
なんで?あゆう子さん、慢性膵炎治ったのでは?とお思いでしょうか。おっしゃるとおりです。
2024年に自然寛解した
自然寛解する前の何十年間は慢性膵炎もちで、いまは元ベテラン患者です。
治ったからって膵臓の威力がムクムク増えるわけではありません。膵臓ってそういう臓器ではないのです(ご存じの方はご存じだと思いますが)。脂質の摂取量がちょっと多いとお腹くだすし鳩尾がぱっつんぱっつんする。
現在は一日の合計脂質25gくらい、お腹に優しく・おいしく・好きなように。こつこつガツガツ食べて体調が安定しています。
インド料理の話に戻ります。
この記事では、何十年の経験と実績(←おいしくなるべく安全に食べてた実績)にもとづき、インド料理のお店で注文する方法をご紹介します。
写真がないのはなぜかというと、話が楽しくて写真を撮る気になれなかったから。代わりに 1800年の絵をお楽しみください。次回写真を撮ってこよう。それと、わたしが超低脂肪メニューを頼むのをニコニコ見守ってくれた方ありがたいな。
膵臓が弱い人がインド料理のお店で低脂質に注文する方法
といってもカンタン、3ステップです。おいしくて、きれいで、栄養もクリアしている。
1.「ラッシーをお砂糖抜きでお願いします!」
駆けつけ一杯たんぱく質。
2.「トマトサラダをドレッシング抜きでスパイスも抜きでお願いします!」
レタスとトマトの盛り付けとてもきれい。
3.「プレーンナンをバターを塗らないでお願いします!」素焼きナンぱりぱり。
ナンって食感も味も心地よくて、あとをひきがちです。食べ過ぎぬよう、量だけお気を付けください。
実は前回わたしは「バターを塗らないでください」とお願いするのを忘れました。その場合は、バターがナンに染みこむまでに少し時間がありますので、紙ナプキンでさささっと油を吸い取れば大丈夫です。
おいしかったなん。
[Image source: Painting from Jaipur, India, showing the use and effects of bhang, anonymous, ca. 1800. Public Domain Image Archive “The Uses and Effects of Bhang”, Rijksmuseum
本日のスペシャル
ラッシー(たんぱく質)→サラダ(野菜)→ナン(炭水化物)という、血糖値が上がりにくいとされている食べ順でもあります。わたしのお腹には合うみたい。量が大切ですよね。
インド料理な気分になった方へ:鎌倉の南インド料理のお店のことを書いた2018年の記事:『慢性膵炎の人は「自分が絶対に食べられないお店」に通おう』
一日一新:初めてお会いした方、何十回も会っているけどちゃんと話したことがなくてお互い(いつか話したいな)と思っていた方と初めて話ができたうれしい(ブログに書いたかも、と思い返して探したら、2022年の記事『慢性膵炎もちの人もN.Y.キャラメルサンドを食べられる方法』の本日のスペシャルに書いていました)
一日一冊:Greg Faxon「Don’t Let The Fear Win」終わりまで