリームが好き。 たまーにですけど食べたくなります。つねづね「アイスクリーム自作したいな~」と思ってはいましたが、アイスクリームって低脂質で再現するのがなかなか難しい(と勝手に思い込んでいた)。
ふとアイスクリームメーカーを手に入れてレシピ開発してみたら大丈夫だったのでシェアしています。
~~~2023/02/16追記版~~~
1日1新:先週アナリティクスをGA4にしてみたらページビューがゼロになってる。計測されてないもよう。そのうち治す。
~~~2023/01/17~~~
1日1新:きのうワードプレスのプラグイン AIOSEO の設定いろいろ変えたらいきなりブログのページビューが1/3になっていた(←2023/02/16追記:タイトルのメタディスクリプションを書き換えたらいきなり戻った)。
1日1冊:Devon Price「Unmasking Autism」続き。