良き友の東京出張に合わせ、東京・木場の現代美術館で、のんびりしてきましたよ。デイヴィッド・ホックニー展は11月5日まで開催しています。お好きな方はぜひ。

デイヴィッド・ホックニーて誰?かとういうと、英国の人気画家です。かなり愛されてるらしい。

どれくらい愛されてるかというと、2017年に彼の回顧展がロンドンのテート美術館であったのですが。チケット販売数が歴代最高で、展覧会が始まる前の予約販売だけで35万枚、会期の終わりには美術館は夜12時まで開館していた程度。

 

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美しい自然、光と明るい色、自由と静けさ、人とのかかわり。多くの人が(見たい!)と思う気持ち、わかります。

それと、ホクニーさん(とわたしは勝手に呼んでいる)毎日じゃんじゃん描くタイプらしい。インスパイアされる。

この記事では、ひと混みがダメで体力ひかえめな人が現代美術館あたりで過ごした様子をお届けします。

 

 

流れ

木場駅近くの中華料理店でのんびり(友人が)お昼を食べる(のを見る)

美術館まで緑のきれいな公園内を歩く

途中ローソンで納豆海苔巻きを購入&ピクニック

途中ボーボーな庭を散策

美術館に着いたらロッカーに荷物を預けて

二階のカフェで(かなりゆっくり)くつろぐ

ホクニー展をみる

ミュージアムショップをみる

美術館の前の通りでタクシーに乗り、清澄白河駅で降りる

 

行き方・開館時間・休館日

現代美術館のウェブサイトの「ご利用案内ページ」をどうぞ。最新かつ正確な情報が手に入りますよ。

 

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毛布を借りよう

展示室の中は寒いです。なぜなら作品を保護するために 21℃ に温度調整されているから。凍える。入り口と途中に毛布貸出コーナーがあり、自由に借りることができるようになっています。親切!

大量に積み上がった毛布の山から2枚お借りします。1枚はパレオ腰巻き方式、もう1枚はマント方式で着用し、ぬくぬく快適にアートワークと展示スペースを味わうことができました。自由だ。(寒いと気が散りませんか?)

 

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現代美術館内の二階のカフェ

シンプルで居心地のよいカフェでした。お客さんもの静か。外のテラスにも席があります。

「ほうじ茶ミルクティーのホットを、ほうじ茶弱く、甘み抜き」でお願いしたら、注文受け付け担当の方は瞬きもせず、バリスタの方に向かって「ほうじ茶ミルクティー、ほうじ茶弱め、甘み抜きで」と伝達してくれました。ありがたい、気が合う、と喜ぶわたし。(わたしは遺伝性のお腹の病気もちなので低脂質・低刺激食なのです)

おいしかった。ほうじ茶ミルクティーおすすめです。620円。

 

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現代美術館まで行けない方は(行ける方も)デイヴィッド・ホックニーのウェブサイトへ GO

なぜかというと、じゃんじゃん描くタイプのホクニーさんは、自分のウェブサイト hockney.com(ほくにーどっとこむ)にも、じゃんじゃん作品を掲載しているから。

でもそれだけではありません。感じよくわかりやすいウェブサイトなのです。

ウェブサイトは英語ですが『デイヴィッド・ホックニーのウェブサイト hockney.com でアートを楽しむ』という記事に日本語の解説があります。

 

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↑ホクニーさん。

 

 

木場公園

お腹が空いたので、公園の脇のローソンで納豆の手巻き寿司(脂質1.9g)を購入し、ピクニック。納豆って酢飯に合いますね。満足。

友人が木場公園内のベンチに座って仕事の電話をする間、わたしはボーボーと茂る庭を見つけたので、そこへ。

木場公園は緑ゆたかで静か。あっさりしています。人によっては殺風景とも思えるかもしれません。もじゃもじゃナチュラルに生えてる感じですが、(立て札によると)ボランティアの方々が楽しんでガーデニングしているんだそうです。素人っぽいけど、こだわりがあるな。

 

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今日は曇り空。

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木場駅近くの中華料理店

友人とふたり駅から木場公園に向かって歩いていたら、友人いきなり立ち止まり、お店の入り口を指さして「ここ」と。迷いなくズンズン入店します。ランチのお店を探していることなどおくびにも出さず、よもやま話をしながらちゃんとチェックしていたのね。

うわー、わたしこのお店、好き。卓上調味料の瓶がピッカピカ。壁のお品書きが白い紙に黒の筆文字。テーブルの配置もゆったり。お店の方も、お客さんも、もの静か。

友は黒酢豚定食を注文し、わたしは何も注文できないので「病気で何も食べられないのですが、こちらにおとなしく座っていてもよろしいでしょうか」とお店の方にお願いしたら快諾してくださったので、ありがたく。黒酢豚定食は税込み800円。完食した友人が「東京価格ではない」と驚いていました。トイレは使ってないので様子はわかりません。糀家というお店です。

 

ナペティ~

 

本日のスペシャル

大むかし読んだ記事に、こんなことが書いてありました。ホクニーさんは難聴気味で、電話だと話よく聞こえない。だから電話つまらなかった。でもある日FAXを使い始めたら、楽しすぎて世界中の友達にFAXしまくる、描きまくる。そりゃそうよね、FAXは自由を、クリエイティブながれる水脈をくれたんだもんね、と思った記憶があります。

探してみたら、ありました。The Washington Post “The Soul of a New Machine” by B.J Roche 今よりだいぶぼーっとしていた頃のわたしが読んだのが、まさにこの記事!ってわけではないけれど、言ってることは同じ。ホクニーのアートに興味のある方には非常におすすめです。ブラウザの右クリックで和訳したらちゃんと意味つうじてましたので(英語イヤ~)な方も、ぜひ。

いまホクニーさんは iPad(などデジタルデバイス)を使った作品で知られているけれど(今回の展覧会にもたくさんあった)ずっとテクノロジーが好きな人だったのよね。FAXの電話代すごかっただろうな・・。

最近の1日1新:デイヴィッド・ホックニー展などなど
1日1冊:Ivan Coyote「CARE OF」すぐに終わってしまうともったいないのでちまちま読み中。

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