世の中の*ほんの*ひと握りの方々にとって重要なミニ記事です。
遺伝性の慢性膵炎もちで、一日に脂質20gをめざして食べているわたし。たまにはチロルチョコも食べますよ。
膵炎なのにチロルチョコなんて食べていいの!?
大丈夫な食べ方がありますので、ご紹介します。(お腹が大丈夫な方は、チロルチョコなんて好きなだけどうぞ。チロルチョコってエンタテイメントなんですね!)
道具
- ペティナイフ(や包丁など、切るもの)
- まな板(安全のために使いましょう。お皿の上で小さな固いものを切るとすべりやすいです)
- めがね(小さな文字が見えづらい方は、老眼鏡をかけたり、電話のカメラで拡大しましょう)
材料
お好きなチロルチョコ 1つ
食べ方
1. チロルチョコの外側の包み紙を開けて、広げる。
2. 栄養成分表示の「脂質」を見る。「信玄餅チロルチョコ」の脂質は2.7g。半分に切って食べると1.35g。
3. 内側の包み紙を開けて、チロルチョコを半分に切る。
4. ふたつに切った片方を包み紙に包み、冷蔵庫に入れる。
5. もう片方を、よく味わいながら食べる。(例:へえ~。信玄餅・・黒蜜フレーバー・・甘いな。お茶)
食べていいものと食べたらいけないものを完璧に分けようとする衝動は、なんらかの保証が欲しい!という気持ちにもとづいているとわたしは思うのです。
これさえ食べなければ病気が治るってことはありません。これさえ食べれば病気がよくなる、などという魔法の食材も、ありません。食べていいものであっても、食べすぎたらダメなのが膵炎だからです。食べすぎなくても病気が重くならない保証なんて、ありません。そもそも人生なんて、なんの保証もないのです。ということで、
病気のせいで思うようにならなければそりゃがっかりするし、いろんな望みが絶たれます。落胆も絶望も、して当然。おおいにしましょう。何をどう食べるか決めるときは、自分の身体の声をきいて、自分の頭で考えて、人の知恵や力を借りて、さらに自分の頭で考えていくしかないのです。(ふーやれ)
ところでなんでまたチロルチョコを食べていたのかというと!実は信玄餅チロルチョコ、アメリカ合衆国に住む妹一家に送ろうと思ってセブンイレブンで買ったのです。
ケアパッケージ(相手の好きなものや、おいしいもの&おいしそうなものをまとめた小包)を完成させている途中、合衆国の住所宛て航空便が引き受け停止になり、しばらく無理そう。
なので自分で食べてみました。信玄餅チロルチョコ、チョコレートというよりも、ぎらっと味の濃い信玄餅という感じ。変な味がしなかったのがすごいな~。 42円+税。次の日に食べた冷えてるのもよかったです。