スーパーで、へなへなの袋にちょっとだけ入ったベビーリーフを見たら、買ってみてください。
葉っぱが「ピン!」「しゃきっ!」としていなくていいのです。ベビーだから「ふにゃ」がデフォルト設定です。
1袋100円くらいで買えます。写真のベビーリーフは近所のスーパーで65円。ミックスリーフという商品でしたが、おおかたルッコラでした。(←大歓迎)
軽くて小さく荷物にならないので、わたしは帰り道にひとつ買って、ハンドバッグのいちばん上にそおっと乗せて家に帰ります。
すぐに食べないと痛みそうな繊細な雰囲気の葉っぱですが、これがけっこうしぶとい。袋を開けなければ、冷蔵庫の野菜室で数日は大丈夫。
洗うのがめんどくさそうですか?
サラダスピナーがあれば大丈夫
シンプルでクリーンなデザインが気に入って、知らないお店で買いました。1,000円くらい。
迷ったら見かけが気に入ったほう・大きいほうがおすすめ。
ほんの少しでも、たくさん入れても、同じように水が切れますよ。
ベビーリーフはサラダスピナーのまま保存
- サラダスピナーに水を入れて葉っぱも入れて、3分ほど水につけておく。
- 水を捨ててフタをし、取っ手を回すとか押すとかして(これはサラダスピナーごとに違う)水気を切る。
- カゴをいったん取り出して、底にたまった水を捨ててから、カゴを戻し、フタをして、冷蔵庫に入れる。
これで好きなときに好きな量だけ出して使えます。冷蔵庫で数日もちます。葉っぱがいきいき。
サラダ以外の使いみち
わたしはサラダとして食べることはほとんどありません。(生野菜をモリモリ食べるとお腹にしんどい体質なので)
薬味というか、青みというか、そういうふうに使っています。
最近は作った翌朝のみそ汁を温めて葉っぱを乗せて、まぜて食べるのが好きです。
熱々に混ぜるとベビーリーフが少しだけくたっとなって食べやすいし、味もたのしくなります。
スープとか汁ものって、作ってから時間がたつと、よく言えばまろやか、わるく言えば味と歯ごたえがぼやけます。
緑の濃い葉っぱのクリーンな苦味と、ほどほどの歯ごたえが、まろやかさ/ボヤけとバランスよいのです。
もうひとつ最近やったよかった食べ方は、餃子に少し添えること。
わたしが作る餃子は超低脂肪バージョンです。でもやはり餃子は餃子。
中身が野菜だけでも、油を1gしか使わずに焼いても、むにゅっと密度の高い、詰まった食感が、こってりしているのです。
緑の濃い葉っぱを添えて口直しに交互に食べたら合う!もっとおもしろいひと皿になりました。ベビーリーフのほかに春菊やチコリもおいしかったです。
この記事は、むかし友人が「ベビーリーフってなんかたよりなげ~どうするのかなこれ。買う人いるのかな」と言ってたことを思い出して書きました。
大量のレタスの場合も同じように水を切って、サラダスピナーのまま冷蔵庫でおいしく保存できます。
先月泊まりに来た若いゲストが、サラダスピナーを食卓に出し、そこからレタスをお皿に取り分けて食べていました。好きなだけ食べたらまた冷蔵庫に戻して世話いらず。
「本日のスペシャル」は、ひとつめの記事にあります。