野菜とご飯の組み合わせが一発で決まるから、いっぱつ調味料。
昔レストランでアルバイトをしていたとき、沖縄出身のシェフがいて、油みそをよく作って食べさせてくれました。そのシェフの食べ方は、まず白いご飯の上に野菜を乗せて、その上に油みそを乗せて、混ぜながら食べるのです。
おいしかったな…妄想x妄想。
ということで、めんどくさがりで低脂肪食のわたしは、お気に入りのごま油をお気に入りのみそに混ぜてみました。やっぱり野菜とご飯に合います。
材料は、みそと色の濃いごま油、2つだけ。作り方は、味噌10に対し、ごま油1を混ぜるだけ。(わたしはたいてい味噌200gで作っています)
火は使わない、砂糖やみりんは加えない、好きな量だけすぐ作れる、保存は冷蔵庫に入れておけばよし。
おいしく作るコツは、おいしいごま油とおいしい味噌を使うこと。
わたしの場合は、ご飯90g+加熱した野菜100gに対し、ごま油みそ10gを使うと、ちょうどいい塩梅です。(ごま油みそ10gにつき、脂質1.39g)味噌の塩分はそれぞれなので様子を見ながら。
お好みのごま油とみそを、自由に混ぜて作ってみてください。
写真は温かいターサイのピュレとごま油みそのおにぎり、朝ごはんです。ターサイのピュレだけ食べたり、油みそをちょっとつけてご飯だけ食べたり、ご飯をくずして味噌とピュレを混ぜて食べたり、小さなひと皿でいろいろ愉しんでいます。
おすすめごま油
「九鬼 芳醇胡麻油105g」 わたしは東急ストアで買っています。Amazonで475円。他の濃口ごま油とは少し違う、強烈な香り。
この他に「マルホン 太香胡麻油 濃口 450g(Amazonで906円)」も、好きで使います。芳醇胡麻油よりもマイルドなので、「芳醇胡麻油は香りがコゲコゲすぎ!」「コゲコゲな香りはちょっと苦手」とお思いの方はマルホン太香がおすすめです。
おすすめ味噌
左:山内本店 無添加まぼろしの味噌 米麦合せ 500g 東急ストアで627円。
右:フンドーキン生詰無添加あわせみそ 500g 東急ストアで335円。どちらも麦の繊維が少し残っているタイプ。
「まぼろしの味噌」は人参など甘みの強い野菜に、マイルドな「生詰フンドーキン」はそんなに甘くない野菜に合わせています。辛めの信州みそを聖護院大根といっしょに食べたらおいしそう。知らないお味噌を買ってこよう。
我が家の定番いっぱつ調味料写真
上から時計まわりに、減塩醤油こうじ、「フンドーキン生詰無添加あわせみそ」のごま油みそ、「山内本店 無添加まぼろしの味噌 米麦合せ」のごま油みそ、塩こうじ。
ちなみに、塩こうじと減塩醤油こうじもカンタン手作りです。(←混ぜて放置するだけ。レシピはこちらをどうぞ)
下の写真の、青い小皿が塩こうじ、丸いお皿が減塩醤油こうじ。右上の小皿の、色の濃いほうが「山内本店 無添加まぼろしの味噌 米麦合せ」のごま油みそ、薄いほうが「フンドーキン生詰無添加あわせみそ」のごま油みそです。
本日のスペシャル
1日1冊:Susan Rabiner「Thinking Like Your Editor」、Roxane Gay「Hunger」、Srinivas Rao「The Small Army Strategy」 続き
1日1新:ローソンの米粉の蒸しパン 宮崎紅いも入り
ここ2ヶ月半くらい、毎朝ごま油みそ+野菜+ご飯です。ごま油みそなんてカンタン過ぎるのでは…?とちゅうちょしていましたが、もしかすると誰かの役に立つかもしれないしと思って書く!
加熱した人参にごま油みそを少し混ぜて放置した、マリネもおいしいです。召し上がるときに黒こしょうゴリゴリでどうぞ。