わたしは荷物が軽いのが好きで、というよりも軽くないと何もかもダメになってしまいます。

体調も、気分も、機嫌も、人生観すらも。(おおげさですけれど、荷物が重いと悲観的な気持ちになりませんか?)

もともと体力ひかえめということもありますが、ハンドバッグが重い、と感じはじめたらしんどかった。

バッグは毎日使う消耗品ですから、買わないといけません。この買い物がまたストレスフルでした。(←買い物というアクティビティ自体を楽しむタイプではないため)

あちこちお店を見ても、気に入ったのが無い。

(このブログを読んでくださってる方にはバレてるかもしれませんが、わたしはいろいろうるさいのです)

気に入っても予算におさまらない。気に入って予算におさまったと思ったら、重量がおさまらない。

2年くらい前のある日、もうやめました。

もう探さなくていい。お店に行ったら見てたのしむだけでいい。

バッグは勝手に自分で開発することにしました。

100円ショップに行って、よさそうなのを3つ買って、使ってどれくらい保つのかみて。

使ってみたらお気に入りのがひとつありました。半年くらい持って歩いたらヨレヨレに。

100円ショップに行ったのは、100円ショップで売られているバッグなら、必ず簡単にできてるはず、お裁縫できないわたしにも模型が作れるはず、と思ったからです。

ほどいて分解して、バッグの仕組みを見ました。

ビンゴ。

ぜんぶ直線、ぜんぶ直角、きっかりセンチ単位で、すべて暗算でOK?なシンプル設計。(実はこういうのが最高に楽しい)

サイズを調整して自分の型紙を作り、スワニーで合皮を買いました。親切なスタッフの方に糸の選び方と色の合わせ方も教えていただきます。

(ミシンは入園準備シーズンで価格が上がる前に購入しておきました。ほんとに上下するのですね)

もうわたし一生ハンドバッグのショッピングしなくていい。

ほっ。

解放されました。

(追記:「軽量ハンドバッグの作り方」という記事で、作り方をご紹介しています。)

こんなふうに作った試作バッグはガタガタです。でも模型と思えばなんでもないし!もうハンドバッグは買っていません。

試作第一号から第三号まで、裏地なし、ロゴなし、ミミなし、無地、ポケットなし。

半年でダメになるかと思ったらまったくしぶとい。第一号は、まだメインで使っています。

超小ロットで量産して販売しようか。ほっ。とできる方が、わたしの他にもいるだろうか。

今夜はこんなことを考えているのです。

 

本日のスペシャル

わたし 「それでね、色と風合いはサンローランで、取っ手をつけるとこのステッチはランバンブティックにインスパイアされたのよねっ!」
親友 「はああああ・・・」

1日1新:MORINAGA「inバー プロテイン グラノーラ ココア味」たんぱく質10.7g、脂質0.8g、熱量111kcal。我が家の非常食に採用しました。ココア味でないほうの「inバー グラノーラ」は、お腹にしんどかったので不採用。(オーツ麦やドライクランベリーが入っているからではないかと思う)

1日1冊:丸山雅子「日本建築家列伝」、Bari Tessler「The Art of Money」、Gretchen Rubin「The Four Tendencies」各少々

↓第二号と、愛用の毛玉カーディガン。これに中身が入るとコロンと四角くなり、使わないときは平らに。

handbag

 

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