わたしのは緊張型頭痛というのだそうです。起きたら頭痛がしました。久しぶり。
この数日はストレスを感じる出来事が続いたので、順当な展開です。こういうときの選択肢は2つ。(重要:選択肢は2つだけど、まずは水を飲んでください。脱水症状なら水だけで頭痛が収まる可能性が高いです!)
- このまま横たわって頭痛をしみじみ味わう
- 頭と目を温めて、頭痛が消えることがわかっているマッサージをする
……。
1ミリたりとも動きたくなかったけど、仕方ない。ヨボヨボ部屋を横切ってクローゼットからアイマスクを出し、ふらつきながらベッドに戻りました。
(なんでアイマスクをふとんの近くに常駐させておかないんだろうわたし…いまこれを書くのを中断してアイマスクをベッド脇に仕込んで来ました)
アイマスク(タオルでOK!)+頭と顔と耳と首と肩と脇の下と腕と頭をマッサージ=頭痛なぜか消える
どういう身体のしくみかはわかりませんが、とにかく魔法のように頭痛がなくなります。
今朝も、マッサージおわったら頭はニュートラル、両目はキラリン、首はやわらかく。うれしいです。
じゃ、何をどうすれば頭痛が15分でラクになるわけ?とお思いですよね。
セルフ・マッサージをプロに学べばよいのです。
「これをやれば頭痛が消えるマッサージのやり方」の記事ではなかったの!?
はい、違うのです。タイトルどおり、マッサージの学び方をご紹介いたします。(紛らわしくてすまぬ)
同じ人類ですけれど、身体はみんな人それぞれで、色も形も仕様も状態も、少しずつ違うのです。
わたしに効くマッサージは皆さまには効かないかもしれないし、そういう情報はウェブにも本にもたくさん載っていますので!
この記事では、緊張型頭痛をラクにする、自分の身体に効くセルフ・マッサージを学ぶ方法をご紹介いたします。
流れ
マッサージ店を見つける
↓
ヘッドマッサージを予約する
↓
施術を受ける
↓
自分で再現する
おすすめメニュー
まずはヘッドマッサージ30分がおすすめです。短時間で流れを把握できるのと、授業が長いと疲れてしまうから。
どうやって習うのか
施術内容と自分の身体にフォーカスする。(見えないけど)観察する。
下のようなことをなんとなく考えながら(←つかれないように適当に)施術を受けると、有益な情報を得られます。
施術のうち、気持ちよかったものと、初めて知ったものを、自分でやってみるといいですよ。
- 施術者の方は何をどうしているのか?
- どういう流れでマッサージしてる?
- どの指を使ってる?指のどの部分?
- 手の方向は?
- 頭の角度は?
- 首のどの部分?
- 場所は?頭のここら辺。
- どこを押してる/つまんでる/引っ張ってる?
- どれくらいの強さで?
- 方向は?
- そのとき自分の身体はどうなってる?
- 心地は?
- 自分の身体の変化は?
- 施術後の身体はどんな風に感じる?
- 目が開いてる?
- 体感温度は?身体は温かい?冷たい?どこが?
- どこが軽い?
- 何がラク?
あとからメモしておくとなおよし。(←やり過ぎないように注意)
再現するときは?
落ち着ける場所で(わたしは家のベッドで)、施術者の方がやっていたことを、施術者がやってらした順番で(覚えている範囲でOK)真似するのみ。
やる前にインターネットで情報を得て…というのは、やめたほうがいいです。それよりもすぐ自分でマッサージしてみるほうが気持ちいいし、前に進めます。
(わたしもそうなのですが、情報は皆さますでに充分にお持ちなのではと思うのです)
何度かやるうちに、自分の身体がラクになるのはこういうやり方なのだなあ、とわかるようになります。
お店の選び方
自分の直感に従うのがいいです。小さなことでも「イヤだな」と思うことがあればやめて他へ。
なんとなくイヤだけど、今しかないから/ここしかないから/他にないから、と思ったら探すのをやめて、お茶でもする。
わたしが学びやすいお店は、ターミナル駅から少し離れたビジネス街の、丁寧だけど淡々としたお店。(たとえば東京なら新宿御苑とか外苑前、横浜なら関内)
タイミングは、週末の開店直後から夕方までが空いてる印象。忙しいお客に慣れていて、静かにキビキビしている方に、学ぶことが多いです。
マッサージを受けると「こんなところにカラダ発見!」なことがあります。意識して使ったことがない、あることさえも知らなかった、名称もわからないパーツが発見されるとは。
この週末、マッサージを勉強してみてはいかがでしょうか。
本日のスペシャル
1日1新:開店ほやほやカフェ
興味深く観察したお店。内装が素敵で人がぎゅーっと集まってきて、おいしくて接客爽やかだけれど、お化粧室を使った女の人は二度と戻って来ないと思う。ディールブレーカー…。
1日1冊:中村好文「建築家のすまいぶり」、Marc Lewis「The Biology of Desire: Why Addiction Is Not a Disease」、Ijeoma Oluo「So You Want to Talk About Race」、林芙美子「放浪記」 続き。